タイの主要空港を運用するタイ空港公社(AOT)は、利便性向上のため、各空港にセルフチェックインシステムとセルフバッグドロップシステムの導入
を進めている。
スワンナプーム空港では多くのセルフチェックイン用KIOSK端末が並ぶ。KIOSKでセルフチェックインが可能な航空会社は24社に呼ぶ。
バンコクにおけるもう一つの空港であるドンムアン空港でもKIOSKを設置し、セルフチェックインが可能となっている。
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ドンムアン空港のセルフチェックインサービス
AOTが2023年11月22日時点の情報として、ドンムアン空港でのセルフチェックインシステム利用可能な航空会社を上げている。
・エアアジア
・タイライオンエア
・バンコクエアウェイズ
セルフチェックインサービスのことを、CUSS(Common Use Self Service)という。
チェックインカウンターの近くに設置されたKIOSK端末にて、セルフチェックインを行うことができる。
セルフチェックインすれば、搭乗券が印刷される。
預け荷物がない場合は、搭乗券を持って、そのまま保安検査場ならびに出国審査場へ向かえばいい。有人のチェックインカウンターで手続きする必要なしだ。
預け荷物がある場合は、各航空会社のバゲージドロップ専用カウンターで荷物を預けることになる。一般チェックインカウンターの列に並ぶ必要はない。
スワンナプーム空港では、セルフバッグドロップにも対応している航空会社があるが、ドンムアン空港ではまだ導入されていないもようだ。
ドンムアン空港国際線出発フロアには、以前はエアアジア専用のセルフチェックイン端末が設置されていた。
今年実際にドンムアン空港からエアアジア国際線を利用したが、その際にはエアアジア端末はなくなり、AOTのKIOSK端末に変わっていた。
このKIOSKで、セルフチェックインが可能で、搭乗券も発行される。
エアアジアでは、モバイルチェックインによるセルフチェックインも可能となっている。スマホでEボーディングパスを表示させることができ、このEボーディングパスでの搭乗も可能だ。紙の搭乗券は不要。
が、Eボーディングパスは各チェックポイントでいちいちスマホを立ち上げるのが面倒だったりする。
モバイルチェックイン済みであっても、KIOSKで搭乗券の発行だけできる。
エアアジア搭乗にはこの方法がベター。
ドンムアン空港日本行きフライト
現在、ドンムアン空港から日本へのフライトはごく限られている。
直行便では、タイ・エアアジアによる福岡行きのみだ。
福岡行きでもKIOSKによるセルフチェックインは可能のはず(実際に利用したことはないが、ほぼ間違いない)。
また、タイライオンエアによる台北経由成田行きのフライトがある。台北では乗り継ぎの必要はなく、実質的な直行便だ。これもおそらくはKIOSKでのセルフチェックインが可能だろう。
ハイシーズンの空港は混雑しがちだ。
スワンナプーム空港では大行列ができている。
ドンムアン空港ではそこまで混雑していないはずだが、中国路線と時間帯がかぶると混雑するかもしれない。
ドンムアン空港では、国内線は出発2時間前、国際線は出発3時間前の空港到着を推奨している。
セルフチェックインサービスを使えば、大幅な時間短縮となる。
KIOSKのセルフチェックインは本当に便利なので、ぜひとも活用のほどを。
スワンナプーム空港でのセルフチェックインサービスについてはこちらから。
関連記事:スワンナプーム空港のセルフチェックインとセルフバッグドロップ
タイ航空やANAやJALも対応している。
またタイ航空はセルフバッグドロップも対応だ。
チェックインから荷物預けまで、列に並ぶことなく、セルフサービスで済ませることができる。
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