数ヶ月前からだろうか、ソイP.P.に新しいクイティアオ固定屋台が出ている。
ソイP.P.とは、サードロードのソイ21のこと。P.P.Body Massagaeがあるソイだ。
クイティアオ屋台自体は、あちこちで見かけるタイプのもの。
基本的なスープや具材は同じなのだろうと思われるが、あとは各店舗独自の味付けしだいといったところか。
あまり期待せずに食べてみたが、これが思いのほかおいしかった。
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ソイP.P.のクイティアオ屋
店名があるかどうかも知らないけれど、とりあえずソイP.P.のクイティアオ屋としておく。
路地の片隅で営業している。
テーブルが5台ほど。利用しているのはローカルばかり。
でも、屋台には英語と中国語併記の見本写真が貼ってある。言葉が不安な人は指差しで注文できるだろう。
メインは牛肉をつかったクイティアオ。
スープは2種類。
ナムサイとナムトックだ。
ナムサイは、一般的なクリアスープ。
ナムトックは、牛や豚の血を混ぜた濃厚なスープ。
あとは、麺の種類を指定する。
センミー=極細麺
センレック=細麺
センヤーイ=太麺
バミー=中華麺
メニュー指差しでオーダーすると、麺はおそらくセンレックになると思う。
ナムサイ
最初は無難にナムサイから。
麺も無難にセンレック。
要するに、クイティアオ屋台では一番の定番もの。基本中の基本。
特にこれといって特徴はない。
ごく普通のスープ。
すっきりしていて飲みやすい。
でも、どこか深みのあるスープ。
どこかどうとは説明できないのだが、なぜか癖になる味。
具は、牛肉。ちょっとだけモツ系も入っている。
あと、こういったクイティアオ屋台のルークチン(つみれ)は安い既成品を使っていて、あまりおいしくないことが多いけれど、ここのルークチンは不思議とうまい。
いや、ほんと説明できずに申し訳ないが、謎においしいのである。
後日、もう一度食べてみる。
やはり謎においしい。不思議でしょうがない。
あと、冬瓜がほろほろに煮込まれていて、やたらとうまい。
並盛り40バーツ。
ナムトック
ナムサイは二度食べたので、次は牛肉入りのナムトックスープにしてみた。麺はバミーで。
濃厚なスープだ。実に黒黒としている。
まずはスープを一口。
ちょっと塩分強め。
砂糖を入れてやると緩和。
でも、深みがあって、このスープはうまい。
が、味も塩気も強いので、そのまま飲むとけっこうしんどいかも。
具材との相性がいい。
もちろんバミーを啜ってもうまいのだが、それよりも牛肉とスープを一緒に食べるとすごくうまい。
野菜とスープでもいい。
タイ人はこれでもかと野菜を放り込んで、スープと一緒に食べている。
たしかにこのスープには野菜がよく合う。
付け合わせの野菜は基本生野菜。
それなら、麺なしのガオラオにしてもいいくらい。ガオラオだと、野菜は茹でてくれる。
地図とまとめ
地図
だいたいこのあたり。
ソイブッカオからソイに入って徒歩1分くらい。
営業時間は不明だが、午後3時くらいから深夜遅くまでといったところ。
ソイブッカオ界隈で働くバービア嬢たちからの評判も上々。あそこはうまいという声が増えてきた。
たしかにこの味ならば、タイ人から受けるのも納得。
まずはナムサイを食べてみて、それからナムトックをどうぞ。
ナムトックはかなり癖があるんで、日本人では合わない人も多いと思う。
でも一度トライしてもいい。
この近所では、ソイメンドインタイランドのブッカオ側入り口、カシコーン銀行脇のクイティアオ屋のナムトックもおいしい。
関連記事:ソイブッカオのカシコーン銀行横にあるクイティアオ屋
評価が難しいところだが、同じナムトックでも食べやすいのは、カシコン銀行脇かも。
ソイP.P.のほうがさらに濃厚かつ塩分きつめ。
食べ比べてみるのもおもしろい。
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