ここ数年、パタヤでの検問は非常に多い。
昔のようにノーヘルだの無免許運転だの飲酒運転だのといったノールール走法はあまりにも無謀。
二輪運転可能の国際免許証かタイの運転免許証を携行したうえ、ヘルメット着用は厳守すべし。
あと、税金支払い済み証がバイクに貼ってあるかも重要だが、これはバイクをレンタルする際に業者に確認しておこう。
もちろん、わたしもバイクに乗る際は、免許証とヘルメットは着用している。
以前は国際免許証を利用。
関連記事:タイで運転するなら国際免許証の取得を。でもバイクを運転するには自動二輪免許が必要だよ。
その後、パタヤでタイの免許証を取得した。
関連記事:パタヤでタイの運転免許証を取得してきた(2018年1月追記あり)
何度か検問で止められたことがあるが、もちろん問題なくスルー。
無免許やノーヘルでつかまっている外国人は多いし、タイ人も捕まっている。
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パタヤの検問で捕まったら?
先日、二人乗りでサードロードを走行中に検問にあった。
普段は見かけない場所で検問をしていた。
免許証もあるしヘルメットもかぶっている。
が、後ろに乗せていた女性がヘルメットをかぶっていなかった。
どこかで検問があるからちゃんとかぶれと言っておいたが、知らないうちに脱いでいたようだ。手に持っているだけ。
警官に止められて、「どうしてレディはヘルメットをかぶっていない?」と怒られる。
こっちが聞きたいが、どうやら髪型が乱れるのが嫌だったもよう。とほほ。
許してくれるかとほのかに期待したが、あっさりと切符を切られた。
英語で、Traffic Ticketと印字してある。
警官がナンバープレート、名前などを記入。
今回は、ノーヘルが違反対象。
その場で警官がわたしの免許証を取り上げた。
切符を持って警察署へ行き、罰金を支払ってから戻ってこいと言われる。
自分のバイクでそのまま移動してもオッケー。
免許証不携帯の状態だが、もしも途中で別の検問にあっても、切符を見せれば問題ないようだ。
わたしはタイの免許証だが、国際免許証でも事情は同じはず。
国際免許証を取り上げられることになるだろう。
また、ポリスボックスそばで検問をやっている場合、その場で罰金支払い手続きができることもあるようだ。
たとえば、ノースパタヤのドルフィンロータリー付近の検問所は、たぶん、その場で終了できると思う。
パタヤ警察署での罰金支払い
パタヤ警察署の場所
ビーチロードのソイ9入り口にある。センタンの隣です。
この警察署前は大定番の検問所。ノーヘルはまず間違いなく捕まります。
駐輪場は敷地内にあるけれど狭い。警察署前は駐車禁止だが、そこらへんで検問している警察官に罰金を支払いに行くといえば、路駐可能。
署内に入ると、いきなり交通違反関連の窓口となっている。
玄関脇に番号札の機械があって、番号札を受け取る。
PAY A FINEで、罰金を支払うという意味。
あとは順番待ちして、自分の番になったら窓口へ行く。
今回は約30人待ち。
違反者は多い。大半は外国人だが、タイ人も少なくない。
やはり無免許とノーヘルがほとんどの模様。
タイ人のバイタクドライバーも支払いに来ていた。けっこう容赦ないみたい。
切符を見せて、反則金を払う。
ノーヘルの場合は400バーツ。
無免許はおそらく400バーツ。一方通行逆走やUターン禁止場所でのUターンなどはたぶん1000バーツ。詳細は現地でお確かめください。
係の人に聞かれるのは、国籍と年齢くらい。最後にサイン。
支払い済み書類を渡されて、手続き終了。
次に、この書類を持って、検問があった場所へ戻る。
ちょうど検問を終えたところのようで、テーブルに座ってのんびりとくつろぐ警察官たち。
テーブルの上には大量の免許証が積まれていた。本日大漁だったようだ。
書類を見せると、すぐに免許証を返却してくれた。
「セーフティドライブ」と言われて、放免。
支払い済み書類はそのまま自分で保管できる。
噂によると、この書類があれば1日2日程度なら同じ違反で捕まっても摘発を免れるそうだが、真偽のほどは不明。
ちゃんと交通ルールは守りましょう。
なお、支払いに時間がかかった場合は、検問所から警察官が撤収していることもありうる。
その場合は、警察署に免許証が保管されることになるようだ。
検問でつかまったら、ぐずぐずせずに、さっさと警察署で手続きしましょう。
無免許運転の場合は?
今回は、免許書持ちの状態でノーヘルで摘発。
バイクはそのまま乗っていけた。
もし、無免許運転でつかまった場合は、事情が異なる。
バイクは検問所付近に預ける形となる。
バイタクなどを使って自力で警察署へ行き、手続きする。
支払いを終えてから、検問所へ戻り、バイクを返却してもらう。
ただし、支払いが遅れると、バイクはすでに車両保管所へ移されることになる。
STORAGE PLACE(保管場所)地図
サウスパタヤのソイコパイにある。コパイのソイ9/3。
警察署からははるか彼方。
こんなところまで受取に行くのは大変です。
検問で捕まったら、早々に警察署へ罰金を支払いに行きましょう。
他にもいろいろなパターンが考えられるが、基本は2つ。
・免許を取り上げられる
・車両を取り上げられる
あとは罰金をさっさと支払い、免許ないし車両を返してもらいましょう。
まとめ
冒頭で書いたように、現在のパタヤで無免許ノーヘル飲酒運転は無謀そのもの。
検問場所を熟知していたらある程度防げるのも確かだが、そういう問題ではない。
また、昔は通称「袖の下」も通用したかもしれないが、現在のパタヤではなかなか厳しいし、そもそもそういう問題ではない。
違反しなければいいだけのこと。
無免許運転の罰則がゆるすぎるような気はする。日本で国際免許証を取得する費用を考えれば、たとえ無免許で捕まったとしても、タイで罰金を支払ったほうが安上がりなのだが、やっぱり、そういう問題ではない。
きちんと免許は取得して、交通ルールは守りましょう。
費用云々は別にして、バイクに乗るたびに検問があるかどうかびくびくしたり、警察署へ支払いに行くのは、はっきりいって面倒くさいです。
堂々と乗っていればいいんです。
あと、二人乗りの際は、同乗者にもヘルメットをかぶってもらうましょう。もう罰金はコリゴリです。
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