先日、イサーン出身者から白ご飯が食べたいと言われて、買い出しに。
おかずとして、何やらタイ語であれこれ注文されたが理解不能。写真を見せられて、コンビニで調達することになった。
見つけた、これだな。セブンイレブンに置いてあった。
どうやら、ふりかけらしい。
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タイのふりかけ
種類がいくつかある。どれでも1個7バーツ。
リクエストされたのは、紫のパッケージ。
開けると、こうなる。
ぷ~んと、ほのかな甘味とかすかな酸味が漂ってくる。
なんの匂いでしょうかねえ。
イサーン人に話を聞くと、メンダーだという。
って、タガメかよ。
たしかにタイ料理、特にイサーン地方の郷土料理ではタガメを利用する。ソムタムに入れたりね。むろん、虫料理としてタガメの素揚げを食べることもあるが、主に香り付けとして利用しているようだ。
たしかに見た目は悪いが、いい匂いがする…ような気がする。
そのタガメをすり込んだふりかけである。
イサーン人にはたまらないものがある…はず。
ゆで卵(カイトム)と一緒に食べるのがおいしいそうで、イサーン人はおもむろにふりかけとゆで卵をぶちこみ、かき混ぜてます
むしゃむしゃとおいそうに食べてますな。
ま、せっかくなんで、ちょっと食べてみよう。
うん、普通に食べられます。とりたてておいしくはないけれど、虫臭さはゼロ。ご飯がすすむ味ではある。
でも、ぱさぱさしすぎて、喉が乾くなあ。
お茶をかけて食べないのか尋ねてみると、タイではそんな食べ方はしないと言われた。
お茶漬けってないのかね、タイでは。
タガメ入りかはともかく、他にもふりかけの種類がある。
パッケージだけでは何味かよくわらかないが、タガメでも大丈夫だったので、他の味も問題ないでしょう。
タイのおかずは脂っぽいから遠慮したい。でも、白ごはんをぱくぱく食べたいという人は、ぜひともタイのふりかけにチャレンジしてほしい。
1個7バーツだし、タイ旅行のお土産にもいいかもね。
タガメ入りふりかけを黙って渡して、「おいしかったよ」と言われてから、正体を明かすと二重のお土産話となります。
日本を離れて3ヶ月半。
ああ、塩昆布をあてに緑茶のお茶漬けが食べたい。
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