バービアでのすぐ近くに屋台が通りかかった。
最近、ブッカオからセカンドロード方面でよく見かけるようになったこの屋台は、小鳥の丸焼き。
以前、取り上げたこともある。この時は鳥の種類は不明だし、あまり食べる気にもなれずスルーしてしまった。
外見もちょっとグロいしね。
関連記事:小鳥の丸焼き、ノックヤーン屋台
同じ屋台のはずだが、看板に英語表記が加わっている。
Quail
つまり、うずら。
タイ人に聞いてみると、ノッククラターという。ノックグラターやノックガターとも聞こえる。
ああ、やっぱりうずらだ。
となると、別に食べても問題なかろう。正体さえわかればこっちのものだ。もう怖くない。
料理名としては、ノッククラターヤーンでいいのかな。
というわけで実食してみた。
一羽25バーツ。
でっかい包丁で食べやすいようにぶった切ってくれる。
袋に入れて、はいどうぞ。
うん、切り分けてみると、グロさは完全に消滅。こんがりと焼け目が入っていて、おいしそうじゃないの。
見た目は、鶏肉と変わらない。
肉の味は、やっぱり鶏肉によく似ている。
固くはないけど、ちょっとぱさついた食感。
つけダレにひたしてから丸焼きにしているのだが、そのタレがけっこう濃い。鶏のサイズが小さいせいもあるだろうが、ガイヤーンのつけダレよりもきつい味。
肉自体の旨味が少ないぶん、タレで味をつけているのだろう。
それにしても、骨が多くて食べにくいなあ。小さく切り分けてあるけど、骨が付いていることが多くて、ねぶるようにして食べる必要がある。
以前食べたカエルの丸焼きもかなりの骨があったけど、うずらにも骨が多い。まあ、カエルよりはマシかな。
ちなみに、カエルの丸焼きも、鶏肉に似た味でそんなに悪くないですよ。タイの焼き鳥屋台でもたまに見かけます。
そんなわけで、うずらの丸焼きは、やっぱり鶏肉の味と大差なかったという結論です。
これだったら、30バーツのガイヤーンのほうがいいかな。
まあ、うずらの丸焼きなんて、なかなか食べられないし、見つけた人は試してみてはいかが?
タイ人はおいしいおいしいとよく注文していますよ。密かな人気メニュー。
ブッカオからセカンドロードの間に、よく出没しています。ちょっと陰のありそうな兄ちゃんが屋台を引いてます。
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