タイ行き航空券が高騰してきている。ハイシーズンに向けて価格は上昇する一方だ。
特に直行便は高い。タイ航空、ANA、JALのレガシーキャリアはむろんのこと、エアアジアやPeachやZIPAIRも高くなっている。
この状況の中でも、レガシーキャリアの経由便ならばまだまだ安く購入することが可能。
特にベトナム航空が安い。
しかも格安航空券販売のサプライスの3000円割引クーポンを使えばさらに安くすることできる。
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Surprice（サプライス）の3,000円割引クーポン
サプライスはHIS系列の格安航空券販売を行っている日本の会社だ。
現在、恒例の3,000円割引クーポンを配布している。
一部適用外の航空会社もあるが、エアアジアなどLCCの片道航空券でも3,000円割引の対象だ。
海外航空券の3,000円割引クーポン
適用期間：2023年10月27日から10月30日23時59分まで
割引額：1グループについて一律3,000円
適用商品：日本発海外航空券で総額1万円以上の予約
除外商品：海外発航空券、シンガポール航空、タイ国際航空、JAL、ANA
1グループにつき3,000円なので、もし2人以上で旅行する場合は、1人ずつ個別に予約すれば、それぞれ3,000円割引が受けられる。
タイ航空とJALとANAが適用外なのはタイ好きにはいたいところ。
クーポンは予約画面を進めていき、決済ページにて「オンラインクーポンの利用」で「クーポンを使用する」を選択すればいい。
バンコク行きフライトはベトナム航空が安い
12月の関空発バンコク行きでチェックしてみる。
LCCのPeachとタイ・エアアジアXも3,000円クーポンの対象だが、最安値に表示されない。往復で7万円以上もする。
タイ航空はクーポン対象外だが、もともとの価格が余裕の10万円超え。
最安値で表示されるのが、ベトナム航空の経由便だ。
往復で57,530円となっている。
ここから割引クーポンを使って3000円引きとなり、合計54,530円となる。
レガシーキャリアの往復で5万円台はなかなかお得だと思う。しかもハイシーズンの12月でだ。
レガシーキャリアなので、受託手荷物は無料、食事も無料、座席指定も無料だ。LCCよりかなりお得。
ただし、5万円台の激安チケットには注意が必要。
ルートとしては、ハノイもしくはホーチミンを経由して、バンコクへ向かうことになる。
ベトナムでの乗り換えが必要だ。
安いチケットの乗り換えは翌日のフライトとなってしまう。
関空を午前10時30分に出発して、ホーチミンないしハノイで一泊して、翌日の午前10時15分にバンコク・スワンナプーム空港に到着するといったタイムスケジュールだ。
ベトナムでのトランジット時間が実に19時間。
空港内で待つのはきつすぎるので一度ベトナムに入国してホテルで1泊することになるだろう。
ベトナムの空港でのトランジット時間が短いフライトもあるが、それは安い価格では販売していない。
要するに不便な乗り継ぎなので、安く販売しているというわけだ。そのかわり、ベトナムでも金を使ってねと。
逆にいえば、ベトナムで1泊2日で観光したい人にはちょうどいい。
往復で購入すると、復路のバンコク発日本行きは、さほど長くないトランジット時間のフライトだと追加料金の必要なしで買うことができる。
数時間は必要だけど、往路のように19時間ということはない。
トランジット時間が短くて便利な時間帯のフライトだと追加料金が必要となっている。
また、片道での購入も可能だ。
ティーウェイのほうが安いが、ベトナム航空もほぼ変わらない。
関空からホーチミン経由でバンコクまで31,510円。
ここから3000円割引で、合計28,510円となる。
これもベトナムで1泊する必要のあるフライトだ。
往復運賃よりは割高となるが、それでも、レガシーキャリアの片道運賃としては、かなり安い。
エアアジアやPeachと変わらない価格帯で、かつ預け荷物も食事も座席指定もついてくる。
タイが目的地だけど、ついでに1日だけのベトナム観光も楽しみたい人にはちょうどいい。
東京発ベトナム経由バンコク行きも安いフライトがある。
往復64,340円で、3000円割引を使うと61,340円。
関空発より高いが、ベトナムでの乗り継ぎ時間が短い。午前9時半に東京を出て、バンコクに午後6時半に到着できる。
東京発バンコク行きで最安値となるのが、中国国際航空の北京経由便だ。
往復53,900円で、3000円割引を使うと50,900円。
乗り継ぎ時間は短いが、バンコク到着が夜中になる。
それでもフルサービスキャリアで往復5万円ちょっとは魅力的だ。
フルサービスキャリアのバンコク直行便が平気で10万円オーバーする情勢でも、経由便なら半額で購入できる。
経由便にはデメリットもあるけれど、うまく活用すれば安くタイへ行ける。
フルサービスキャリアの直行便がベストなのだが、なかなか厳しい。
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