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2015年5月~6月パタヤ沈没日記

深夜のウォーキングストリートは人間観察と出会いがおもしろい

投稿日:

8日目つづき

深夜のウォーキングストリートへ

深夜のウォーキングストリート (1)

今回のパタヤ滞在中、ずっと仲良くしているコヨーテ嬢。
仕事前にお互いの部屋に遊びに行ったり、仕事終わりにわたしの部屋に彼女が泊まりに来たりする。
それはいいのだが、深夜熟睡中に電話がかかって来て叩き起こされるのは少々辛い。

よし、今度はこっちから迎えに行ってやろう。
部屋でじっとしているとついつい先に眠ってしまうが、外出していれば大丈夫。
店の前で待っていてあげれば、コヨーテ嬢も喜んでくれるはずだ。
と、そんな算段で、深夜のウォーキングストリートへ出向くことになったのである。

いやいや、とっととペイバーしてやれば解決だろと思わなくもないが、その辺は経費節減のため、あえて店には入らない。
まあ、要するになるべく安く穴に入れたいというセコい方法。なんともお恥ずかしい限りで、穴があったら入りたい。

深夜1時半頃のウォーキングストリート。そこそこの賑わいだ。
この時間になると中国人の団体が姿を消しており、とても歩きやすい。
ファランとアラブ系が多いかな。

ザ・シー THE SEA

THE SEA

時間つぶしも兼ねて、昔から通っているゴーゴーバー、ザ・シーへ。

個人的にはこれくらい大きさのハコが好き。
照明が明るめなのも高ポイント。
ビールが安いのもいい。

あら、太っちょのママさんの姿が見当たらない。
辞めたのかな。

古参のダンサーはまだ残っていた。
きみも長いね。
食事代と称したチップをくれといわれたので、20バーツだけあげる。
表の屋台からソーセージを買ってきてくれて、二人で食べた。

おっと、しばらく見かけなかったダンサーが復活している。
でも、昔はスタイル抜群で美形だったのに、腹回りも顔もふっくらとしちゃっている。
残念。

通りすがりのウェイトレスやダンサーと軽くおしゃべりして、楽しむ。
こういう時間と空間はけっこう好き。
カネを落とさない客で実に申し訳ない。

さて、時刻はそろそろ深夜2時をまわった。
ぽつぽつとゴーゴーバーの閉店の時間。

深夜のダイヤモンドビーチホテル前

深夜のウォーキングストリート (2)

ダイヤモンドビーチホテル前の階段にすわって、さらに時間つぶし。
ここは絶好の観察ポイント。

午後7時台に座っていると、続々と夜の女性たちが出勤してくる姿が確認できる。
バイタク派、自前バイク派、彼氏バイク派とさまざま。
かわいい子がいたら、どこの店に入っていくのかを確かめたりもできる。

ダイヤモンドアーケードにあるゴーゴバー、スーパーベイビーやスーパーガールなどは概ね深夜2時過ぎには閉店する。
その時間になると、今度は帰っていく女性たちを見ることができる。
ダイヤモンドビーチ地下の駐輪所からバイクを出してきて、女性同士二人乗りや三人乗りで帰っていくケースが多いかな。
もちろん、彼氏がバイクで迎えに来る子も多い。
歩いてウォーキングストリートへ向かう子は、ディスコでさらにもう一仕事するつもりなのだろうか。

ベイビーとガールのダンサーたちの撤収がほぼ終了。
わたしもそろそろ場所を移そうと腰を上げる。

おっと、階段に100バーツ札が落ちていた。
ラッキー。もらっておこう。

このダイヤモンドビーチホテルは、宿泊場所としてもおすすめ。
ゴーゴーバーまで徒歩15秒の好立地。
そのわりには、深夜でも意外と静かでびっくりするほど。
ウォーキングストリート派なら満足できるはず。
ついでに、午後7時台と深夜2時台の観察も忘れずに。

ダイアモンド ビーチ ホテル (Diamond Beach Hotel)
ダイヤモンドビーチホテル

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深夜のウォーキングストリートで出会うタイ女性たち

ぶらぶら歩いていると、知り合いのバービア嬢と遭遇。
仕事終わりでディスコへ遊びにいくそうな。
ibarだったかな。
一緒に行こうと誘われたけど、用事があるのでと断る。

続いて、ちょっと慣れてなさそうなタイ人女性二人組を発見。
土地勘がないようで、きょろきょろしながら歩いている。
近づいてみると、向こうから声をかけてきた。
あなたはタイ人ですか?

そんなにわたしがタイ人に見えるのか。
それだけ現地に馴染んでいるということなのかもしれないが、少々複雑な心境である。

もちろん、「わたしは日本人です」と断っておく。
すると、けっこう食いつきがよくなってきた。

以下、会話はすべてタイ語だけど、面倒なので日本語で書く。
滑らかな流れになっているが、実際はところどころ聞き直したり言い直したりしている。

わたし「どこ行くの?」
女性「遊びに行く
わたし「ディスコ?」
女性「カー
わたし「男を探しに?」
女性「(ちょっと間を置いてから)カー
わたし「ファランと日本人、どっちが好き?」
女性「(笑顔で)日本人!
わたし「だったら、ハリウッドのほうがいいよ」
女性「もう行ったけど、客が少なかったわ
わたし「うーん、ウォーキングだったら、インソムニアやルシファーよりもマリーンのほうがいいかもね」
女性「そうなの。わかった。じゃあマリーンに行ってみる
わたし「がんばってね~」

笑顔でお見送り。
まあ、本当にマリーンディスコに日本人が多いかどうかは知らないんだけど、テキトウにアドバイスしてみた。
いい男が見つかればいいね。
ちょっといいことをした気分。

深夜のウォーキングストリート (3)

深夜3時頃のウォーキングは、屋台の進入がオッケーとなり、また違った活気に満ちている。
仕事終わりのゴーゴー嬢たちが夜食の買い出しに余念がない。
ディスコ目当ての女性や男性たちもたくさん歩いている。
眠らない街だな、ほんとに、ここは。

コヨーテ嬢をお出迎え

ようやくコヨーテ嬢の店も閉店。
無事に合流を果たす。
満面の笑顔の彼女。
ふう、長かったけど、待っていてよかった。

まだ元気だからソンテウと歩きで帰れるよ、とコヨーテ嬢。
わたしが節約のため、極力バイタクを利用しないことをよく知っている。
うれしいことを言ってくれるじゃないの。
でも、わたしにはさっき拾った100バーツ札がある。
問答無用でバイタクに乗る。
我ながらセコい。

部屋に戻る。
彼女の仕事のグチを聞いてあげたり、夜食につきあってあげる。
韓国人の客はどうしてウォンでチップを渡そうとするのかとか、ロング2000バーツを迫られて辟易したとか、ファランは怖いとか、なんかいろいろ。

一発やってから、深夜5時頃、ようやく抱き合って眠る。
ちょっと疲れた。
部屋で待っている方がマシだったかな。

 

まあ、そんなわけで、深夜2時以降のウォーキングストリートも楽しいよ。
短期滞在の人は時間がもったいないだろうけど、ショートで一回戦をこなした後なら、精神的余裕もあるはず。
ぜひ、真夜中のウォーキングストリートを訪れてみてほしい。
人間観察だけでもおもしろいし、思わぬ出会いがあるかもよ。

高いバーファイン代を浮かせられるしね。
最近は1000バーツや1500バーツが当たり前になってきた。
短期滞在者でもバカにならない金額だ。

ただし、はじめからバーファインを浮かす目的だけで、深夜まで粘るのはやめましょう。
別の場所で一発すませてから、二回戦目が安くできたらラッキー的な心構えで臨めばいいことがあるかも。
ダメならダメの一人寝覚悟でどうぞ。

W 14 Hotel
w14
その名の通り、ウォーキングストリート内のソイ14にある新築ホテル。
2014年年末オープン。まだピカピカ。
立地条件は抜群だ。

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