14日目
深夜にやって来たコヨーテ嬢と二人寝。
またしても、昼過ぎまでダラダラと寝てしまう。
円安と屋台メシ
一人で両替に。
おっと、ついに2700を割り込んだ。
T.Tカレンシーで、2695の表示。
レートの悪い空港両替所なら、2500台だろうなあ。
1バーツ=4円の換算だよ。
おそろしや。
さらなる節約が必要である。
両替ついでに、コヨーテ嬢の分と合わせて、二人前の昼食を調達。
2皿で80バーツなり。
かりに1バーツ=4円で計算しても、320円。
日本に比べると、まだまだ安いか。
食事代も二人分だとバカにならない。
贅沢な食事を求めないコヨーテさんで助かる。
パットパックルアンミット
野菜炒めですな。
野菜とキノコがゴロゴロ入っております。
ちょっと大味な印象。
カオパットムー
豚肉入り焼き飯。
これは、いたって普通。
どうしても火力に難のある屋台の焼き飯はこんなもんでしょう。
夕方まで、だらだら過ごす。
昼間は暑すぎて、出歩く気にならない。
エアコンの効いた部屋でのんびり過ごす。
いつの間にか、一発。
まあ、それくらいしかヤルことないし、当然か。
コヨーテさんは、ご出勤のため、帰宅。
サロン代とタクシー代を渡しておく。
ブンブン代がさほどかからないのは、この円安時、とても助かる。
バンコクの友人
入れかわるようにして、バンコク在住の友人から電話が入る。
さっきパタヤに着いたそうな。
この友人、バンコクに住んで早10数年、バンコクではもうほとんど遊ばなくなったらしい。
で、たまにパタヤへ気分転換でやって来て、夜遊びするとか。
早速合流して、軽く食事。
いつものソイエキサイト脇道食堂。
わたしはカナームークロップを注文。
カナーという野菜と干した豚肉を炒めたもの。
これもタイ料理の定番。
カナーの葉がでかい。
味付けはばっちりだが、この巨大な葉っぱはちょっときつい。
リアルに草や葉っぱを食べている気分にさせられる。
カイダーオ付きで、60バーツ。
いや、おいしんだけどね。
バービアで経済と夜遊び談義
食後はバービアへ。
ビジネスや金融関係の話をしっぽりと。
円安は辛い。日系企業と取引のある友人は、しきりに嘆いていた。
レートが悪いので、撤退を考えている日系企業も出てきているようだ。
個人としては、資産フライトとリスク分散は忘れずにという結論。
まあ、わたしにはフライトさせるほどの資産はありませんが、この円安だけはどうにかしてほしい。
あと、女遊びの話も少々。
バンコク在住5年ほど経過したところで、すっかり夜遊びは飽きてしまったとのこと。
旅行者として日本とタイを行ったり来たりするスタイルのほうが、その度に新鮮な気持ちにリセットされて、数段楽しめるとか何とか。
まあ、そんなものか。
わたしは別にパタヤに住んでいるわけではないので、今のところ飽きていない。
年単位で住むとなると、いろいろ難しい面もあるんだろうなあ。
素人・プロ問わず、女遊びを散々し尽くした結果、カネで割り切ったお付き合いをするのが一番楽だし、逆に安上がりだとも力説していた。
ヘタに情がうつったり関係が深くなると、やれプレゼントだ、やれ借金の申し込みだと、どうしても出費がかさんでしまう。で、もちろん、貸したカネは戻ってこず。
別れ際も修羅場と化してしまう。
在住者には在住者の苦労があるもんですね、タイの女遊びも。
まあ、世知辛い話はそこまで。
あとは、バービアで酒とビリヤード。
バービア嬢も混じえて、ひたすら遊ぶ。
タイ語ペラペラの友人なので、バービア嬢にはシモネタ連発である。
ひたすら笑いを取る。
わたしをはるかに上回るバービアの達人だ。
うん、楽しいね。
パタヤは楽しむ場所だ。
うたかたの夢だ。
それを忘れないようにしよう。
友人は、なじみのおねえちゃんを呼び寄せ、そのままお持ち帰り。
翌日、仕事のため、慌ただしくバンコクヘ戻っていった。
また会いましょう。
わたしは、23歳のバービア嬢相手にさらに飲み続けて、最後はヘベレケ。
この日は、コヨーテさんは泊まりに来ず。
ゆっくりと一人寝となった。