ウォーキングストリートの少し奥側にソイBJという小さなソイがある。
狭い路地にいくつか屋台が並ぶ。
焼き鳥屋、パッタイ屋、唐揚げ屋などなど。
奥にあるのがクイティアオ屋台だ。
ここのクイティアオが実においしい。
ウォーキングストリートまで訪れて、どこのバーには入らず、クイティアオだけ食べて帰ることすらある。
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ソイBJのクイティアオ屋
ソイBJの標識
ソイBJ地図
ソイの入り口ではWild Catsの呼び込みたちが陣取っている。
Wild Catsのクーポン券みたいなものを手渡そうとするが、それを振り切り、おれはバーに行くんじゃない、クイティアオ食べるんだと、高らかに宣言しつつ、ソイへ突入する。
いや、別にクーポンもらっておいて、クイティアオ食べ終わってからバーに入ってもいいけど。
行けばすぐに屋台は発見できる。
屋台群の奥、Wild Cats入り口向かい側にある。
屋台の写真を撮ろうとしたが、ちょうど見目麗しき若い女性ダンサーたちが妖艶な出で立ちで屋台に来ていた。あまり写真撮影は好ましくない。
そう、ここはウォーキングストリートで働く人たちの食事どころでもある。
むろん外国人一般旅行者でもがんがん利用可能。
クイティアオ屋台横にテーブルが1個だけあって、座って食べられる。
たぶん近くのバーで働く女性たちと相席することになるだろう。
それもまた一興。
仲良くなれるいい機会でもある。
無料の水はない。ペットボトルの水が売っていて、たぶん10バーツ。
喉の乾きは、食べ終わってから、バーの安いビールで潤してもよかろう。
細かいメニューなどは不明。
スープは、ナムサイとあともう一種類くらいありそう。
ここでは黙って、ナムサイで。
ナムサイとは、クリアスープのこと。通常のクイティアオのスープだ。何も言わなければ自動的にナムサイとなる。
麺は、お好きなものを。
米麺が好きなら、センレックあたりがいいと思う。麺の指定をしなければ、たぶんセンレックになるはず。
わたしは、中華麺のバミーにしている。
タイ語がわからず、単に「ヌードルスープ」とでもオーダーすれば、ナムサイセンレックで出されると思う。
バミーナムサイがこちら。
Wild Catsのネオンサインのせいで、写真の色合いが悪くなってしまう。
でも、見るからに具だくさんだ。
もう一枚。
豚肉、つみれ、ギアオトート(ワンタンの皮を揚げたやつ)、野菜などなど。
そして、茶色い揚げ物が特徴。これの正体がよくわからないが、たぶん、豚肉を揚げたものだと思う。少し臭みがあるけれど、クイティアオのスープによく合うんだ、これが。
そのスープはあつあつで出される。
あっさり系のスープだが、調味料を加えることなくそのまま飲んでも、充分に味が出ている。
軽く辛子とナンプラーで味を整える程度で充分だろう。
おいしいスープである。
麺自体はいたって普通のバミー。
ここのクイティアオはとにかくスープと具である。
なんというか、謎の茶色い揚げ物とスープの相性が癖になってしかたない。
麺はおまけみたいなものかも。
具の量に比して、麺が少なく感じる。
単に具が多いだけのことだ。実際の麺の量は一般的なクイティアオ屋と変わらないと思う。
並盛り(タマダー)だと50バーツ。
がっつり食べたい人は大盛り(ピセート)にすべし。大盛りの料金は不明。
空腹時に訪れると、さすがに並盛りでは満腹にはならないと思う。
大盛りにしてもいいが、近所の屋台で別のおかずを買い足すのもありだ。
おすすめは、すぐ隣に出ているソムタム&唐揚げ屋台。
(唐揚げ屋台やパッタイ屋台の位置取りは日によって異な可能性もあるが、いずれも簡単に見つけられる。クイティアオはいつも同じ。)
関連記事:ウォーキングストリート、ソイBJ屋台の10バーツ唐揚げ
10バーツの唐揚げ串は、ハーブが効いていておいしい。
が、今回は、鶏肉の串カツが売ってあった。
1本20バーツ。
ちゃんとパン粉を付けて揚げてある。もろに串カツだ。
これまた普通においしい。
まとめ
というわけで、晩飯はクイティアオ50バーツに串カツ20バーツで合計70バーツ。
今回もクイティアオはうまかった。
すっかり大満足。もうこれで部屋に帰ってもいいくらい。別に遊ばなくてもいいやと思えるほど。
何かと物価の高いウォーキングストリートだが、ソイBJに来れば、安くておいしい食事にありつける。
クイティアオ屋の他にパッタイ屋の隣あたりにもテーブルが出るようになった。
席数はかぎられるが、立ち食いを避けることは可能。
まあ、ウォーキングストリートを訪れる主目的がさすがに屋台メシだけというのは一般的な短期旅行者にはもったいない話だけど、夜遊びの途中で腹が減ったなら、ぜひともソイBJに足を運んでみてほしい。
クイティアオうまいよ。串カツもついでにどうぞ。
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