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日本食 グルメレポート

タイの8番らーめん実食レポート

投稿日:2015年10月12日 更新日:


現在、タイ国内で110店舗を展開中の8番らーめん。

8番ラーメン餃子セット (1)

れっきとした日本生まれのラーメンチェーン店。

石川県が発祥の地で、北陸や中部地方でチェーン展開しているようだ。
日本ではまったく知らなかったが、タイではあちこちで見かける。むしろ、タイで初めて知ったラーメン屋だ。
大きなショーッピングモールには必ずといっていいほどテナントが入っている。
1992年にタイへ初進出して以来、現在では110店舗まで拡大(2015年9月25日現在)。

すごい勢いで、びっくりする。
タイには、クィティアオがあるし、黄色麺のバミーも日常的に食べているんで、ラーメンにはまったく抵抗がないだろうけど、ここまでウケるとはね。

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パタヤの8番らーめん

さて、パタヤには、セントラルフェスティバル、トゥッコム、ノースパタヤのビッグC内に8番ラーメンがある。ひょっとして他にもあるかも。

今回訪れたのは、セントラルフェスティバル店。5階だったかな。

8番らーめん (10)

時刻は夜7時前。

店内は半分ほどの客入り。
客の数よりも店員の数のほうが多いくらい。

メニュー
8番らーめん (11)

ラーメン類
8番らーめん (1)

8番らーめん (2)

セットメニュー
8番ラーメン餃子セット (2)

点心
8番らーめん (3)

わたしは、ぎょうざセットを注文。

他にも友人が、五目ラーメンと炒飯と焼きそばを頼んでいた。

五目ラーメン

8番らーめん (5)

ぎょうざセットは、定番の8ちゃん麺と焼き餃子とコーラのセット。148バーツ。

まずは、8ちゃん麺から。

8番らーめん (8)

なんとシンプルな日本風の醤油ラーメンであることか。きわめてオーソドックスな醤油ラーメン。
あっさりしていて、実に普通。
いや、普通としか表現のしようがない味だ。
決してまずくはない。つるりと完食できてしまう。
うまいか、まずいか、二者択一で問われると、うまいと答えるしかない。

ただし、量はかなり少ない。麺の量も少なめで、具は小さな焼き豚、メンマ、海苔、8の字入りのナルトだけ。

ついで、餃子。

8番らーめん (7)

ちょっと焼き加減が甘いかな。
皮はもっとパリパリに焼かないとダメだ。

中身はいたって普通の餃子。
クセはまったくない。
これまた、普通としか表現しようがない。

日本のラーメン餃子セットの平均像を表現してみましたというレベル。

それと、炒飯も少し食べさせてもらった。

8番らーめん (6)

これまた、見事なまでに日本のラーメン屋の焼き飯の味だ。
もちろん、炒め加減や使用している米の違いで、なんとなく全体的な食感や風味はわずかに落ちる。
でも、これが日本のチャーハンだと言われても、特に文句はない。ザ・焼き飯の味。

トータルでの感想。

ふつう

いや、もうしわけないが、これ以上の感想が出てこない。

わたしは入ったことはないけれど、タイで日本人経営の日本式ラーメン店は、一杯200バーツくらいするもの。
それに比べれば、8番ラーメンは安い。
単品ラーメンなら63バーツ。
餃子セットでも148バーツだ。
日本食レストランとしては、実に庶民的な価格。
こりゃあ、日本食にあこがれをもつ一般的なタイ人からも支持されるはずだ。

バミーに200バーツはなかなか出せないけど、63バーツくらいならタイ人にだって普通に払える。
味もそこそこいける。
店内もローカル食堂に比べれば、はるかに清潔感にあふれ、雰囲気もいい。
見事な経営戦略だなあ。

店員の数が無駄に多くて、半数以上が手持ち無沙汰にしているけど、これはタイでは一般的。
サービスなんて特に求めないけど、普通に応対してくれた。

積極的にリピートすることはないだろうけど、どうしても日本のラーメンや餃子や焼き飯の味が恋しくなったら、また訪れる可能性はある。
セットで148バーツなら、節約型長期滞在者でも捻出できる額だ。
日本円で500円くらい。日本国内でも、このセットがワンコイン500円なら、充分利用価値のあるレベル。もっとうまいラーメンは他にもたくさんあるだろうけど、値段に見合っていることは確かだ。

いやはや、それにしても、すべてが普通だったなあ。
ま、ある意味、タイでは普通にすべてが食べられるのが特別なのかも。

(追記)
2017年に今度はパタヤタイのトゥッコムにある8番ラーメンで餃子セットを食べた。

8番ラーメン餃子セット (5)

まったく味にブレなし。
いたって普通においしいラーメン&餃子セット。
焼き餃子の焼き加減はもうちょっと強めにしてほしいくらい。
あとは、もう普通としか言いようがないです。
なんという安定感か。

2019年大幅追記:値上げでも味は変わらず

全体的に値上げされている。

タイの8番ラーメン (2)

8ちゃん麺が63バーツから68バーツへ。

タイの8番ラーメン (3)

餃子は63バーツから65バーツ。

タイの8番ラーメン (4)

餃子セットは、148バーツから155バーツへ。

タイの8番ラーメン (5)

値上げ幅はわずか。
味は変わらず。

70バーツの手羽唐は、甘辛いタレがなかなかいける。

8番ラーメン (3)

値上げしたとはいえ、なんとなく日本の味がほしくなった時には、ついつい利用したくなってしまう。
なんとも不思議な魅力がある8番ラーメンである。

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