パタヤで車をチャーター利用するときに便利なのがGrab(グラブ)だ。
アプリを起ち上げ、出発と目的地を入力すれば、自動的に料金が出てきて、安価かつ安心して移動できる。
関連記事:Grab Carは安くて便利。パタヤでもアンヘレスでも使える。
よほどの長距離以外は、一般のタクシーや白タクを使うよりも安上がりとなる。
なにより交渉いらずでさくっと乗れるのがありがたい。
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プラタムナックでGrabとタクシーのドライバーが乱闘
昨日のこと。
所用のため、プラタムナックへでかけていた。酒を飲むつもりだったので、往路はバイタクで移動。
帰りは同行者が増えたこともあり、Grabを呼ぶつもりだった。
が、同行のタイ人が、プラタムナックでGrabとタクシーが大げんかして危ないと言うではないか。
タイ語のみの会話だったため、詳しい内容はよくわからなかった。
でも、Grabと一般タクシーの喧嘩はたまに聞く話。バンコクでもGrabドライバーへの襲撃事件があったとのニュースを目にしたことがある。
同種のトラブルがあったのだろうと推測。
同行のタイ人がちょっと怖がっているので、仕方なく、近くにいるタクシーに声をかける。
Grabで調べたところ220バーツと出ていた。さらに支払いをクレジットカードにするとプロモーションで160バーツ。
が、タクシーの言い値は300バーツ。ほぼ倍額の提示。
そこから軽く交渉して250バーツに下がる。
もっと粘って交渉すれば200に下がるかもしれないが、同行者の手前、時間をかけるのは憚られたので、250で妥結。
なんだかすっきりしない気分で家路についた。
その後、パタヤの地元ニュースサイトをチェックすると、プラタムナックでの事件の様子が出ていた。
プラタムナックでGrabドライバーがタクシードライバーたちを襲撃したとのことだ。
詳しい理由は不明。
ソース:The Pattaya News
てっきり、タクシー側がGrabを襲撃したと思っていたが、実際は逆だったようだ。
ニュースではドライバーとしか書いてあらず、4輪のGrab Carと4輪タクシーのトラブルなのか、2輪のGrabとバイタクとのトラブルなのかは、判然としない。
メータータクシーと書いてあるから黄色と緑ボディの4輪タクシーのはずだが、そもそもメーターで走ってくれるタクシーなんてパタヤにはない。
トラブルの原因もわかっておらず、なんともはっきりしないことが多い。
Grab対タクシー
ただ、Grabと一般タクシーが揉めがちなのは確かだ。
タクシー側からすれば、自分たちの既得権益を奪われると感じているだろう。
新興勢力であるGrab側にすれば、タクシーは新しい商売を邪魔する存在に映る。
単なる利用者としては、Grabはとても便利だ。
パタヤのタクシーはそもそもの言い値が高すぎる。
ちょっとして距離でも200はざら。ちょっと遠いと300だ。
パタヤではGrabも他の地域に比べると高値に設定されているが、それでもタクシーよりは安い。
面倒な交渉いらずで安値を提示されるわけだから、客としてはGrabを選択するのは当然の帰結。
Grabとタクシーの騒動に巻き込まれるのは勘弁してほしい。
ショッピングモールや観光スポット前にはタクシーが多く待機している。そこへGrabを呼びつけるとトラブルの元となりかねない。
タクシーのたまり場から少し移動してGrabを呼ぶのがいいかも。
利用者としてはなんとも面倒くさいが、自己防衛のためにはしょうがない。
きっちりメータータクシーが稼働していればこんなことにならないのだが、それを言っても始まらない。
トラブルを避けつつ、Grabとタクシーをうまく利用していきましょう。
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