ついにカンボジアにもエアアジアが誕生する。エアアジア・カンボジアだ。
以前から話は出ていたが、ようやく正式決定した。
2024年5月2日に運航開始。プノンペンとシェムリアップとシアヌークビルを結ぶ。
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エアアジア・カンボジア新規就航
3月18日にエアアジアよりプレスリリースが出され、エアアジア・カンボジアが正式発表された。
エアアジア・カンボジアの拠点は、プノンペン国際空港となる。
A320を2機使用する。
運航開始日は2024年5月2日。
ソース:https://newsroom.airasia.com/news/category/English
就航都市は3つだが、路線としては2路線となる。
プノンペン=シェムリアップ
シアヌークビル=シェムリアップ
それぞれ毎日運航で、1日2便。
フライトスケジュール
プノンペン=シェムリアップ 07:40⇒08:30
プノンペン=シェムリアップ 15:50⇒16:40
シェムリアップ=プノンペン 12:35⇒13:30
シェムリアップ=プノンペン 20:35⇒21:35
シェムリアップ=シアヌークビル 09:15⇒10:15
シェムリアップ=シアヌークビル 17:15⇒18:15
シアヌークビル=シェムリアップ 10:50⇒11:50
シアヌークビル=シェムリアップ 18:50⇒19:50
エアアジアの国際ネットワークがさらに広がる。
ハブは、マレーシアのクアラルンプールとタイのバンコクだ。
新規就航するプノンペンとシェムリアップとシアヌークビルは、クアラルンプールやバンコクを経由して、日本にも繋がることになる。
たとえば、日本からバンコクへの直行便を利用し、バンコクからプノンペンへ移動、さらにエアアジア・カンボジアでプノンペンからシェムリアップへ移動するといったルートが取れる。
無料座席6000枚
エアアジア・カンボジア就航開始を記念して、無料座席を6000枚限定で予約できる。
別途、税金や手数料が必要で、片道総額では27USドルからとなっている。
旅行期間は、2024年5月2日から2025年3月29日まで。
実際にエアアジアのホームページで調べてみると、たしかに安い。
プノンペンからシェムリアップまで片道総額3,971円だ。
5月1日まではエアアジアが運航開始となっておらず、カンボジア・アンコールのフライトが14,000円以上もする。
エアアジア・カンボジアの登場により、プノンペンからシェムリアップへのフライト運賃が劇的に安くなる。
個人的には、その昔、プノンペンからシェムリアップまでミニバンとボートを乗り継いで移動したことがある。それは長い道のりだった。トンレサップ湖を船で行くのはいい経験ではあったけれど。
フライトならばたったの50分。しかもエアアジア・カンボジアは安い。
エアアジア・カンボジアの登場は、カンボジア国内線にとって大きな前進だ。
プノンペンからシェムリアップ、ひいてはアンコールワットへ安く早く行けるようになる。
なお、シェムリアップの空港は、2023年に新空港へ移転したばかり。
新空港はシェムリアップ市街地からかなり離れたところに設置されたため、市街地への移動には時間がかかる点に注意。
まとめ
エアアジアが攻勢を強めている。
日本路線では、タイ・エアアジアがバンコク=那覇線を4月に運航開始予定。
エアアジア・マレーシアは、クアラルンプール=パタヤ路線を6月に再開させる。
タイないしマレーシアとカンボジアを結ぶ路線はすでにタイ・エアアジアとエアアジア・マレーシアが運航している。
エアアジア・カンボジアの登場で、日本とタイとマレーシアとカンボジアが繋がっていく。
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