パタヤのシーシャ事情
シーシャとは、いわゆる水タバコのこと。
アラブ発祥かな。
タイでは人気があり、パタヤのあちこちで、もくもくと煙が上がっていたものだ。
が、現在のパタヤではシーシャの提供が全面的に禁止されている。
厳密にいえば、販売提供が禁止されているだけで、個人で吸うぶんには問題ないそうだが。
わたしのタイ人の知り合いも自宅にシーシャセットを持っていて、自宅内では堂々と吸っている。
販売提供が禁止されているとはいえ、そこはタイのこと、抜け道はいろいろある。
パタヤで一番有名なシーシャスポットは、もちろんドリンキングストリート。
場所は、セカンドロードの北の端。ドルフィンサークルの少し手前くらいだ。
あまりにも有名だし、しかも、人目をはばからず、おおっぴらに提供されている。早い時間帯はそれほどでもないが、深夜ともなれば、あちこちから甘ったるい香りが漂ってきて、頭がくらくらしそうになるほどだ。
そのせいか、アラブ系のたまり場となっている。BGMまでアラブ人向けにアラブ音楽が流される始末。さらに頭がくらくらする。
料金は400バーツとのこと。
なぜこんなに堂々と売ってるのかと地元タイ人に聞いてみると、答えはシンプルそのものだった。
「ボス ○リ○」
ははあ、そりゃあ、わかりやすい。摘発する側と摘発される側が同じだったら、そりゃあねえ。
でも、いつダメになるかわからない。(つい数日前は問題なく吸えたとの報告あり。)
ナックルアにあるディスコやパブでもシーシャは吸える。
やはり400バーツか500バーツほどと高い。
さらに隠れて吸える場所はいくつもある。
ブッカオ周辺だけでも、わたしは何箇所も知っている。ちょっとずつ増えていっている印象。
こちらは、料金安めで、200バーツから250バーツほど。
とはいえ、以前はバービアのシーシャなら160バーツだったので、やはり割高となっている。
シーシャ業者と仲良くなれば、電話一本で自宅までデリバリーしてくれることもある。
さらにはサードロード近辺のローカルパブやディスコでも吸引可能とのこと。
料金不明。
あまりにも堂々としているドリンキングストリートはともかく、それ以外の場所は内緒とさせていただく。
禁止は禁止だ。ダメなものはだめ。
まあ、どうしてもパタヤで安くシーシャが吸いたい人は、がんばって探してほしい。
タイ人と仲良くなったり、ローカルエリアに足を踏み入れていれば、わりと簡単に見つかりますよ。別に大したことじゃないです。
もちろん、自己責任でよろしく。
電子タバコ
パタヤでは、シーシャ好きが電子タバコに流れていっているような印象を受ける。
普通の紙巻タバコを吸わない人でも、電子タバコなら吸っている。(タバコは吸わないが、シーシャを吸う人も多い。)
タイ人の間でも電子タバコが流行ってきていますね。
ファランはバービアでばかばか吸っています。
ただ、電子タバコもシーシャ同様、タイでは販売提供が禁止されているようだ。
タイ人は、知り合いのツテやネットショップなどで手に入れているらしい。
輸入もダメとのこと。
外国人が個人で吸う分には、なんとか持ち込みが許されている(というか見逃されている)のが現状。
ただし、税関で見つかると没収される恐れはありそうだ。
タイ人やファランに聞いてみると、一つか二つくらいなら持ち込んでも大丈夫だろうとのこと。
新品未開封の箱入りをいくつも持ち込むと罰則があるかも。
(このあたりの正確な事情はわかりません。各自お調べください。)
個人で吸う範囲では問題がない(はず)。
ちなみに、上記のような理由から、タイ国内の電子タバコ本体価格はわりと高め。タイ現地の取引価格と、日本のネット通販を比べてみると、確かに日本のほうが安い。
タバコと同じで、電子タバコも機内持ち込みはオッケーのようだ。
自分で利用する分をポケットにでも入れて、タイへ入国すれば、まず大丈夫でしょう。
が、あくまで自己責任でどうぞ。
シャーシ同様、それなりにリスクがあることを頭に入れておくべし。
タイ人へのお土産や輸入転売など安易に考えないほうがよさそうです。
(2018年追記)
電子タバコを吸っているところを見つかると、多額の罰金を請求されるケースが増えているとのこと。
とりわけバンコクでは厳しいようだ。
パタヤではそこまでうるさくないが、おおっぴらに吸うのはやめたほうがいい。
タイに電子タバコを持ち込むのは非推奨。我慢しましょう。