関空からホーチミン経由でバンコクまで移動した。
ホーチミンはトランジット目的ということもあり1泊のみだった。
ホーチミンに1泊のみで、昼も夜もそれなりに楽しむのならファングラーオ通りからブイビエン通りにかけてのエリアに投宿すると楽でいい。
かつてバックパッカーにとっては、ファングラーオ通りはカオサン通りほどではないにしても、旅人が集まる通りとして有名だった。
ベトナムといえばホーチミンのファングラーオ通りであり、移動するのは新ツーリストと呼ばれるほど。
今はファングラーオ通りよりもブイビエン通りのほうが有名になっていると思う。
今回はファングラーオ通り沿いのホテルに泊まる。
激安のゲストハウスではなくて、ちゃんとしたホテルだ。
バルコニー付きで景観も良かった。
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目次
The Noble Swan Wood Park Hotel
ホーチミンにはノーブルスワンというホテルがいくつかあるようだ。
今回泊まるのは、ノーブルスワンウッドパークだ。
選んだ基準は立地と価格、それにバルコニー付きという条件だった。
できればバルコニーはほしい。たばこが吸いたいからだ。
立地はブイビエン通り近くだけど、近すぎないこと。ブイビエン通り沿いはあまりにも騒音がひどい。
ファングラーオ通りあたりがちょうど良さそう。
条件にうまく合致したのが、ノーブルスワンウッドパークホテルだった。
ホーチミン・タンソンニャット国際空港から152番のローカルバス(30円)でファングラーオ通りに一番近いバス停へ。
徒歩数分でホテルにたどり着く。
間口は狭く、奥行きが広いというベトナムでよく見る建物だ。
ロビーはソファーが1セット置いていあるだけ。夜は夜間担当者がソファーで寝ている。
チェックインは簡単。パスポートを見せて、書類にちょろっとサインするだけ。デポジット不要。
予約したのは、スーペリアシティビューダブルルームという部屋だったが、アップグレードしておいたよと告げられる。
エレベーターあり。階数表示は6階まであるが、レセプションがあるのはGFのため、実際には7階建てとなる。
部屋は最上階だった。
1フロアに部屋が3つだけ。
ファングラーオ通りに面した部屋だった。
クアッドルーム
アップグレードされたと聞いて、うきうきで入室。
入ってびっくり。広い。綺麗。
床も壁も綺麗だ。
アゴダ情報では2022年にできたばかりとあるが、それはさすがにない。でも改築したばかりのようだ。
一人で泊まるのにダブルベットだ。
ダブルベットが2つあるため、部屋名はおそらくクアッドルーム(バルコニー付き)だと思われる。
トリプルルームかもしれない。まあどっちでもいいか。
とにかく広い部屋で気持ちいい部屋だ。
アゴダ情報では、スーペリアルームが19㎡で、クアッドルームが38㎡。2倍の広さになった。ラッキー。
ベッドの間にはサイドテーブルと照明あり。コンセントもある。
ちょっとおしゃれなテーブルとチェア。
無料の水は3本。電子ケトルはあるが、インスタントコーヒー類は置いてなかった。
冷蔵庫もない。
テレビは見ていないのでわからない。
エアコンは普通のリモコン式で、効き目は申し分なし。
窓側には化粧台もある。
ドライヤーも置いてあった。
セーフティボックスは見当たらず。
貴重品は自分で管理しましょう。
バルコニー付き
大きな窓の外にはバルコニーがある。
ドアはがたがたで、開け閉めにちょっと苦労する。でもちゃんとロックはできる。
バルコニーは日当たり良好だ。床は少々傷んでいる。直射日光を浴び続ければこうなるだろうなと。
灰皿はなかったが、喫煙は問題なし。空きペットボトルを灰皿代わりにした。
眺めも良好。
真下はファングラーオ通りで、向かいにある公園もよく見下ろせる。
夜のホーチミンシティ。
いいんじゃないでしょうか。
夜間はファングラーオ通りを走る車の音がちょっと聞こえてくる程度で、特にうるさくはない。
ぐっすりと眠れる。
バスルーム
部屋に比べると、地味なバスルームだ。
シャワーブースの仕切りあり。
シャワーの水圧と温度は問題なし。
ボディソープとシャンプーは備え付けてある。
バスタオルが3枚にフェイスタオル1枚。
アメニティは、大量の歯ブラシが用意されていた。歯は磨き放題。
ボトル入り石鹸もある。
Wi-Fi
Wi-Fiは無料。
パスワードはレセプションないし部屋内に掲示してある。
70Mbpsという通信速度はかなり優秀。タイのホテルよりよっぽど早い。
動画はさくさく見られる。
というわけで、部屋はすごく気にいった。
昨年6月と7月にホーチミンに滞在し、2つのホテルに泊まった。
関連記事:ホーチミン・ブイビエン近くの格安ホテル、アイ ピース ホテル (Ipeace Hotel)宿泊レポート
関連記事:ホーチミン・ベンタイン市場近くのMETRO POINTS ホテル宿泊レポート
バルコニー付きと立地と部屋の広さは考えると、今回のホテルが一番よかった。
マッサージルーム
プールもジムもレストランもない。
このあたりの格安ホテルはどこもそんなもの。
ホテル入り口にマッサージ屋の看板あり。
マッサージ師が看板の脇で待機している。1人か2人ほど。
ホテルに2階がマッサージルームになっているようで、ちょっと声をかけると2階に連れて行かれそうになる。
自分の部屋でもマッサージ可能かどうかは聞いていないが、たぶん大丈夫そう。
地図と周辺施設
地図
ファングラーオ通り沿いにあるため、非常に便利。
周囲には、旅行代理店が多い。
ホーチミン-プノンペン間のバス会社。
このようなバス会社や代理店がいっぱいある。
SIMカード売りや、ビザランもやっている。
昔に比べると、しっかりしたバス会社が増えているような雰囲気だ。
かつてはシンツーリスト以外は信用できないと言われていたものだが。まあ今も注意は必要だろうけど。
夕方以降は長距離バスが集まってくる。
ローカルベトナム人のほか、欧米人バックパッカーが多い。
コンビニはホテルを出て左手にサークルKがある。
食事どころはいくらでもある。
そこらじゅうにバインミー屋台が出ている。
フォー専門店もあって、麺類好きはそちらへ。
カフェも多い。
バーやクラブで飲むならば、ブイビエン通りへ。
ブイビエン・ウォーキングストリートまでは徒歩2,3分だ。
ちょうどいい距離感。
ブイビエン通り沿いのホテルに泊まると、夜中まで爆音が響いて眠れなくなる。
ファングラーオ通りまでは音楽は聞こえてこない。夜は車の音がするだけ。
有名なベンタイン市場までは徒歩10分ほど。
日本人街であるレタントンまで歩くのはちょっときつい。Grabを使うのがいいと思う。
宿泊料金と予約先
アゴダでスーペリアシティビューダブルルームを2,457円で予約した。
改めて調べてみると、日程によっては2,138円で出ている。
トリプルルームだと4,177円。さすがに高い。
1人ないし2人で泊まるなら、エグゼクティブダブルルームテラス付きあたりがちょうどよさそう。これで3,000円ちょっと。
このあたりのホテルでバルコニー付きでほどよく広くて清潔な部屋が1泊2,500円から3,000円程度ならコスパはいいほうだと思う。
なお、エクスペディアやホテルズドットコムでの日本語ホテル名は、「プンホアンパークビュー」となっている。英語表記では、The Noble Swan Wood Park Hotelと記載されている。
まとめ
今回のホテル選定は正解だった。アップグレードしてくれたのはラッキーだったが、立地も部屋も申し分なし。
なんだか1泊でチェックアウトするのがもったいなく思えたほど。
ホーチミンに滞在するのはもういいかなとも感じていたが、ファングラーオ通り周辺とホテルがちょっと気に入った。
またホーチミンに戻ってこようと思う。
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