パタヤのアパートで数週間生活してから、アジア遠征に出かけることにした。
なかなか重い腰が上がらず、動くまでが大変だった。
パタヤ沈没の魅力は半端ではない。
ずぶずぶと沈みこみ、なかなか抜け出せないのだ。
が、タイの滞在期限がせまっている。
ビザ無し滞在は1ヶ月のみ。
そろそろ、ビザを取得しないといけない。
そこで、ビザ取りも兼ねてラオスへ行こうと思った。
ついでに、タイ北部もまわってから、ラオスに入り、そのままラオスを縦断してビエンチャンに向かう。
ビエンチャンでタイのツーリストビザを取得してから、イサーンを南下してパタヤへ戻る。
そんなルートを画策してみた。
まさにパタヤ発タイ・ラオス周遊旅行だ。
90年代にバックパッカーをやっていた頃、同じようなルートで旅行した経験がある。
当時のバックパッカーの定番コースでもあった。今も欧米人には人気。
その時は、バンコクを起点にタイとラオスを周遊した。
が、健全なバックパッカーだったその頃のわたしは、夜遊びなど目もくれなかった。
もちろん、今回はばっちり遊ぶつもりだ。
はたして、タイ北部の遊びはおもしろいのか。
まだ見ぬミャンマーの女性は綺麗なのか。
はたまたラオスの置屋はどんな雰囲気なのか。
いろいろ興味は尽きない。
以前は訪れなかったメーサイやタチレクやチェンライなどを見てみたいし、あのど田舎だったラオスがどう発展しているのかも見たかった。
90年代末期のビエンチャンは、信じられないほどの田舎で、とても一国の首都とは思えなかった。舗装されていない道が多く、夜9時で辺り一面真っ暗になるという辺境ぶりだった。
それがどう変化しているのか、そして、ラオスの夜遊びはどうなっているのかを体験したかった。
そんなわけで、夜遊び半分、観光半分といった感じの旅行となる。
2週間はかかりそうだが、もちろんアパートはそのまま。
家賃を払ったまま空き家にするのは、いささかもったいないが、まあしょうがない。
パタヤのアパートを拠点にすれば、持っていく荷物は最小限ですむ。
しかも、いつでもパタヤに戻って来られるという安心感がある。
ラオスとイサーンで遊べなくても、パタヤに戻って来れば秒速で遊べるのだ。
この安心感はありがたい。
出発は夜。
夜行バスでまずはチェンマイへ向かう。
出発間際まで、コヨーテ嬢が部屋に遊びに来ていた。
以前の記事で紹介した19歳。
参照記事:今でも忘れられないコヨーテ嬢
「誰にもペイバーされずに待っているね」
と、嬉しいことを言われて、アパートをあとにしたのだった。
もちろん、ブンブンしてから別れましたよ、と。
では、タイ・ラオス夜遊び周遊旅行のスタートです。
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