アンヘレスからマニラ市内へ向かう。
アンヘレスはこれまで4回訪問しているが、マニラ市内はいつもスルーしている。空港とアンヘレスとの往復タクシー車内からマニラ市街を眺めたことがあるだけ。とにかく渋滞していて、街がごみごみしていた覚えしかない。
よってマニラのことは全然知らない。
事前に調べたマニラ~アンヘレス間の移動方法は主に3つ。
・タクシー
・ローカルバス
・シャトルバス
もちろんタクシーが一番楽。宿泊しているホテルで簡単に手配できる。たぶん2500から3000ペソくらい。Door to doorのフルサービス。でも高い。一人旅ではなかなかね。
一番安いのがローカルバス利用。アンヘレス近郊のバスターミナルからマニラのバスターミナルまで運んでくれる。たぶん100ペソ代。
でも、ホテルとバスターミナル間はそれぞれタクシーやジプニーなどで移動する必要あり。
マニラ初訪問の人間には、ちょっと敷居が高い。いや、できるのはわかっているが、面倒くさい。
よって、第3の方法を採用。
シャトルバスなら、アンヘレスのホテルからマニラ市内のエルミタ地区まで送ってもらえる。
エルミタにホテルを予約しておけば、ほとんど歩かずにすむという算段だ。
フライザバスやサザンクロスなどいくつかサービスがあるようだが、ここは一番有名なフライザバスを利用することにしよう。
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スワグマンホテルのFLY THE BUS(フライザバス)
運行しているのはSWAGMAN HOTEL(スワグマンホテル)。
アンヘレスのスワグマンホテルから、マニラのスワグマンホテルまでのシャトルサービスといったもの。
でも自分の宿泊しているアンヘレスのホテルまでピックアップに来てくれるので、わざわざスワグマンホテルアンヘレスまで出向く必要はない。
逆に、マニラからアンヘレスへ行く場合は、アンヘレスのホテルまで送ってもらえるようだ。
フライザバスの出発時間
いずれも毎日運行。
アンヘレス発マニラ行き
8時、12時、15時の1日3便
マニラ発アンヘレス行き
11時半、15時半、20時半の1日3便
他にも、アンヘレスとスービックを結ぶバスがある。
アンヘレス発スービック行き
10時のみ1日1便
スービック発アンヘレス行き
12時半のみ1日1便
蛇足ながらサザンクロスバス(southern Cross Shuttle Bus)の時刻表がこちら
アンヘレス発マニラ行き:午後1時
マニラ発アンヘレス行き:午後3時半
アンヘレスでは、Brass Knob Hotel(ブラスノブホテル)がバス出発地。
ホテルまではピックアップサービスあり。
料金は不明。たぶん600ペソでしょう。
本数が少ないんで、フライザバスのほうが利用しやすい。
また、マニラのサザンクロスホテルは、スワグマンと同じエルミタ地区にある。すぐ目と鼻の先。
フライザバスのチケット購入方法と料金
宿泊しているホテルのレセプションに頼むだけ。
たぶん、アンヘレスのホテルならほとんど取り扱っているはず。
ホテル側がフライザバスに連絡してくれて、予約完了となる。
わたしは出発前日にフェニックスホテルのレセプションで予約した。
希望する出発時間を告げるだけ。ものの30秒で予約完了。
あほほど簡単です。
料金は600ペソ。
ホテルのレセプションでチケットを買ってしまってもいいし、乗車時にドライバーへ直接支払ってもいいようだ。
どちらの場合でも600ペソ。
わたしはホテルで支払った。
チケット現物
出発時間にチェックが入れられている。
ホテルへのピックアップ時刻は出発の30分前と言われた。
よって11時半には準備しておくべし。
アンヘレスからマニラまでの道のり
11時20分にはチェックアウトをすませて、ホテル前でピックアップを待つ。
11時35分頃、ピックアップのバンが到着した。
バンのドアには、FLY THE BUSの文字。わかりやすい。
運転手にチケットをもぎってもらい乗車。
ワンボックスカーだ。タイで言うところのロットゥーと同じ。全部で4列のシート。
好きな席に座ればいいみたい。
大きなスーツケースは後部に積み込める。その分、ロットゥーより座席は少ない。
すでに乗車していたのは一人だけ。
プリメタからフィールズアベニューへと、順次、他の乗客をピックアップしていく。
一人の客がなかなか現れず待ちぼうけをくらう。
他人に迷惑をかけないよう、時間には余裕をもってチェックアウトしておきましょう。
最終的には満席となった。
てっきり、スワグマンホテルで大型バスに乗り換えるかと思いきや、ドライバーはこのままマニラへ向かうという。
大型バスにゆっくり座れると思っていたのだが。
まあ、乗り換えがいらないのはありがたい。
タイのロットゥーよりは席に余裕があって、それほど窮屈はしない。
車は、ほどなく高速道路へ。マーキーモール横の料金所だ。
時刻は12時12分。
迎えに来てから30分ほどかかったことになる。
あとはひたすら高速道路を突っ走る。渋滞知らず。
山と田園風景。のどかなもんです。
12時47分。ドライブインで休憩タイム。ドライバーいわく「Ten minutes break」
普通のドライブインですね。給油所とトイレとマクドナルドなど。
休憩はこれ1回だけだった。トイレだけでもすませておきましょう。タバコも吸えます。
再出発してまた高速を走る。
午後1時半にはメトロマニラ圏内へ。
途中、モノレールか高架道路の建設現場で渋滞に巻き込まれるものの意外とスムースに走る。
午後2時、スワグマンホテルマニラ到着。
ホテル前は狭い道なんで、乗り降りは素早くどうぞ。
ちなみに、スワグマンホテル前のタクシーは空港まで500ペソと言っていた。相場は不明だけど、たぶん500ペソは高い。
スワグマンホテルに宿泊すると、無料の空港送迎サービスがあるようだ。
治安が心配な人は、スワグマンホテルに泊まってしまうのもいいだろう。
アンヘレスとマニラを往復したい人にはスワグマンホテルは何かと都合がいい。
⇒Agodaでスワグマン ホテル (Swagman Hotel)の詳細をチェックする
Google Mapでのスワグマンアンヘレスからスワグマンマニラまでのルート(実際のルートとは違うかもしれない)
実際にかかったアンヘレスからマニラまでの所要時間2時間。
ピックアップから含めると約2時間半。
これくらいなら余裕でオッケー。
もっとひどい渋滞にひっかかって、うんざりさせられるものだと覚悟していたのだが。
予約しているロサスガーデンホテルは、スワグマンホテルから徒歩2分の近所だった。
これなら暗黒都市マニラの治安の悪さもまったく気にならない。というか、昼間のエルミタは思ったより安全だったけれど。(注。夜間は物騒ですよ。)
まとめ
アンヘレスのホテルからエルミタまで楽々移動できた。
2時間の距離で600ペソ(1300円)はちょっと高いような気もするが、安全性と利便性を考えると、これが正解かも。
特に慣れていない初心者ならなおさら。
とにかく1ペソでも安くあげたい人は、ジプニーとローカルバスを乗り継げば、かなり安くなるはず。
でも、手を抜ける時はあっさりと手を抜くのがわたしの旅行スタイルなもので、たぶん次回もスワグマンバスを利用するかな。
まあ便利です。
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