前回の沈没日記に登場したソイLKメトロのコヨーテ嬢。
仕事終わりに部屋へ連れて帰って、ショート1000バーツ+チップ300バーツだった。
関連記事:二転三転の末、LKメトロのコヨーテ嬢をお持ち帰り。ショート1000B+チップ。
いろいろと世間話をしていると、過去の男の話題に。
つい最近まで、ファランの彼氏がいたらしい。まあこの場合、彼氏というより上客と言うべきかもしれない。
例によって毎月送金してもらっていたそうだ。
もうこの手のネタには少々食傷気味なのだが、今回はすごかった。
なんと、ファランからの毎月の送金額は、驚きの30万バーツだ。
3万バーツではない。
30万バーツでっせ。
ほぼ100万円!
1年ほどもらい続けたと言っていた。
いやいや、ファランよ、どんだけ金持ちなんだよ。
たしかにそのコヨーテ嬢はまだ若いし、ルックスもそこそこいいし、色黒なだけに欧米人からは受けそうだ。
でも、30万バーツはあげすぎだろ。
さらにすごいことには、コヨーテ嬢は毎月30バーツバーツもらっていても、すべて使い果たしというのだから、まったく呆れるしかない。
家を買ったのかと質問すると答えはノー。
かろうじて車は買ったらしい。
それでも30万バーツを12ヶ月もらい続けたとしたら、合計360万バーツ。1000万円以上となる。
車を購入しても、まだまだ残っているはず。
でも、友だちや親戚との飲み会やショッピングで散財し、あげくの果てにはギャンブルで1バーツ残らず使い果たしたという。
これだよ、これ。
これぞ、タイの夜の女性だ。
(あえてタイ人全体に当てはまるとは言わないけど、あながちハズレていないような気もする。)
もう、ザルだよ、ザル。
穴だらけのザルに水を一生懸命かけているようなもの。
何も残らず、流れ落ちていくだけ。
ファラン彼氏と別れたとたん、月収100万円から財産ゼロに一気に転落。
そして、わたしのような渋ちんの日本人にバーファインなしのショート1000バーツで体を売るようになる生活へ逆戻り。
でも、本人はあっけらかんとして笑っている。
だって、使っちゃったんだから仕方ないじゃない
楽しかったんだからいいじゃない
また働いて、金持ちの男を探せばいいのよ
そこがまたタイの夜の女性らしい。
この底抜けの脳天気さがたまらない。
底が抜けているのか、底が見えないのか、底が知れないのか、あそこだけで生き抜くのか、まあ、あっぱれだ。
うん、いいよね。
もう大好きだ。
日本人がカモにされたり、高額チップを要求されたり、送金してしまっているなんて話はよくきくが、ファランに比べればかわいいもんだ。
日本人は甘くないよ。というか、ファランとかアラブとかシンガポーリアンに比べれば、明らかにカネを持っていない。
激甘日本人なんて、ほんとごく一部じゃないか。
ファランこそ激甘だ。
まあ、パタヤで遊んでいるのはファランが圧倒的多数で、さらにファランといっても国籍はさまざまなうえ、貧乏系からリッチ系まで幅広いだけの話とも言えるけど。
ソイ6でドリンクも奢らずショート500バーツで速攻2階の部屋に上がるファランや、ゴーゴーバーで小指一本分のドリンクを残したままずっとカウンターにしがみついているファランもちょこちょこ見かける。
と同時に、わたしのまわりには、毎月5万バーツや10万バーツを送金しているファランなんて何人もいる。果ては毎月30万バーツだ。
懇意の女性の気を引くために、5000バーツや1万バーツを送金しようかどうしようか悩んでいるわたしのような日本人のなんと卑小なことか。
いやもう、そんな外国人たちとタイの夜の女性たちとのやりとりを観察しているだけでも、パタヤは楽しいところだ。
国際的な経済力の比較や金銭感覚の違いが、この狭い地域で何となくわかってくるんだから、大したものである。
勢いのある国がどこかもすぐにわかる。
ロシア人が増えたと思いきやルーブルが暴落して、ロシア人が激減。
中国人はずっとうなぎのぼりで、最近では若い韓国人や台湾、香港、シンガポールが増えてきた。
何が言いたいかというと、「がんばれタイの夜の女性たち」と素直に応援してあげたいのである。
カモは次から次へと現れるけど、あなたはいつまでも若くはいられない。
できれば、もうちょっとだけでいいから、経済観念はしっかり持ってほしいなあ。
ま、余計なお世話ですけどね。