9日目つづき。夜の部。
ウォーキングストリートへ
食後、ウォーキングストリートへ。
友人のうち、ゴーゴーでペイバーしたいと考えているのは一人だけ。
あとの二人は諸事情によりペイバーは無しだ。
ペイバー希望の一人は、英語もタイ語もほとんどダメなので、わたしが通訳係となる。
ペパーミント Peppermint a go go
あまり料金が高すぎず、それでいてそこそこレベルの高い子がいて、初心者でも選びやすいゴーゴーバーということで、ペパーミントを選択。
けっこう無難なチョイス。
生ビールが69バーツと手頃なのもうれしい。
改修工事が施されて、大きなステージが撤去されてからのペパーミントは、少々見にくくなったかもしれない。
それでも、ダンサーの数は多くて、中には日本人好みの若くてかわいい子がちょこちょこと見つかるんで、けっこう悪くない。
日本人もファランも等しく楽しめるゴーゴーバーだと思う。
この日は、ローシーズンの平日ということもあり、店内はガラガラ。
客が全部で7、8人といったところか。
出勤状況は、待機中のダンサーもたくさんいて、総勢40人以上は揃っていそうだ。
ダンス交代のテンポが遅くて、なかなか全員のダンスを見ることができない。
引っ込み思案の友人のケツを叩いて、自分から探しに行ってもらう。
すると、トイレに行くついでに、かわいい子を見つけたという。
よし、と席に呼び寄せる。
イサーン出身の22歳。
日本人好みの顔立ちでけっこうかわいい。
実は、以前からわたしの知り合いだったりする。
ペイバーしたことはないけど、何度か一緒に飲んだことがある。
胸も揉んだし、チューもした。
そのことは友人には黙っておいて、通訳を進める。
仕事に私情は挟まないタイプなのである。いや、別に仕事じゃないけど、食事と飲み代を奢ってもらっているので、きちんとその分の働きはしないとね。
さくっと二人の仲介をする。
あっさりとペイバーオッケーの返事。
バーファイン700、ショート2500バーツの提示。
まあ、個人的にはショート2500なんてありえない金額だけど、ハッピー系列の日本人要員だと考えれば妥当な価格なのかね。
友人はたっぷりカネを持ってきているようだし、特に出しゃばって値下げ交渉もせず、その価格で決定。
料金は総額で前払いだった。
ペパーミントで前払いははじめて聞いたなあ。
まあ、いいか。
店を出てから、きちんと手をつないでホテルまで歩いていく二人。
性格はいい子だ。
ちょっと話を聞いてみると、ずっと田舎に帰っていたらしい。
田舎で稲刈りをしていたから、ちょっと色黒になっており、足も太くなっている。
「やーい、田舎者~」と、からかうとゴーゴー嬢は笑いながら大きくうなづいていた。
ちなみに、タイ語で田舎者は「コン バーンノーク」と言う。
「コン」が人なんで、コンを外して、「バーンノーク」だけなら田舎の意味となる。
ちょっと打ち解けたイサーン出身者には「コン バーンノーク」と言ってからかってあげましょう。
ムキになって反論してくるところが可愛かったりもする。
田舎じゃない理由が、車で30分のところにBIG Cがあるからっていうのも可愛らしい。いや、それは充分、田舎だから。
ボーイズタウン内のホテル
友人たちの泊まっているホテルは、アンビエンスホテル。
場所はパタヤランド内。
しかも、ソイ13/4の脇道を入った先だ。
そう、ここは言わずとしれたボーイズタウンである。BOYZ TOWN。
所狭しと並んだボーイズバーとゴーゴーボーイ。
その間を抜けて、ホテル近くへ。
友人がコンビニで買物をしている間にゴーゴー嬢と表で待つ。
すると近くのボーイズバーのマッチョなタイ人が近づいてくる。
ゴーゴー嬢にしきりにアピール。
店に遊びに来いとしつこい。
今仕事中だからと断るゴーゴー嬢。
仕事終わりに必ず来いよとさらに食らい付くマッチョ野郎。
ボーイズタウン勤務のくせに、本当はかなりの女好きだな、こいつは。
それともゲイ向けではなくて、女性向け要員なのかな。
ゴーゴー嬢の顔はずっとひきつっていた。
ホテルへ向かう最中も、ずっと「コワーコワー」と怯えるゴーゴー嬢。
こら。だからって、わたしにしがみついてくるんじゃない。
ペイバーした客にしがみつけよ。
なんとか、ホテルまで送り届けて、わたしはお役目御免。
お二人さん、楽しんでねえ。
(友人にあとで聞いたところ、サービスもよくて満足したらしい。仲介役のわたしも一安心。女友達にカネを稼がせ、日本人の友人には気持よくなってもらえた。これでよし。)
このアンビエンスホテルは、ボーイズタウンのど真ん中に建っている。
友人も、えらいところにホテルを取ったもんだよねえ。
でも、値段が安いわりには、部屋自体は清潔で満足できたらしい。
備品もそろっており、問題なし。
シャワーブースに間仕切りがあって洗面所の床が濡れないのも高ポイントとか。
もちろんジョイナーフィー無料だ。男でも女でも好きなだけ連れ込める。
しかも、ウォーキングストリートへも近くて、ロイヤルガーデンにも歩いて行ける。
ソンテウも利用しやすい。
立地条件は抜群だ。
わたしはトイレだけ貸してもらった。
なぜか受付嬢は若いファラン女性。けっこう綺麗な人だった。
表にはソファーや椅子が置いてあり、通りで客寄せしているマッチョな男たちを見物できる。
日本では到底体験することができない空間を是非このホテルで。
マッチョな男が気にならない、もしくは逆にボーイズが大好きなら、もう問答無用でこのホテルに決定だ。
アゴダのレビュー評価もそこそこ高い。
ちょっと男酔いしたんで、バービアでしっぽり飲んで、この日は終了。