翌日にはバンコクを離れ、スコータイ、アユタヤなどを普通に観光してまわった。
アユタヤやスコータイでも夜遊びスポットを探してみたが、少しも発見できなかった。
日本に帰ってから、ネットでいろいろ検索してみると、アユタヤには日本人向けのカラオケ屋がたくさんあるとわかったが後の祭り。
アユタヤから列車でバンコクへ戻る。
カオサンは不便だし、ファランポーン駅が近いので、ヤワラー(チャイナタウン)に宿を取った。
中国式旅社で1泊250バーツくらいだった。
地下鉄にすぐに乗れるのでとっても便利。
でも、向かった先は、またしてもパッポン。
【人生初のゴーゴーバーへ】
今度こそゴーゴーバーへ行くぞと、二人で突入。
ぼったくりが怖いので、超メジャーなキングキャッスルグループを選択した。番号は忘れたが、レディボーイの店を避けるほどの見識はあった。
まあここなら大丈夫だろう。
意を決し、入店。
おお、すげえ。
水着の女性たちがポールダンスしているぜ。
(トップレスだったのかは記憶になし)
でも、やっぱり圧倒される初心者二人である。
そんな雰囲気をハイエナのごとき嗅覚で察知し、ママさんやボーイがたかってきた。
何杯かおごらされ、あげくの果てにはチップくれくれ攻撃。
まあ、まったくの初心者なのでしょうがない。
怖気づいてダンサーを呼ぶことすらできない二人に、ママさんがダンサーをつけてくれた。
けっこう可愛い。名前はプロイちゃん。
ママさんがしきりに連れ出せとすすめてくる。
この頃はペイバーやバーファインなんて言葉も知らなかった。
勢いにおされて、そのままペイバー。ちなみにバーファインは500バーツ。
飲み代は一人500バーツ。
まあ、意外と安かったような。
プラス、ママさんたちへのチップ200バーツがかかったけど。
そのままパッポンにあるショートタイムホテルへ。
広くて綺麗だったが、500バーツもした。
ゲストハウスの2泊分じゃねえか。
プロイは20歳。スタイルよしルックスよし。
英語は少し話せて、性格も明るい。
おまけにサービスもよし。
でも、いけず。中折れ。
まったく雰囲気を読めない、役立たずの愚息である。
しかたがないので、口でいかせてもらう。
プロイちゃんは熱心に仕事してくれた。なかなかエッチな娘である。
最後は何も言わず、そのまま口の中へ。
あわてて、洗面所にかけこむプロイちゃん。
悪いことしたなあ。
ショート代2000バーツとチップ300バーツを渡す。
飲み代やチップも合わせた総合計4000バーツ。
この当時のレートはとても悪くて、1万円が2900バーツほどだった。
約1万4千円。
まあ、これも勉強代だ。
プロイちゃんは別れ際に電話番号を教えてくれた。いい娘だなあ。惚れてしまいそうだ。
料金的には高くついたけど、タイ夜遊びの魅力の一端をしかと感じることができた。
なるほど、これは楽しいぞ、と。
ちなみに、友人はきのうのMP嬢がいたく気にいったようで、ゴーゴーバーではペイバーせずに、単独でMPへ。が、あいにくとお目当ての嬢は出勤しておらず、またキングキャッスルへ戻ってペイバーするという変わり身の早さを披露していた。
英語もロクに話せないが、行動力だけはすばらしい奴だ。
(次回、ナナプラザ編につづく)