パタヤカンのソイ12、別名ソイAR。
パタヤカン側から入っていき、ずんずん進むとセカンドロード方面とハリウッド方面へ分岐する三叉路がある。
その三叉路の手前には、以前からディスコがあった。
Muzeという名前で、おそらくはレディボーイないしゲイディスコだったはず。
が、火災により一部消失。
その後、ずっと工事をしていたが、いつのまにか新しい店舗となっていた。
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MOVE
店名はMOVE。
正確には、Move by Muze Club Pattayaと呼ぶようだ。
経営はMuzeのままみたい。
すっかり綺麗になった外観。
受け付けには料金表が掲示してある。
入場料は不要。ドリンク代のみ。
こういう店でがっつり飲むならウィスキーボトルを購入してしまうのが安上がり。
もちろんビール1本からの注文もオッケーだ。ビール1本200バーツほどするけれど。ウォーキングストリートのディスコより高め。ハリウッド並かも。
ロビー
なぜか中国系と思しき団体客がたむろしていた。
嫌な予感がする。
初めて入る店内だ。
大箱とまでは言えないが、客が少ないため、とても広く感じる。
小さめのテーブル席がほとんど。
やはり客は中国人が大半だった。
それも団体客。
個人で来ている客はほとんど見当たらない。
前方にステージ。
ステージ上ではDJタイム中。
常連らしき中国人たちが踊っている。
さらにマイクをつかんで、客席にアピール。
ステージ前に集まる中国人たち。
くわえタバコ上等。灰はもちろん吸い殻も床にぽいぽい投げ捨てる。
床が吸い殻とゴミだらけ。
ザッツ中華ワールド。
うーん、なんなんだこれは。
ちなみに場内は喫煙可能。灰皿も用意してくれる。
続いて、生バンド演奏タイムへ。
どうやら、DJとバンドが交互にプレイするスタイルのようだ。ハリウッドやイサーンディスコと同じ。
また中国人がステージに上がる。
タイ人シンガーがタイ語、英語、そして中国語らしき言葉で挨拶。
リクエストに答えてと演奏を始める。
よくわからんが中国の歌のようだ。
タイ人が中国語で歌っている。
ついでに中国人も歌っている。
やりたい放題だな。
でもチップはしっかりとばらまく中国人客。
ちらっと見えたところでは500バーツ札や1000バーツ札も見えた。みんなで分けろとジェスチャーしていた。
どうやらVIP客らしい。
店側としても儲けの出る中国人客を優遇したいんだろうなあ。
こうしてパタヤは中国人たちに占拠されていくのであった。
VIP客が帰ったあとは、比較的静かになった店内。
まだ団体客は少し残っているが、おとなしいもの。
ようやく普通のステージに戻る。
女性シンガーはなかなかかわいいかも。
ちょっとテンションが上がる。
途中、上半身裸の男性2人も登場。
ゲイ系かと思いきや、ただのコメディアン調だった。
どうやらいたって普通のディスコに変貌したようだ。
いやそもそもこういう店をディスコと呼んでいいのかはしらない。
やはり店名どおり、クラブが正しいのか。
パブと呼んだりすることもある。
まあなんでもいいか。
友人がいれていたウィスキーを少し飲んだだけなので、詳しい料金は不明。
DJパートと生バンドパートが一巡したところで店を出た。
地図とまとめ
地図
営業時間:午後9時から午前3時
1回しか訪問しておらず断定するのは性急かもしれない。いや、断定していいかもしれない。
現時点では、訪れる価値はほとんどなし。
中華系団体客のたまり場である。
ただし、彼らは一部で固まっているので、それほどうるさいことはない。
少し離れれば平気。
また意外とフレンドリーで気のいい連中。
場内はがらがらで、わりとのんびり飲める。
DJパートは普通だが、生バンドはけっこう好き。音もうるさ過ぎずいい感じかも。
ちなみにフリーランサーらしき女性は一切見当たらなかった。
そういう店じゃないです。
また、出会いもほとんど期待できませんな。
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