ソイボンコット(SOI BONGKOCH)にあるクィティアオ屋がとてもおいしかったのでおすすめしたい。
この店は地元のタイ人に教えてもらった。
かなり以前に教えてくれたのに、今まで放置していた。
もっと早く行っておけばよかったと少し後悔。
地元人のアドバイスには耳を傾けるべし。
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ソイボンコットのクィティアオ屋
店構えはいたって普通のクイッティアオ屋。
訪れたのは午後2時ころ。ちょうど他の客が帰るタイミングで、客はわたし一人となった。
おばさんが一人で切り盛りしていた。
注文は、いたってシンプルに「センレックムー」とだけ伝えた。
タイのクィティアオにおける米麺の太さは以下の3種類がデフォルト。
センミーが極細麺(かなり細くて、にゅうめんくらいの太さ)
センレックが細麺(もしくは中太麺で、一般的な中華そばくらいの太さ)
センヤーイが極太麺(きしめんくらいの太さ)
わたしはいつもセンレックにしている。
この店では他にもバミーや乾燥麺も置いてあった。
で、出てきたのがこちら。
おっと、このどす黒いスープの色はナムトックだな。
クィティアオのスープで言うナムトックとは、牛か豚か鶏かしらないけど、動物の血入りの濃厚なスープのことだ。
通常の透明なスープのことはナムサイという。
ナムトックは癖があり、最初はとっつきにくいスープだけど、慣れてくればそれこそ癖になる味だ。
タイ人にはかなり人気のスープである。
さて、さっそく一口スープをすする。
お、いい感じだ。
でも、もうちょっとだけ味付けをしよう。
テーブルの上に置かれた唐辛子、酢、砂糖、ナンプラーの定番セットを少々ふりかける。
まるで親の敵のように唐辛子と砂糖をぶちこむタイ人も多いが、ここは日本人らしく慎ましく適量ですませたい。
あくまでアクセントをつけるためのものだ。
あとはかき混ぜて出来上がり。
具材は普通の豚肉とホルモンのミックス。
ナムトックにはホルモンが定番だ。
濃厚なナムトックのスープと麺とが絶妙にからまっている。
かといって、決してくどい味ではない。
鼻にかかるような臭みもない。
何とも奥深い風味だ。
これは、うまいぞ~
味皇が巨大化してしまうほどの勢いはないけれど、海原雄山の仏頂面がぴくりと動いてしまうくらいにはうまい。
ってことは、かなり美味しいのだ。
あっという間に麺を完食。
麺の量は少ないので、大盛りにしてもいいかもね。
食の細いわたしでも、おかわりしたくなった味だ。
一杯40バーツなり。
ブッカオのRコンバービア近く、カシコーン銀行の横のソイ入り口に、夜になるとオープンするクィティアオ屋があり、そこでもナムトックを提供していて、いつもにぎわっている。
わたしも何度か食べたことがあるけど、たしかにそこそこおいしい。
でも、ソイボンコットのクィティアオのほうが上だな。間違いない。
とにかくあの絶品スープは忘れられない味だ。
ナムトックが苦手な人も、ここなら大丈夫じゃないだろうか。
やっぱり、うまい店はジモティーに聞け、だな。
ソイボンコットのクイッティアオ屋の場所
レンタルバイク派以外ではちょっと行きづらいかもしれない。
ブッカオ近辺に宿泊しているなら徒歩でも訪問可能だ。
地図
ソイエキサイトを出て、サードロードを渡る。
ほぼ正面にサードロード(Chaloem Phrakiat)のソイ18がある。
このソイが通称、ソイボンコット(Bong koch)。
厳密に言えば、このソイ18がソイボンコットというわけではない。
標識上のソイボンコットは、このソイ18から枝分かれした先にある。
が、地元タイ人もこのあたり一帯をソイボンコットと称しているから、たぶんソイボンコットでいいと思う。
で、このソイ18に入ってから、しばらく直進。
右手にインターナショナルビュッフェレストラン「チェリーズ Cherry's」が見える。
そのすぐ隣がクィティアオ屋だ。
ソイチャイヤプーンやソイレンキーからサードロードを渡るなら、サードロードのソイ18/1というソイから入ったほうが断然近い。
インターナショナルビュッフェのレストランがある角を右に曲がればすぐにクィティアオ屋となる。
ここを右に曲がればクィティアオ屋
店の名前は知らない。
また営業時間も不明。
平日の昼間ならやっているでしょう。テキトウな情報で申し訳ない。
パタヤ滞在の昼間、特にすることがないなら、散歩がてらソイボンコットまで出かけてみましょう。
うまいスープが待ってますよ。
2017年最新情報追記
その後も営業中。現在は、炒め物を中心とした普通のタイ料理屋との合同店舗となっている。
右側にクイティアオ屋台がある。中は共同でテーブルを使っている。
店内の様子
それぞれに調理人がいるけれど、オーダーと会計はどちらかに告げれば大丈夫。
ママーナムトックとオーダーしてみた。ママーとはインスタント麺のことね。
うん。スープはやっぱり濃厚ナムトックのまま。うまい。
センレックもいいけれど、ママーも意外と合う。
でも、やっぱりセンレックのほうがいいかな。まあ、お好みでどうぞ。お値段変わらず40バーツ。
外国人にはわざとナムサイ(透明のスープ)で出すケースもあるみたい。注文の際には、「ナムトック」と指定しましょう。
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