Soi Cowboy入り口から本当に徒歩30秒。いや、15秒かもしれない。
それほど便利な場所にあるホテルに泊まってみた。
名前は、ウェルネスレジデンス。
エクスペディア系列サイト(ホテルズドットコム)では、セレーヌアソークスイーツという名前になっているが、どちらも同じものだ。なぜこんなややこしいことをするのかは不明だが、とにかくそういうこと。
部屋は広くて、立地は抜群。コスパは上等。
詳しく見ていこう。
(追記:その後、アゴダでは、W21ホテルバンコクという名称となった。)
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目次
ウェルネス レジデンス(セレーヌアソークスイーツ、W21ホテルバンコク)
まずは位置関係から。
BTSアソーク駅構内からホテルが見える。
間に小さなホテルを挟んでソイカウボーイとウェルネスレジデンスが並んでいる形。びっくりするほど近い。
BTSアソーク駅ないし地下鉄スクンビット駅から近い。特に地下鉄は至近距離。BTSアソーク駅下車の場合は、少し遠回りになるが高架を歩いてソイ23を渡ったほうが早い。
看板
ホテル玄関
Serene Asoke(Wellness Residence)と併記してある。
レセプション
チェックインはスムーズ。
鍵を渡されて自力で部屋へ。
このウェルネスレジデンス最大の名物がエレベーターだ。
まさに透明の箱。
最大収容人員は2人。
ドアは手動だ。
目的階を押せば、自動的に動き出す。もっそりとした動きが下半身に響いて、胃がキリキリする。
おっと、二人で乘る時は要注意だ。うまくバランスを取らないと、動いてくれないぞ。大きな荷物にも気をつけろ。何より左右のバランスが大事だ。赤いセンサーに触れるんじゃないぞ。
目的階についたら自分でドアを開けて降りる。今日も無事に生き延びたことを神に感謝すべし。
いやまあそれは大げさだが、少々怖いのは確か。気にする人は階段を利用しましょう。
廊下
スーペリアルーム内部
予約したのはスーペリアルーム。
広い。びっくりするほど広い。
Agoda情報では25平米とのことだが、もっと広いはず。
これまで泊まったバンコクのホテルでは一番広い。まあ、わたしが大したホテルに投宿していないだけの話だが、これだけ広ければ一般的な感覚でも充分のはず。
手前側に作業机とスーツケース置き、それにクローゼット。
机の上にティッシュペーパーとコップ。
クローゼット内にセーフティボックスあり。ただし、電池切れ。鍵を貸してもらえば利用可能。
寝室側
ベッドカバーを外すとこうなる
冷蔵庫内には無料の水が2本だけ
ベッド脇にソファーチェアが1脚
窓は引き戸で隠されている。バルコニー無し。
窓の外は隣の建物の裏側が見えるくらいで殺風景。
浴室内
Agodaの部屋写真を見ると普通のシャワーしか写っていないが、実際はバスタブ付きだった。
浴室自体、かなり広い。が、少々くたびれている印象。
お湯の出は今ひとつ。ぬるま湯程度。水量を少なくすれば、そこそこ熱いお湯は出る。
最大湯量にしてバスタブにお湯を張ってみたが、ぬるすぎて入る気がしなかった。
時間はかかるだろうけど、熱いお風呂に入りたいなら、湯量は少なめで。
バスタブにはシャワーが付いているが、カーテンも何もないんで、シャワーの水が飛散る。
うまく浴びないと、トイレと洗面台の床が濡れてしまうので要注意。
バスタブ横に備え付けのボディソープ、シャンプー、コンディショナー。
浴室にも窓あり。
洗面台
ここには、まったくアメニティが置いていない。小さい固形石鹸や歯ブラシもなし。
ドライヤーが付いているのがありがたい。
ホテル館内全面禁煙。室内も禁煙。
浴室の窓を開けてごにょごにょ。
寝室も浴室もこれだけの広さがあれば充分でしょう。
けっこうな築年数のはずだが、部屋はほどよく清潔に保たれている。蟻が出るとの情報もあったが、まったく見かけなかった。
夜はとにかく静か。ぐっすり眠れた。
一番下のグレードの部屋は窓が付いていない模様。
それほど料金に差はないんで、スーペリアルーム以上を予約したほうが無難だと思う。
館内設備
系列店のマッサージ屋が一階にある。
玄関脇にコンビニもあり。
スイミングプールなどは無し。
Wi-Fi無料
Wi-Fi無料。パスワードはレセプションで教えてもらう。
電波状態はまずまず良好。
ジョイナーフー無料
JF無料。
レセプションに掲示してある注意書きがこちら。
つまり、1人目まではJF無料で、2人目は500B。連れ込みは最大2人まで。
IDカード提示は必須。もしゲストがIDカード類を保持していない場合でも、300バーツを支払えばオッケー。けっこう緩い。
地図と周辺設備
地図
ソイカウボーイから徒歩30秒。
すぐとなりには有名な連れ込み宿ASOKE PLACEがある。
このウェルネスレジデンスに泊まってしまえば、連れ込み代がかからず便利。
テーメーカフェも徒歩圏内ですな。この距離ならホテルまで来てくれるでしょう。
ナナプラザへは、BTSで一駅。徒歩でも行けるけど、けっこう時間がかかります。
フードコートが安くて、日本食レストランも多数入っているターミナル21は至近距離。
ホテルのすぐ向かい側にあるが、横断歩道を渡るか地下道を抜けていく必要がある。
夜遊びでも観光でも、とにかく便利な立地だ。
宿泊料金と予約先
ハイシーズンで1泊1300バーツほどだった。
窓なしの部屋だともう少し安くなる。
ローシーズン割引を狙うと、1000バーツを切るかも。
立地条件を考えると、利用価値大。
まとめ
部屋の広さと立地条件を考えると、けっこうお値打ちホテルと言える。
ゴージャス感やリゾート感はまったくないけれど、夜遊び向けに宿泊するだけなら、もうこれ以上は必要ないような気がする。
狭い部屋はイヤ、でも予算は限れている。
駅や繁華街から遠いのはイヤ、でも予算は限られている。
まあ、そういった人向けです。
もちろん、健全な観光旅行者や出張ビジネスマンの利用でも問題ないです。連れ込み宿とは明らかに異なるんで。
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