先日、ビザ取得を主目的としてパタヤからウドンタニー・ビエンチャンへ小旅行してきた。
合計3泊4日の日程。
パタヤ発ビエンチャン行きについては、以前まとめ記事を書いた。
最近はドンムアン空港からエアアジアでビエンチャンまで飛ぶことが多かった。
今回は、ウドンタニーを経由して、自力で陸路越境。
パタヤへの帰路は毎回同じ。
個々の情報記事はすでに書いてきたが旅行全体の時系列順記事は書いていなかったので、今回の旅程を一気に紹介。
とりたてて珍しい内容でもないけれど、参考までにどうぞ。
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目次
1日目 パタヤからウドンタニー
まずはパタヤ市内からウタパオ空港まで、エアポートリムジンサービスのミニバンで移動。
パタヤの部屋を出るのは正午過ぎ。
時間的に楽でいい。
料金は250バーツ、所要時間は1時間。
部屋から空港まで約1時間で移動できるのが最大のメリット。
関連記事:パタヤからウタパオ空港、ウタパオ空港からパタヤへの行き方移動方法【2019年最新情報まとめ】
ウタパオ空港からウドンタニーまではエアアジアのフライト。
時間があまったので、ウタパオ空港の新ターミナルビルを散策。
といっても、小さなビルでフードコートで食事をしただけでおしまい。
関連記事:ウタパオラヨーンパタヤ国際空港新ターミナルビル完成。フードコートもあり。
時間になり、エアアジア便でウドンタニーへ向かう。
通常のプロモーション価格で890バーツ。これにクレジットカード決済手数料を加えて、約1000バーツ。
フライト時間は1時間ほど。
あいにくとウドンタニーは雨模様。
が、ターミナルビルから外へ出てみると、ほぼ雨は上がっていた。
以前と変わらず、ターミナルビル端に喫煙所は健在。
ウドンタニー空港からウドンタニー市内のホテルまではミニバンで移動。
空港ターミナル内に販売窓口がある。
チケットを買って、ドライバーに詳しい目的地を告げればいいだけ。
そういえば、前回は乗客が集まらず普通乗用車だったけれど、今回はミニバン。
料金:80バーツ
所要時間:20分
ホテル前まできちんと送ってくれた。
ウドンタニー宿泊
すぐにホテルにチェックイン。
関連記事:【ウドンタニーのサービスアパートメント】ザ ワン レジデンス (The One Residence)宿泊レポート
初めて泊まるサービスアパートメント型のホテル。
まずまず快適。
日が暮れ始める頃、すぐ近くにあるセントラルプラザ前の屋台村で食事。
ここの屋台村はけっこう便利。
といっても、パタヤでもイサーンでも並んでいるものはほとんど同じ。
焼き鳥やらソムタムやらパッタイやら。
カイプラームックを食べる。イカの卵を焼いたもの。59バーツ。
日本では馴染みのない食べ物だけど、タイではわりとよく見かける。特に縁日では定番。
ちょっと癖があるけれど、辛いタレにつけて食べるとおいしい。
一度ホテルに戻り休息。
軽くバービアを冷やかしてから、いつもの日本式ラーメン屋台へ。
わずかに値上げして醤油ラーメンが60バーツ。
関連記事:ウドンタニーの日本ラーメン屋台が微妙に値上げ&すごいラーメン
食後に、ウドン名物のバービアめぐり。
数軒まわる。
ウドンタニーの夜は早い。12時過ぎにはほぼ閉店。
明日は早起きのため、こちらも早く帰る。
2日目 ウドンタニーからビエンチャン
本日は午前中にウドンタニーから一気にビエンチャンの大使館まで移動してビザを申請する。
起床は6時半頃。早い、早すぎる。
パタヤでの普段の生活は、深夜4時とか5時にベッドにつくことが多い。
この時間に起きることがどれほどつらいことか。
まあ、自業自得。
きちんと起きないと、ビエンチャンでのビザ取得に支障が出てしまう。
なんとか7時前には国境行きのミニバン乗り場へ移動した。
ここから自力でタイ大使館まで移動。
詳しいルートは以下の記事で。
関連記事:タイ・ラオス国境越え ウドンタニーとビエンチャンを自力で往復
さくっとビザの申請を済ませる。
時刻はまだ午前10時頃。
宿泊するのは、いつものラオンダオ1ホテル。
乗り合いのトゥクトゥクで1万キープ、40バーツで移動した。
ちょっと時間を潰してからラオンダオにチェックイン。
関連記事:ビエンチャンではラオンダオホテル1で置屋をのぞいてから寝るだけ
ひたすらホテル室内とその周辺で時間つぶし。
食事は、ホテル向かい側の食堂。
あとは部屋でひたすらネット。
ビエンチャンの夜は、暇との戦いでもある。
3日目 ビエンチャンからウドンタニー
本日のスケジュールは、昼過ぎにビザを受領して、そのままタイへ入国、ウドンに宿泊する流れ。
ホテルで朝食を取り、チェックアウトまで部屋で休む。
いつの間にか寝入ってしまい、気づけばチェックアウト寸前。
荷物を片付けていると、ベルボーイにドアをノックされ、チェックアウトを促された。申し訳ない。
慌てて荷物整理したため、浴室にシャンプー類を置き忘れてしまう。もったいない。
ノマドカフェ
チェックアウトが正午。
ビザの受け取りが午後1時半から。キューナンバー通りなら2時頃に大使館に行くのがよさそうとふんだ。
微妙に時間が空くので、大使館近くのカフェでコーヒーでも飲んでおく。
NOMAD CAFEという店。
以前はすぐ近くにオケラカフェという、おそらくは日本人経営と思しきカフェがあったのだが、いつのまに撤退していた。
ノマドカフェはなかなかいい雰囲気。
アイスカプチーノが2万キープ。約80バーツと少々高めだが、味はタイのおしゃれカフェと遜色なし。
Wi-Fiもそこそこ早い。
快適な空間でいい暇つぶしになった。
ビエンチャンで快適性を求めると、タイ以上の出費を覚悟しないといけない。
2時頃に大使館へ行き、無事にビザをゲット。
関連記事:ラオス・ビエンチャンでタイ観光ビザ取得方法【2019年4月改訂版】
あとは、ウドンタニーへ戻るだけ。
往路と逆の方向にたどればいい。
さくさくっと進み、ウドンタニー到着。
センタン前で下車。
関連記事:タイ・ラオス国境越え ウドンタニーとビエンチャンを自力で往復
ウドンタニー宿泊
時刻は午後4時過ぎ。
ホテルにチェックインする前に、センタン地下フードコートで食事を取る。
なぜだか無性に魚が食べたくなった。
おっと、焼き魚発見。
B3セット。70バーツ。
カオカイジアオ、焼き魚、野菜のセットだ。
野菜のつけるナムプリックは自分で選べるが、よくわからないのでおまかせで。
あんまり美味そうには見えない魚。首が折れているのが特徴的。
骨が多くて食べにくいが、塩味が効いていて、意外といける。
ナムプリックは激辛仕様。さすがイサーン。
ホテルは毎度恒例のトップマンション。いや、改名してトップホステルへ。
関連記事:ウドンタニーの定番ホテル、トップマンションがTOP HOSTELへ名称変更。中身は変わらず。
いい意味でも悪い意味でも安定のトップマンションクオリティ。
名称が変わっても中身は揺るがない。
一休みしてから外出。
バービアで遊ぶ。
小腹が空いたと伝えると、出前でヤムウンセンタレーを届けてくれた。100バーツ。
あまり辛くしないでくれと言ったが、真っ赤な激辛仕様。さすがイサーン。
味は文句なしにうまい。が、とてつもなく辛い。
ビールでは辛さを中和できない。
すると、盛り塩も持ってきてくれた。
塩を舌にすり込むようにして舐めると辛さが中和できるのだ。
さすが激辛大国タイ、イサーンの知恵。
一通り遊んでから、ラーメンを食べに行く。
いつものラーメン屋がすでに店じまいをしていたのでローカルのすごいラーメンへ。
すっかり満腹となり、ウドンタニーの夜は終了。
楽しい夜だった。
4日目 ウドンタニーからパタヤへ
ウドンタニーの朝である。
本日はパタヤへ戻る。
フライトは昼過ぎのため時間には余裕がある。
朝食はカイガタ
朝食は、ウドンタニー名物といっていいのか、カイガタで。
カイガタとは、小さなフライパン(ガタ)の上で卵(カイ)を焼いて、ソーセージや薬味などを加えたもの。
元々はベトナム料理らしいのだが、タイではなぜだかウドンタニーが有名。
ソイサンパンタミットにはカイガタが食べられる食堂があって、以前紹介した。
関連記事:ウドンタニー名物料理のカイガタは、パンも付いて35バーツ
今回はその近くにある小さなコーヒーショップでカイガタを食べる。
NOY COFFEE & BREAKFASTという店のようだ。
カイガタの他にも、オムレツやジョークもあるみたい。
カイガタは英語表記で、Egg-Pan。そのまんま。
いたって普通のカイガタ。
ソーセージが2種類、それにひき肉。さらに野菜少々。
ケチャップとチリソースをかけて食べるとうまい。
パンは別売りで、おそらく1個10バーツ。パンの中にはソーセージ。パンはちゃんとトーストしてあって熱々。
アイスコーヒーは、タイスタイルの甘いやつ。
合計で65バーツだった。
カイガタ35、パン10、コーヒー20かなあ。
この内容で65バーツなら上出来でしょう。さすがウドン。
ウドンタニー発パタヤ行きフライト
ウドンタニーからパタヤへのフライトは、エアアジアのFD2001便。
14時10分発だ。
12時まで粘ってチェックアウト。
バスターミナルの様子を見てくる。
ついでに15番のソンテウで空港に向かおうかとも思っていた。
が、むちゃくちゃ暑い。
待つのがしんどい。
で、あっさりサムローに乗る。ウドンタニー空港までに言い値は120バーツ。バスターミナル付近のサムローにしては良心的な価格。交渉すれば100でもいけるだろうけど、暑さのあまり交渉するのが面倒になり即決。
さくっと、ウドンタニー空港到着。
エアアジアのターミナルはB棟なので、奥まで行ってもらう。
時刻は12時半。
国内線につき、時間的にはまだまだ余裕あり。
涼しいターミナルビル内のCafe Amazonで時間つぶし。
本日2杯目のアイスコーヒー。
時間となり、搭乗口へ。
ここの保安検査では、いつもモバイルバッテリーをチェックされる。ハイパワーのものは持ち込み禁止だ。
それが本来の規則らしいのだが、他の空港ではあまりチェックされない。よくわからないシステム。
搭乗、そして無事にウドンを離陸。
あっという間にウタパオ空港に到着。
早いなあ。
ちなみに、このフライトチケットは高かった。
パタヤへ戻る日をはっきり決めていなかったため、復路のチケットは2日前に手配。
プロモーションがなく、手数料込みで1,800バーツと高くなってしまったのだ。
やはりLCCを利用する場合は、事前にうまくプロモーションを利用するのがベター。
バスなら3分の1ほどの価格となるけれど、やっぱりフライトがたったの1時間という魅力には勝てなかった。
ウドンからパタヤへのバスは11時間コースだからなあ。
朝一のバスに乗ってパタヤに着くのが日没後。あまりにもしんどい。
ウドン空港からドンムアンへ飛んで、そこからまたバスを乗り継いでパタヤへ移動しようかとも思ったが、直前だけにエアチケット代もさほど安くなく、また、ドンムアンからパタヤへの移動の手間を考慮すれば、少々高くてもウドンからパタヤへの直帰が正解だったと思う。
ウタパオ空港からパタヤ市内へは往路と同じくいつものリムジンバスで。
150バーツのエアポートバスはいずれタイミングがあれば利用してみたいところ。
パタヤ帰還。
これにて、3泊4日のウドン・ビエンチャン遠征は終了。
トラブルらしいトラブルは無し。
それでも、パタヤに戻ってきた時の安心感たるや半端なし。
費用とまとめ
交通費と宿泊代がこちら。
パタヤからウタパオ空港へのミニバン:250バーツ
ウタパオからウドンタニーへのフライト:1,000バーツ
ウドンタニー空港からホテルまでのミニバン:80バーツ
ウドンタニーホテル宿泊代:600バーツ
ウドンタニーから国境までのミニバン:50バーツ
国境を渡るバス:20バーツ
ビエンチャン国境からタイ大使館までのタクシー代:200バーツ
タイ大使館からホテルまでのトゥクトゥク:40バーツ
ビエンチャンホテル宿泊代:750バーツ
ビザ料金:1000バーツ
タイ大使館から国境までのタクシー:200バーツ
国境越えバス:20バーツ
国境からウドンタニーへのミニバン:50バーツ
ウドンタニーのホテル代:550バーツ
ウドンタニー市内からウドンタニー空港までのサムロー代:120
ウドンタニーからウタパオへのフライト:1,800バーツ
ウタパオからパタヤへのミニバン:250
合計:6,980バーツ
交通費とホテル代とビザ代の合計が約7,000バーツとなった。
けっこう高くなった印象。
とりわけウドンタニーからウタパオへのフライトが高かった。
あとは、パタヤ・ウタパオ間のミニバン片道250バーツも意外ときつい。
それとビエンチャン国境と大使館を結ぶタクシー200バーツもそれなりに高い。
もっと安く上げる方法はわかっているけれど、だいたいこんなもんでしょう。
最近は、ある程度快適性と時間の余裕を優先させる旅行スタイルとなってきた。
それでもそんなに贅沢はしてないつもり。
ちなみに、パタヤ沈没の友人ファランは、パタヤのビザラン業者を利用しているとのこと。
パタヤからミニバンでビエンチャンまで行くという強行軍。片道12時間以上かかるそうだ。
夕方にパタヤを出発して翌朝ビエンチャン着。ビザ申請を済ませて、ホテルに宿泊。翌日にビザ取得して、またミニバンで走り、夜中にパタヤに戻ってくるとか。
狭いミニバンで12時間。かなりのハードスケジュール。
移動代、ホテル代、ビザ代のすべてコミコミで7,000バーツ。
今回の費用とほぼ同じ。
わたしがやっている方法を教えると、次から自力でやりたいと興味津々だった。
ウドンタニーにゆっくりできるし、長時間のバス移動も不要。
全部自分でやったほうがいいと思う。
さて、交通費とホテル代以外にも出費は必要。
食事代、飲み代、遊興費などなど。これはビザラン業者を使っても同じ。
出費額はその人次第。
食事代とコーヒー代は、4日間で800バーツくらい。
その他嗜好品やシャンプー類などで200バーツ。
あとは飲み代と遊び代。
ビエンチャンではコンビニで買ったビアラオを飲んでおけば安上がり。
もちろん夜遊びすればそのぶん金はかかる。
ウドンタニーではバービアで飲む。
レディドリンクをおごりまくったり、それ以上の遊びをしようと思えば、さらに費用は跳ね上がる。
やっっぱりこればっかりはその人次第。
ちなみに、今回は全部で3,000バーツくらい使った。
というわけで、総出費は、11,000バーツ。
これがパタヤ発ウドンタニー経由ビエンチャン小旅行3泊4日でかかった費用となった。
もっと節約するのは簡単だし、もっと贅沢するのも簡単。
自分の好みにあったスタイルでどうぞ。
ビエンチャンはもう飽きた。というか滞在していても楽しい街でない。
ウドンタニーは好きなんで、あと1,2泊くらいしてもいいかな。
なんならウドンタニー沈没もありのような気がする。物価は安めだし、街はコンパクトだけどそれなりに都会。
でも、食事にしろバーにしろパタヤの選択肢の多さに比べると、やはりしょぼすぎる。
結局パタヤが一番だ。
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