エアアジアのホームページでフライト運賃をあれこれ検索していると、おもしろいルートを見つけた。
日本からマレーシア経由でペナン島へ行くフライトだ。
日本からクアラルンプールへ直行便の半分くらいの運賃で、ペナン島まで行ける。関空からペナンが15,000円だ。
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エアアジアのペナン島行きフライト
日本からペナンへの直行便は出ていない。
エアアジアだとマレーシア・クアラルンプール経由で行くことになる。
エアアジアのホームページより、出発地を大阪、到着地をペナンにして検索。
15,000円という価格表示となった。
多くは18,000円だが、15,000円も残っている。
関空からクアラルンプールへ行き、クアラルンプールでペナン行きに乗り継ぐフライトとなる。
関空からクアラルンプールは1日1便のみだが、クアラルンプールからペナンへは便数が多い。選び放題だ。
最短で計10時間45分、最長で25時間分。
それにしても15,000円は安い。
おもしろいのはクアラルンプール行き直行便のほうがはるかに高いこと。
同じ日程の関空発クアラルンプール行き直行便は、29,900円で出ている。
バンコク乗り継ぎのクアラルンプールなら23,248円。
エアアジアのクアラルンプール直行便は高い。でもペナン行きにするとクアラルンプール経由でも15,000円。
東京発も見てみる。
エアアジアのクアラルンプール行きは、成田ではなく羽田から出ている。
よって、羽田発ペナン行きで検索する。
関空発より高いけれど、日程によっては19,240円で出ている。
羽田発クアラルンプール行き直行便は、31,990円。
日程によっては5万円越え。高いなあ。
でもペナン行きだと2万円以下。
ちなみに、トリップドットコムでもペナン行きエアアジアの安い運賃は販売されている。
関空発ペナン行きが15,070円。
エアアジア直接購入運賃は15,000円だが、これには別途クレジットカード決済手数料がかかる。トリップドットコムでは決済手数料無料のため、トータルではトリップドットコムのほうが安くなるはずだ。
クアラルンプール乗り継ぎとタイ周遊旅行
エアアジアのクアラルンプール乗り継ぎペナン行きだが、経由地のクアラルンプールでマレーシア入国が可能となるはずだ。
あえて、クアラルンプールでの乗り継ぎ時間を長くしておき、一度マレーシアに入国する。長い乗り継ぎを活用して、クアラルンプール市内観光にあてる方法だ。
最長乗り継ぎだと、クアラルンプール1泊も可能だ。
乗り継ぎ便ではあるが、クアラルンプール空港でマレーシアへのトランジット目的での入国は問題ないはず。
ただし、クアラルンプールからペナンへのフライトを捨ててしまうのは問題ありそうな気もする。
ペナン行きのチケットのほうが安いのを逆手に取り、クアラルンプールで旅程を終了させるやり方だ。この方法だと、クアラルンプールまで3万円のところ、15,000円で行けてしまう。
が、あまりよろしくない。なんらかのペナルティが課されるかはわからないけれど、あまり航空券を捨ててしまうのはおすすめできない。
どうせならちゃんとペナン島までいきましょう。
クアラルンプールよりはペナン島のほうが楽しいと思う。
また、ペナン島からタイへは近い。
ペナン島からはハジャイ行きの直行バスが出ている。国境の街であるダンノックで途中下車することもできる。
関連記事:ペナン島からタイ国境の街ダンノック(サダオ)へ。タイ入国イミグレーションは意外と厳しかった。
また、ペナン島からパダンブサール行きのマレーシア鉄道に乗り、国境を超える国際列車でハジャイまで行く方法もある。
関連記事:マレーシアからタイへ国際列車で国境越え パダンブサール~ハジャイ
日本からクアラルンプール経由でペナン島に行き、そこから陸路でタイに入国。最後はバンコクから日本にエアアジアやPeachなどのLCCで安く帰国するルートを取ることもできる。
フライト代は総額4万円以下でまかなえるだろう。
移動はハードになるけれど、周遊旅行好きなら悪いルートではない。
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