毎年4月19日は、パタヤのソンクラーンが最高潮に達する日。ワンライと呼ばれる祭りだ。
元々はチョンブリ地方の風習らしいが、今となってはみんなで酒と音楽を浴びながら、水かけし合うだけのリアルお祭り騒ぎと化している。
ソンクラーンってそもそもなんだっけ状態。
まあ楽しければいいんですよ、祭りなんて。
正午頃にはスタート。終わりは不明。たぶん次の日まで。
そこまで付き合いきれないんで、夕方から宵の口までパタヤ中心部を巡回してみた。
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ソイLKメトロ
ソイブッカオ側からイン。
いきなり泡。ひたすら泡。
フォームパーティの真っ最中。
みんな泡まみれで楽しそう。
泡の中を突っ切る。水もかけられる。
ソイダイアナ側は静かなもの。
バチェラー前のステージは残骸状態。
どうやらアイアンクラブ、クイーンクラブ、バチェラーのグループ店によるコンサートだった模様。
ちなみに、19日のLKメトロのゴーゴーはすべて閉店。
ソイダイアナへ出てみると、こっちも泡祭り。
公道だろうがお構いなしの泡ゾーン。
もう好きにして。
ソイブッカオ
まだ交通量は少なめだが、すでに水びたし。
一番元気に水かけしているのは、ファンタジーやPOOK2などのレディボーイバー。やる気半端なし。
Tree Townではお立ち台が作られて、コヨーテが踊っていた。
その下は泡祭り会場。
セカンドロード
あきらかにピックアップトラック軍団が増えている。
やはり規制などされていないようだ。
交通法規はどこへ行った?
ビーチロード
センタン横を通り抜けてビーチロードへ。
ワンライ当時は車両規制で歩行者天国となるビーチロード。
すごい人出。
ビーチ側には100メートルごとにステージが組まれている。次から次へと音楽と放水の嵐。
バンド演奏もあり。楽器が濡れなきゃいいけど。
消防車のホースから見事なスプラッシュ。
青空に映えるねえ。
火事は起こらないと信じよう。
センタン中庭部分のコンサート会場へ。
入り口では軍人さんがガードマン。
持ち物検査が意外と厳しくて、水鉄砲やバケツの持ち込みは禁止。
無造作に捨てられた水鉄砲とバケツたち。
場内立錐の余地もなし。
天気もいいし、最高に盛り上がっております。
そういえば去年もここに来たっけ。
あの時は日没のタイミングで、凍えそうだったのを覚えている。
昨年の様子⇒ワンライ、パタヤ最大のソンクラーン水かけ祭り当日レポート
今回はまだ日が高い。水をかけられても全然余裕。
ソイ8にたどりつく。
ここでもステージで生演奏。
ついで、ソイ7へ入る。
まあ、ここはソンクラーン開催中、ずっと同じテンション。
ひたすら水かけ。
顔に塗りたくられる白い粉。
タイ男は、水かけよりもこの粉にご執心。
若い女性が通りかかれば、獲物を見つけたとばかりに女性に顔に塗りたくる。女性は嫌がっているが、男はにやけた顔。
この時ばかりは合法的に触れるからなあ。
セカンドロードへ出ると、やはりピックアップトラック軍団。
ビーチロードは走れないが、パタヤ各地の道路をひたすらぐるぐる回っているのだろう。
さすがに練り歩いているだけでも疲れてきた。
もちろん全身ずぶ濡れだ。
サードロード方面
日が暮れてからサードロード方面へ行ってみた。
サードロードにはローカル向けのパブが多い。
そのパブ前ではステージが組まれたりと、派手に水かけをやっている。
むしろ夜になってからのほうが激しい。
道路にせり出してイベントをやっているものだから、サードロードは大渋滞。まったく動かない。
昼間より夜のほうが大変だ。
ソイエキサイトの旧エキサイトディスコ跡地には巨大にステージが設営されていた。
やはりサードロードまで来ると、ぐっとローカルな雰囲気となる。外国人は少なめだ。
最後にもう一度LKメトロへ寄ってみる。
ゴーゴーは全滅。
昨日は深夜まで大騒ぎだったし、今日はみんな寝てるんでしょう。
夜の水かけは体にこたえる。
部屋に帰って熱いシャワーを浴びよう。
これにて、今年のワンライは終了。
なんというか、たまに自分でも水かけして、あとはみんなが楽しそうにしているのを見ているだけでも幸せになれる。
たまに喧嘩もあるし怪我人も出る。祭りなんて、洋の東西を問わずそんなもの。
最後はみんなで笑っていられれば幸せだ。
でもやっぱり、パタヤのソンラクーンは長すぎるよね。
12日から19日までだとすると、全8日間。
3日間だったら、もっと楽しめるのになあ。
と、毎年同じことを言っているような気がするが、これが本音。
来年はどうしようかねえ。
さて、この記事を書いているのが、すでに日付の変わった20日深夜1時半。
まだ、外では音楽が鳴っている。
おいおい、いつになったら終わるんだよ。
ウォーキングストリートの様子でも見に行ってみようかしらん。
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