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はじめてのスクンビットは都会のジャングルだった。ナナプラザへの遠い道のり

【スクンビットへ】

bangkok

無事(?)にパッポンでゴーゴーバーの筆おろしを終えた翌日。
友人は所用のため別行動。
わたしは、一人でスクンビットへ。

どうやらスクンビットには「ナナプラザ」というすごい場所があるらしいと、ネットやGダイアリーに書いてあった。
これは行かねばならぬ。
そこで、宿もチェンジ。カオサンやチャイナタウンはもういい。
おら、都会さ行くだ。

それでも、バックパッカー気分が抜けず、ホテルに泊まろうとは思わなかった。
が、訪泰歴10年目にして初めて訪れるスクンビットはとんでもなく都会だった。
アソーク近辺を歩くものの、安宿はちっとも見つからない。
Gダイアリーに唯一掲載されていた「東京音頭」というゲストハウスに泊まることにした。

 

東京音頭

1階がマッサージ屋で、2階はベニヤ板で仕切られただけの狭い個室が並ぶエリアになっていた。
一泊350バーツくらいだったような。場所柄、割高なのは致し方ない。
受付のお姉さんが妙に色っぽい

名前からして宿泊客は日本人のみ。
みんな、1階のマッサージスペースでだらだら過ごしていた。
連れ込み不可なので、MP派の人が多かった。
一日二回MP通いするツワモノもいた。
今まで相手をしてくれた女性の写真をこれでもかと自慢げに見せてくるおじさんもいたっけ。
出かけるときはみんな「パトロール行ってきます」と律儀に挨拶。
プノンペンのキャピトールに比べれば、ちょっとマイルドだけど、ここも濃いメンツが集まっていた。
わたしはかなり押され気味だった。

(ちなみにこの東京音頭、すでに廃業してしまったようです。)

 

【都会のジャングルをさまよい歩く】

夕方になり外出することに。
常連ならば夜のパトロールだが、こちらは初心者。さながら夜の探検だ。

昨日のプロイちゃんに再会したかった。
パッポンの最寄り駅につくと、豪雨が降ってきた。
駅の公衆電話から、昨日プロイちゃんに教えてもらった電話番号にかけてみるものの、うまく繋がらず断念。
プロイちゃんがダメなら、パッポンはもういいかと、スクンビットへ引き返す。

bangkoknight

地下鉄スクンビット駅から歩く。
目指すは噂に聞こえたナナプラザだ。
が、雨は一向にやむ気配がない。
スコールほどではないが、しっかりと降っている。
傘はない。
雨宿りをしつつ、ナナプラザを目指す。
BTS「ナナ駅」を発見。
よし近いぞ。もうすぐのはずだ。
大きな交差点に到達。
ここを曲がればいいのだな。

右折!

あほか。
そこは左だろ、と今なら大声でツッコミを入れるところだが、当時は完全にズブの素人。

右折してそのまま北上してしまった。
途中にバーらしき店がいくつかある程度で、ちっともナナプラザとやらが現れる気配はない。
しかも雨が一段と強くなっていく。
ガイドブックも宿に置いてきた。

こりゃあダメだ。
縁がなかったとあきらめよう。
あっさりと断念。

スクンビット探検はナナプラザへたどり着けずに撤収。
あほとしか形容しようがないほどの体たらくだ。

まあ、旅行好きの人ならこの感覚を少しはわかってもらえるかもしれない。

せっかく遠路はるばるやって来たのに、ちょっとしたことで目的地へ行くことを断念することってちょこちょこあるものだ。
たとえば、観光施設に長蛇の列ができていて面倒になったり、単純に歩きつかれてしまったり、なんとなく雰囲気が悪かったり、と。
またそのうち来ればいいさ、と自分に言い聞かせてあきらめてしまうパターン。
が、実際にまた来ることなんてほとんどない。
ま、もちろんナナプラザは例外である。その後何度も訪れることとなったのは言うまでもない。

 

というわけで、はじめてのタイ夜遊びはパッポンに始まり、ナナプラザへたどり着けずにひとまず終了。

しかし旅はこれで終わらない。
この次の日、パタヤへ向かうのだった。
さらばバンコク。

(次回、はじめてのパタヤ編につづく)

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