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ステーキ・洋食 グルメレポート

ソイボンコットのスカンジナビア料理レストランは、まるで日本の洋食屋さんの味

投稿日:2018年1月11日 更新日:


ソイボンコットに安くておいしい洋食屋さんを見つけた。
スカンジナビア料理レストランだけど、いたって普通の洋食屋。それも、日本のちょっとだけ気取った洋食屋で出てくるような味付け。
しかも1品79バーツからと大変お安くなっております。

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スカンジナビア料理レストラン Maud's Restaurant Bar

スカンジナビアン料理レストランMuad's (2)

店頭には、北欧の国々の国旗とドイツ国旗。

スカンジナビアン料理レストランMuad's (20)

看板
スカンジナビアン料理レストランMuad's (1)

店名表記は、Maud`s Restaurant Barとなっている。Maud'sではないのか。読み方は不明。
スカンジナビアン&タイフード。
営業時間はかすれて読め取れないが、あとで聞いたところ、正午から午後10時か11時くらいまでとのこと。客次第では深夜まで開けるといっていたが、客がいないとさっさと閉めそうだ。タイ時間なので臨機応変に対応すべし。
フライドフィッシュとビールのセットが118バーツ。最初はこの安さに惹かれた。看板がなければスルーしていたであろう店だ。

店頭には他にも魅力的なメニューがずらり。

スカンジナビアン料理レストランMuad's (3)

スカンジナビアン料理レストランMuad's (4)

店内は、オープンスタイルのどこにでもありそうなタイローカル食堂の雰囲気。高級感はゼロです。屋根はあります。

スカンジナビアン料理レストランMuad's (16)

スカンジナビアン料理レストランMuad's (12)

奥のテーブルではやる気ゼロのファランおやじが無表情にインターネットを眺めている。たぶん、ボスなんだろうけど、客が入ってもまったく反応してくれない。
奥からタイ人が出てきて、オーダーを取ってくれた。大丈夫か、この店。

メニューにはひたすら洋食が並ぶ。タイ料理はどこへ行った?

チキン
スカンジナビアン料理レストランMuad's (7)

左側がスモールで、右側がラージサイズ。

ソーセージはなぜか白黒
スカンジナビアン料理レストランMuad's (8)

肉系
スカンジナビアン料理レストランMuad's (10)

コルドンブルーが99バーツ。これはうまそう。

シュニッツェルとミートボール
スカンジナビアン料理レストランMuad's (11)

フィッシュ
スカンジナビアン料理レストランMuad's (6)

ちょっとピンぼけ。フィッシュフライが89バーツ。

サンドイッチ
スカンジナビアン料理レストランMuad's (9)

鶏卵とノルウェーキャビアのせサンドイッチが29バーツ。キャビアが29バーツと驚くかもしれないが、北欧のキャビアとは、魚の卵全般を指すようで、チューブ入りのペーストキャビアのこと。
北欧出身ファランがボスのバービアのフリーフードで食べたことがある。塩気が強いけど、まずまずおいしい。

ドリンクメニュー
スカンジナビアン料理レストランMuad's (5)

ビールが安い。レオとチャンが49バーツ。ハイネケンでも69バーツ。
水は19バーツ、コーラが25バーツ。

スカンジナビアンミートボール

最初に気になったのが、Scandinawian meat balls。
やはり、スカンジナビアと銘打った料理から食べてみよう。
付け合せは、Potatoes,Salada or cranberriesとある。
サラダとクランベリーから選べるようだが、よくわからないクランベリーにしてみた。
スモールが79バーツ。ミートボール2個で120グラム。これでは少ないように思えたので、ラージサイズ129バーツにする。ミートボール4個240グラムだ。

大皿に乗ってやって来たミートボールとポテト。それにソースとクランベリー。

スカンジナビアン料理レストランMuad's (13)

ミートボールがでかい。一個あたり60グラム。
ミートボールといえば、日本のお弁当くんミートボールのイメージが強いけど、たぶん、本場ではこのサイズが主流なんでしょう。
日本人的感覚だと、このサイズはハンバークに思えてしょうがない。

きちんとした容器に入ったデミグラスソースも一緒だ。
このデミグラスソースがなかなかのもの。
日本の洋食屋のデミグラスソースみたいでおいしい。
ソースだけでもいける。

ミートボール自体には味はあまりついていない。ちょっと塩気があるだけ。もちろん肉の旨味もあるが、やはり物足りない。
そこで大量にデミグラスソースをかける。

スカンジナビアン料理レストランMuad's (14)

どぼどぼにかけて、シチュー状態にしてもイケる味。濃厚すぎず、あっさりしすぎずといった塩梅で、食べやすいソース。
ミートボールの大きさとあいまって、もうデミグラスソースかけのハンバーグですな、これは。

日本の洋食屋のハンバーグを彷彿とさせた。高級グリルではなくて、商店街にあるような小さな洋食屋の味。
ちょうどいいなあ。スカンジナビア料理のはずなのだが、日本人の舌に合うのが不思議。
まあ、さすがに高級店ではないので、そこまで深い味ではないけれど。

240gだが、ぺろりと完食。
スモールサイズでは120gと半分の量になり、物足りないに違いない。
ビッグサイズ240gを推奨します。

ポテトの量もがっつり。
いいねえ。

クランベリーソース

スカンジナビアン料理レストランMuad's (15)

さて、謎のクランベリーだ。
クランベリーソースとも呼ぶ。
ベリーというからにはいちご系なのはわかるが、これは正真正銘初体験。

やっぱりいちごの一種。
かなり酸っぱい。
最初はデザートかと思ったが、デミグラスソースとミートボールの口直しに向いていた。
単体で食べてもいいけれど、酸っぱすぎてきつい。
果たして肉と一緒に食べるものなのか、単なるデザートなのか、最後まで謎のクランベリーソースだった。

ヴィーナーシュニッツェル

2回目の入店は、ヴィーナーシュニッツェルをオーダーした。
ウィーンと料理名についている以上、北欧の名物料理ではないだろうけど、まあヨーロッパでは定番料理だし、マイペンライ。
シュニッツェル(豚カツ)好きとしては、頼まずにはいられない。
あまり腹は減っていなかったので、スモールサイズにしておく。79バーツ。ラージだと129バーツで、シュニッツェルが2枚になるようだ。

スカンジナビアン料理レストランMuad's (17)

これでスモールサイズ。グラム数は書いていないが、思ったよりも量がありそう。
付け合せは、ポテトとミックス野菜。

ここのシュニッツェルは豚肉ですね。それも薄くスライスした豚肉を何層かに重ねたものを、厚めのパン粉にまぶしてこんがり揚げてある。

スカンジナビアン料理レストランMuad's (18)

見た目は、日本のメンチカツみたい。
でもミンチ肉ではなく、歯ごたえのある豚肉。
衣はさくさく。

スカンジナビアン料理レストランMuad's (19)

ソースは、きちんと容器入り。この容器の名前がわからん。
ソースの名前もよくわからない。ミートボールと一緒に食べたデミグラスソースとはまた別物で、たぶん、マッシュルームソースかなあ。きのこは入ってないけれど、そんな気がする。味はデミグラスソースよりも強めで、やや塩辛い。
シュニッツェルにかけすぎないほうがいいかも。ま、お好みで。

おいしいですね、ここのシュニッツェルは。
パタヤの他のファラン飯レストランで食べてきたシュニッツェルとは明らかに別物。これが北欧風なのか。

サラダは少ないが、ポテトはたっぷり。
結果的にスモールサイズで充分な量があった。

肉の量はちょっと少なめとはいえ、これだけきちんとしたヴィーナーシュニッツェルが79バーツはかなりお得。
がっつり食べたい人はラージにしましょう。

あと、シュニッツェルの系統料理であるコルドンブルーも食べてみたい。
シュニッツェルの中にチーズが入った料理だ。

セイラーバーレストランコルドンブルーカツ

関連記事:セイラーバー&レストランのコルドンブルー。あふれだすチーズとカツの相性がいいね。じゃがバタもうれしい。

セイラーレストランは値上げしたようだが、Maud`s Restaurant Barならコルドンブルーが99バーツで食べられる。

(2018年12月追記)
その後、実際にコルドンブルーを食べてみた。

関連記事:コルドンブルー99バーツ@営業再開したスカンジナビア料理レストランMaud

地図とまとめ

地図

ソイボンコット沿いです。
サードロードから歩いて5分足らず。ソイブッカオからも歩けない距離ではない。

隣には、お得なイタリアン料理レストランの414がある。

関連記事:パスタが80バーツで食べられる格安イタリアンレストラン414@ソイボンコット

イタリア料理とスカンジナビア料理がたった5メートルか10メートルくらいの距離。
この近距離でヨーローッパの南と北の料理が楽しめるなんて、パタヤはなんて贅沢なんでしょう。しかも安い。
ソイボンコットには他にもギリシャ料理やフランス料理レストランやもありますな。
ヨーロッパの各国料理が格安で食べられるソイボンコット。まだまだ発掘の余地がありそうだ。

というわけで、スカンジナビア料理レストランMaud`s Restaurant Barは、洋食好きには大変オススメできます。
デミグラスソースは癖になる味。
日本の洋食っぽい味を求めている人は、Muad`sへどうぞ。
店内はもろにローカルですが、味はそこそこ本格的です。あくまで、そこそこレベルだとわきまえておけば、満足度は高いはず。
これで1品79バーツから食べられるなんて、パタヤはほんと洋食天国です。

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