ソイハニー(セカンドロードソイ11)にあるベイブリーズホテルは、このあたりでは老舗のホテルとなる。
以前友人が何度が宿泊したことがあり、見学もさせてもらったが、自分でも実際に宿泊してみることにした。
少し古いホテルだが、きちんと手入れされていて、特に不都合はなかった。
バスタブ付きなのが日本人には嬉しいところ。
(2025年1月追記)ホテル名が変更。ザ ワン ホテル ベイ ブリーズ パタヤ (The One Hotel Bay Breeze Pattaya)となった。2023年にリノベーションはしているようだが、基本的な中身は変わらず。
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ベイ ブリーズ ホテル パタヤ (Bay Breeze Hotel Pattaya)
場所は、ソイハニーのセカンドロード寄り。
ビーチまでは徒歩5分くらいの好立地だ。
レセプション
ロビーは広めでソファーあり
デポジットは不要。
部屋まではベルボーイが案内してくれた。
もちろんエレベーター付き。
スタンダードルーム部屋内部
予約したのはスタンダードルーム(バルコニー無し)となる。
ドアを開けたところ
ダブルベッド、液晶テレビ、冷蔵庫、作業机、クローゼット、テーブルと椅子2脚、スーツケース置き。
パタヤの中級ホテルとしては、充分合格点。
決して広くもなく狭くもなく、普通に滞在できる。
電子ケトルとインスタントコーヒーとティーも置いてある。
クローゼットの中に、スリッパとセーフティボックスあり。
セーフティボックスはロックされた状態となっていて、利用するにはレセプションに声をかける必要があるようだ。
そういえば、以前友人が宿泊していた時もそうだった。レセプションに電話して、それなりの地位の人が鍵を開けてくれた覚えがある。
わたしが宿泊した部屋は室内喫煙可能。
灰皿も置いてあった。
一番安いスタンドルームにバルコニーはない。
窓枠の下は、ちょっとした物置スペースみたいになっていて、エアコン室外機が置いてある。
さらに手すりがあるので、そこに洗濯物を干すことができなくもないかな。
(バルコニー付きのスタンドルームもあるので、バルコニーが欲しい人はそちらを予約しましょう。)
わたしが通された部屋は、ソイハニーイン側の4階。
向かい側の建物の屋根が見える。
階下には、RETOX GAME ONなど、欧米人向けパブやバーなど。
バービアも近くにあるので、呼び込みの喧騒は聞こえてくるものの、爆音で音楽を鳴らしているわけではない。
セカンドロードを渡った先のソイ10バービア群の音楽が一番にぎやかだが、さすがに気になるほどうるさくはない。
窓から見えるソイ10バービア群
夜は充分静かに眠れた。
なお、部屋の照明が少なくて、夜になると少々薄暗く感じた。
ムード重視の方には問題無いでしょう。
浴室内
スタンダードルームはバスタブ付きとなる。
ユニットバスタイプだ。
しかも、お湯の出方が半端ない。
時間帯によるかもしれないが、江戸っ子も納得の熱々の湯が出た。
また、シャワーは壁固定式で使いにくい。しかも水圧がきついため、温度調整がなかなか難しい。
アメニティは、バスフォームとシャンプーと石鹸とシャワーキャップ。歯ブラシはない。
洗面所でもお湯が出ます。
タオルは、ボディタオルのみ。ハンドタオルやフェイスタオルは無し。
トイレからタイ名物のハンドシャワーが外されている。
これはマイナス点だ。あれがないと大をした時に困るし、タイ女性も不便に感じるに違いない。
浴室は、壁のタイルが剥がれていたりと、全体的に老朽化が目立っていた。
これは寝室内にも言えること。でも、決して汚いわけではないのでご安心を。
古い施設のわりには頑張っているほうだと思う。
Wi-Fiは、ブラウザを開いてログインするタイプ。
User NameとPasswordは、レセプションで登録してもらう必要があった。
ユーザーネームは部屋番号、パスワードは自分のファーストネームとなる模様。
速度はまずまず快適。
デラックスルーム
なお、以前友人が宿泊したデラックスルームがこちら。
たしかに部屋は広くなり、設備もやや豪華に。
ただし、浴室に湯船は無し。洗面台は広くて綺麗。
よく見ると、こっちはトイレのハンドシャワー付きだなあ。
(この写真は2014年に撮影したもので現在もハンドシャワーが健在かは不明。)
館内設備
建物は9階建て。
プールは3階にある。
かなり狭めで景観も悪いが、チェアの数は多い。
タオルも置いてある。
がっつり泳ぐにはまったく不向き。リゾート感もまったくない。
昼間に何もすることがなければ、ここに来て、ひたすら寝転がることを推奨します。
2階階段踊り場付近にソファーと、フィットネスマシーンが一台だけ置いてある。
なぜ、こんなところに。
1階ロビー脇にレストラン。
朝食ビュッフェは150バーツ。
もちろん、朝食付きプランに宿泊すると追加料金無しで食べられる。
ここの朝食は評判がいいですね。
朝7時から12時まで提供しているのは高ポイント。ゆっくり起きても大丈夫だ。
予約の際は、朝食付きプランと朝食無しプランの料金を比較しましょう。
150バーツ以内の差額なら、朝食付きがおすすめ。それ以上の差額なら現地で朝食料金を払ったほうがお得になる。
地図と周辺施設
地図
場所はセカンドロードのソイ11、すなわちソイハニーインとなる。略してソイハニーで通じる。
このソイを抜けていくと、ソイブッカオへ通じる。
ソイハニーは、言わずと知れた怪しいマッサージ通りだ。特にソイブッカオ側は露骨に怪しい。
ベイブリーズ目の前にあるクイティアオ屋はすっきりした味のスープでおいしい。
手軽にクイティアオを食べるにはおすすめ。
ベイブリーズ玄関前に、RETOX GAME ON。ここはソイレンキーにあるRETOXの姉妹店。24時間営業のスポーツバーだ。
朝食レポートがこちら。
⇒RETOX GAME ON@ソイハニーのブレックファースト95バーツ。肉厚ベーコンと本格的ソーセージがうまい。
79バーツで食べられるブレックファースト店もあるが、味量とも今ひとつか。
⇒JO RESTAURANTのブレックファスト79バーツ@ソイハニーイン
セカンドロードを渡って少し北上すれば、巨大ショッピングモールのセントラルフェスティバル。
ここに来れば、日本食からファストフードまで何でも揃う。地下のフードコートはタイ初心者でも利用しやすい。
ソイブッカオまで出て、右折すればすぐにLKメトロへ。
ウォーキングストリートまで行くには、セカンドロードを渡りビーチロードまで出てから、乗り合いソンテウをつかまえるのがわかりやすい。10バーツ。
もちろん、ソイブッカオから南行きソンテウに乗っても大丈夫だ。これも10バーツ。パタヤの地理に慣れていない人は、降り場所(サウスパタヤロードとセカンドロードの交差点)がちょっとわかりづらいかもしれない。初心者の人は、ビーチロードへ出るほうが無難。
ウォーキングストリートからの帰りは、セカンドロードの乗り合いソンテウで1本。ビーチロードのソイ10付近で下車すればいい。10バーツ。
パタヤ初心者から、それなりのリピーターまで、満足できる立地条件でしょう。
昼も夜もとにかく便利なので、よほどあちこち出かけたい人以外、レンタルバイクは不要ですね。
徒歩とソンテウでパタヤ中心部の主だったスポットや夜遊びは網羅できるはずです。
ちなみに、バイク置き場は玄関前だけで、ちょっと狹い。ハイシーズンは置き場に困るかも。
ただし、ソイハニー内にベイブリーズ専用駐車場があって、そっちまで行けば、いくらでも駐輪できそう。
駐車場。BAY BREEZE HOTEL'S GUEST ONLYと書いてある。
宿泊料金と予約先
朝食無しのプランで予約した。
スタンダードルームで、税込みにすると、約850バーツ。
ブッカオの格安ホテルに比べれば、やや割高ではあるが、立地条件とバスタブ付きという設備をかんがみれば、コスパは悪くないと思う。
ハイシーズンで1000バーツほどで予約できれば利用価値は大いにある。
(2024年、名称変更後の新しい外観)
総評
まずまず広くて、まずまず清潔で、まずまず居心地がよい。
立地条件と料金を懸案すると、まずまず合格点だ。
バスタブ付きで、室内喫煙可能。
決して豪華さを求めず、リゾート感も求めず、こういった条件でいい人には、まずまず向いてます。
特にパタヤ初心者でも安心して利用できるはず。
ハイシーズンで他のホテルが軒並み高くなった場合に利用価値大でしょう。
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