日本の水際対策が見直しとなる。
9月7日からは陰性証明書免除、1日あたりの入国者数上限引き上げなどが正式決定しているが、さらに各国・エリアの色分け区分が変更となる。
これで9月7日以降の日本入国方法が固まった。
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水際対策強化に係る新たな措置(28)に基づく国・地域の指定について
9月2日付けで外務省が正式発表している。
9月7日午前0時以降、以下28か国・地域の水際対策強化に係る新たな措置(28)に基づく国・地域の指定について、見直しを行うこととします。
現在、「赤」区分のアルバニア及びシエラレオネは、令和4年9月7日午前0時からは「黄」区分となります。これらの国からの帰国者・入国者については、入国時検査を実施した上で、原則5日間の自宅等待機を求めることとし、入国後3日目以降に自主的に受けた検査の結果が陰性であれば、その後の自宅等待機の継続を求めないこととします。このうち、ワクチン3回目接種者については、入国時検査を実施せず、入国後の自宅等待機を求めないこととします。
現在、「黄」区分のアンゴラ、アンティグア・バーブーダ、ウルグアイ、エスワティニ、エリトリア、カーボベルデ、ギニアビサウ、クック諸島、グレナダ、コモロ、サモア、サントメ・プリンシペ、サンマリノ、スリナム、セントクリストファー・ネービス、セントビンセント及びグレナディーン諸島、ソマリア、チャド、ツバル、ナウル、ニウエ、バヌアツ、ブルネイ、ボツワナ、ホンジュラス、モーリシャスは、令和4年9月7日午前0時からは「青」区分となります。これらの国・地域からの帰国者・入国者については、ワクチン3回目接種の有無によらず、入国時検査を実施せず、入国後の自宅等待機を求めないこととします。
⇒https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C077.html
簡単にいえば、赤色区分の国はなくなり、黄色グループも減少。多くが青色グループとなる。
9月6日までの現行グループ分け
9月7日からの新しいグループ分け
タイは引き続き青色グループのままだ。
ベトナムは黄色グループを継続する。
9月7日からの日本入国時検疫措置
9月7日から実施される新しい日本入国時検疫措置も発表されている。
有効なワクチン接種証明書とは、日本政府が認めたブースター接種済みであることが条件。(例:ファイザー2回+ファイザー1回)
タイなど青色グループからの日本入国では、有効なワクチン接種証明書があれば、出国前検査(陰性証明書)も到着時検査も待機も一切不要だ。
もし、ブースター接種済みでないならば、陰性証明書は引き続き必要となる。ただしブースター接種の有無にかかわらず、到着時検査と待機は不要。
ベトナムなど黄色グループからは、ブースター接種済みであれば、青色グループと同じく陰性証明書も到着時検査も待機も不要となる。
ブースター接種でない場合は、陰性証明書も到着時検査も待機も必要。
赤色グループは該当国がないためとりあえず無視してもいい。
要するにブースター接種を済ませておけば、全世界どこの国から帰国しても、陰性証明書も到着時検査も待機も不要となるわけだ。
もはや色分けの意味がほとんどないような気がするが、日本政府は色分けを継続する。
まとめ
とにかくブースター接種させしておけば、あとは完全フリーに近いかたちで日本帰国が可能となる。
MySOSは継続となることが決まっているが、9月中旬にはシステムが変更になる話も出ている。
当面は、ブースター接種とMySOSのファストトラック登録により、日本帰国はよりスムーズになる。
旅行先で陰性証明書を取得する苦労もなくなり、日本帰国難民となる可能性もほぼなくなり、自由に帰国できる。
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