ソイブッカオの有名な食堂。
店名がないことから、ブッカオ名無し食堂との異名を奉っている。
基本的に24時間営業。
価格は安く、量が多い。
貧乏人御用達とか、貧民食堂とかも呼ばれたりするが、LKメトロやソイブッカオ界隈で低価格帯のローカル食堂が少ないため、重宝している人は多い。
最近ではちょっとご無沙汰だが、わたしも過去パタヤ沈没生活では幾度となくお世話になった食堂だ。
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ブッカオ名無し食堂リニューアル
その名無し食堂が、ソンクラーン開始少し前から休業していた。
例年この時期に休んでいるが、今年は大規模の改装工事をしている模様。
それにしてもかなり傷んでいるなあ。
青いのれんがすすけている。
4月14日、ソンラクーンの真っ最中にリニューアルオープンを果たした。
水かけが終息してから、久々に訪問。
名物でもあった青いのれんが撤去されている。(追記:その後、別の色をしたのれんが取り付けられた)
屋根の色はそのままだが、汚れはなくなった。新調したのかも。
さらに、換気用設備が綺麗になっている。
薄汚れていた外見がまともになった。
でも、店名の類は一切掲げられていない。
やっぱり、ここは名無し食堂。
店先の陳列台には、カオマンガイ用の蒸し鶏が吊り下げられ、麺類が並ぶ。
特に変化なし。
厨房も客席も変わらず。
壁の塗装がちょっと綺麗になっているくらい。
べたべたと貼ってあった注意書きのようなものもなくなっている。
セルフサービスの氷が入ったクーラーボックスが大きくなった。
水はテーブルの上。
また、奥に野菜保存用の冷蔵庫が増えたような気もする。最近訪れてなかったので不明だが、前からあったかも。
ドリンク用の冷蔵庫はそのまま。
このドリンクもセルフサービスのようなもの。自分で取ってもかまわない。栓も自分で抜く。
調理人も変わっていないような気がする。時間帯によって調理人は異なるんで、はっきり言えないが。
メニューもそのままのはず。ここのメニューには料金が書いてないが、ぼったくりはありません。ご安心を。ただし、計算間違いはありえます。
カオマンガイ
4,5年ぶりにカオマンガイを注文してみた。
以前は35バーツだったはずだが、現在は40バーツ。
何度も食べているが、味はすっかり忘れている。
カオマンガイをアップで
胸肉中心で、皮と脂身は見当たらない。まあ、たまたまでしょう。
でも、なかなかうまそう。
胸肉だけにぱさぱさしているが、ほどよく旨味があって、けっこういける。
大きめの壺に入ったナムチム(タレ)をたっぷりとかける。
そこそこ辛い。生姜も効いている。辛いのが苦手な人は、あまりかけすぎないほうがよさそう。
あっさり目の鶏肉と濃厚タレがほどよくマッチします。
付け合せのスープは、薄味。特においしいわけでもないが、口直しにちょうどいい。
カオマンガイの量は並盛りとしては、標準的かやや少ないくらい。
混んでいる時の名無し食堂は、待たされることが多い。カオマンガイくらいならさっと出てくるはず。
でも正直、きばって食べに行くほどのカオマンガイじゃないとは思うけれど。
ソイブッカオ、LKメトロ界隈で昼間にカオマンガイを食べたいなら、ソイレンキー入り口にある屋台がおすすめ。
関連記事:朝からやっているカオマンガイ屋@ソイレンキー入り口
ソイニュープラザのカオマンガイもおいしい。
関連記事:ソイニュープラザのカオマンガイとカオクルックガピ屋台
まとめ
地図
ひさびさのブッカオ名無し食堂。
ちょっと見た目が綺麗になったが、中身は変わってません。
店名がないのも変わらず。
変えてはいけないものもある。
いつまでも名無しのままブッカオの安食堂の王として君臨し続けてほしい。
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