ソイブッカオから少しだけ入ったところにあるサービスアパートメントに泊まってみた。
Thep Apartmentだ。
サービスアパートメントだがホテル利用も可能。
部屋はほどほどに広くて清潔。
プールやジムはないが、部屋では快適に過ごせる。
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目次
テープ アパートメント (Thep apartment)
外観
看板に表記されたアパート名は、Thep Apartment。アゴダでの表記も同様。
が、玄関にはTEP Apartmentと書いてある。
気にしてもしょうがない。実際の発音は、テープというよりテップのほうが近いかも。これまた気にしてもしょうがない。
1階がレセプションと駐車場となっている。バイク置き場あり。
アゴダで予約していき、チェックインは簡単。
デポジットもなかった。
TM30と呼ばれる外国人居住通知に関する注意書きがしてある。
一度出国してから再入国するたびに知らせないといけないと。
短期滞在者にはほぼ無関係だが、長期滞在者は気をつけよう。
逆に言うと、ここはチェックイン後すぐにイミグレーションへ通知を出してくれる。滞在延長や居住証明書を取りたい人には安心。
鍵、キーホルダー、それとオートロック解除用のキーカードをセットにして渡された。
レセプションから客室フロアへ入れるが、夜間はレセプションは無人となり、奥のオートロックドアから出入りする。
夜間はセキュリティが常駐しているが、チェックは厳しくない。
エレベーター付きなのがうれしい。
建物は6階建て。
客室フロアの廊下
木製ドアには普通のシリンダー錠。
部屋の電気は、キーホルダーを挿して通電させるタイプ。
スタンダードルーム内部
ドアを開けたところ
窓から差し込む日差しが強烈だ。
カーテンを閉めてもう1枚。
部屋はほどよい広さ。
アゴダ情報では22平米とのことだが、手狭に感じることはない。
窓が多く採光がいいため、圧迫感もなく、実際の専有面積よりも広く見える。
三菱製エアコンのほか、扇風機もついている。
地味ながら扇風機はありがたい。睡眠時はエアコンを切って扇風機だけにするとちょうどいい。
ベッドの両サイドにテーブルとコンセントあり。
ベッドの上に、バスタオルとハンドタオル。
クローゼット内にセーフティボックス。
テレビ台と作業机は大きい。パソコン作業は快適だ。
テレビは小さいが、映りは良好。
チャンネルはごく普通のケーブルテレビ。
室内禁煙。喫煙はバルコニーで。ただ、灰皿は自前で用意する。
また、窓際にテーブルと椅子のセットが置いてある。
食事はこちらで。
冷蔵庫の上に、電気ポット、インスタントコーヒー類、コップなど。
冷蔵庫の中に無料の水が2本。
家具類がややくたびれてきているが、部屋は清潔に保たれている。
バルコニー
さほど広くはないがバルコニー付き。椅子やテーブルが置いていない。
この部屋は南向き。
正面に見えるのはDホテル。
昼間は遮るものがなく直射日光がもろに当たる。
洗濯物干しがあり、さらにエアコンの室外機の風をあてれば、強烈な日光とあいまって、洗濯物があっという間に乾く。
カーテンは遮光カーテンにつき室内への影響は少ないが、やはり部屋に熱がこもりやすい。
が、ベッドがエアコンと扇風機に挟まれている形となっており、昼間でも涼しく眠ることができる。
夜は近くにバーがないため、とても静か。
ただし、朝方は鶏の鳴き声が聞こえてくるかも。
浴室内
シャワー、トイレ、洗面台が一体となったユニットタイプ。
シャワーカーテンがあるので、洗面台の床がずぶ濡れになることはない。
シャワーは水圧、温度ともいたって普通。
洗面台は広めで使いやすい。コンセント差し込み口もあり。
アメニティは、固形石鹸と袋入りシャンプーのみ。
サービスアパートメントはどこもこんなもの。必要なものは自分で揃えるのが基本。
Wi-Fi無料
Wi-Fiは当然無料。
レセプションでIDとパスワードをもらう。
実際に使っておらず速度は不明。
JF無料
ジョイナーフィーは無料。
昼間はレセプションを通らずにオートロックドアが出入りするため、実質ノーチェック。
夜間はオートロックドア前にセキュリティがいるが、あまり機能しておらず、これまたノーチェック状態。
気になる人は、レセプションなりセキュリティにIDカードを預けさせるなど自衛策を取りましょう。
館内設備
屋上にプールらしきものがあると聞いたので登ってみる。
エレベーターを降りて、さらに階段を上がる。
プールじゃなくて、空っぽのジャグジーが置いてあるだけ。
はたしてここに水をためて使うことができるのかは不明。
あと、写真に映っている以外の場所にテラスのようなスペースがあって、そっちにも木製のビーチベッドがいくつか並んでいた。
まあ、日光浴くらいならできるかと。
一風変わった屋上である。
フィットネスジムはない。
1階エレベーター近くに電子レンジが置いてある。
無料のインスタントコーヒーもあり。
地図と周辺施設
地図
ソイで言うなら、サードロードのソイ11となる。
ソイブッカオからサードロード方面へ歩いて1分くらい。
ソイブッカオまで出ればソンテウが多数走っており、LKメトロやウォーキングストリートまで1本で行ける。
コンビニはソイブッカオとの交差点にセブンイレブンがある。徒歩1分。
周囲にランドリーショップやコインランドリーが多い。
すごく地味なソイなのだが、生活するには意外と便利。
隣は、リソールがおいしい洋食屋。
関連記事:ソイブッカオに隠れ洋食屋あり。リソールとヴィーナーシュニッツェルがうまい。
サードロードまで行けば、おいしいコーヒー屋あり。
関連記事:サードロードのちょいおしゃれカフェ Pangpond Cafeでアラビカ種コーヒーとカイガタ
このソイにはサービスアパートメントが多い。
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他にもアパート多数。
パタヤで長期滞在を考えているなら、片っ端からアパートをあたるのもいいだろう。
上掲サービスアパートメントはすべてDグループで、ホテル利用も可能。
いずれも屋上プールが使えて、短期滞在でも利用価値は高いと思う。
特にDエクスプレスは部屋も広くてソファーもあって、グレードによってはバスタブ付き。立地条件がやや悪くなるが、それでもおすすめ。
宿泊料金と予約先
現在、アゴダで1泊600バーツ程度。
これはローシーズン価格だろう。ハイシーズンはこれより高くなるはずだ。
レセプションで聞いたところ、マンスリーなら16,000バーツとのこと。
電気代水道代込み。
掃除は2日に1度。
ペットボトルの水の補充は無し。
この部屋の広さでエアコンを頻繁に使うとしたら、1ユニット=7バーツで計算すると、おそらく1ヶ月で1,500か2,000バーツほどだと思われる。
水道代はせいぜい200バーツ程度。
その分を引くと、家賃が14,000バーツ前後。
2日に1回のルームクリーンがあるのはありがたいが、ローカル向けのアパートに比べるとやはり高い。
それでも、部屋はほどよく広くて快適。
1ヶ月程度の中期滞在なら、面倒がなくていいかも。
どうやらクレジットカードでの支払いも可能のようだ。
もちろん、短期滞在用ホテルとして利用してもいい。
600バーツでこの部屋なら利用価値は高い。
⇒アゴダ
まとめ
部屋に関しては、ほぼ不満なし。
かなり快適だ。
プールとジムにこだわりがなく、部屋で過ごすのがメインなら特に不都合はないかと。
立地もソイブッカオ界隈に慣れているなら、意外と便利。
ホテルとして短期滞在するもよし、アパートとして長期滞在するもよし。
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