パタヤにはケバブ屋台が多い。
街中が静まり帰っていたロックダウン中でもケバブ屋台だけは元気に営業していたものだ。
むろん中には閉店や一時休業していたケバブ屋台もあるが、タイ開国に伴い続々と復活。
が、値上げも続々だ。
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ソイダイアナのケバブ屋
ソイダイアナ沿い、LKメトロ入り口脇のファミリーマート前にあるケバブ屋台がお気に入りだった。
量も多いし、味付けもいいし、クルトンも入れてくれる。それで60バーツ。
屋台のおばさんの愛想もよく、たまに手伝っている別のおばさんはちょっと日本語が話せた。
この2年というもの、時に閉鎖したり、特に営業したりと、不規則ではあったが、今年前半からは順調に店を開けるようになった。
周囲のケバブ屋が60バーツから70バーツに値上げする中、60バーツをキープ。
が、今年、5月くらいに屋台に表記された60バーツが消されて、70バーツに値上げとなった。
まあ、物価高騰中だし、しょうがないか。
日本一時期を終えて、またパタヤに戻った。
日本でケバブは食べないが、パタヤにいるとケバブが食べたくなる。
さっそく、ソイダイアナへ。
屋台の外観は変わっていない。
が、メニューが新調されていた。
チキンケバブは80バーツに値上げとなった。チーズ入りができるようになっており、100バーツだ。
いつものおばさんではなく、初めて見るおじさんが担当している。
うーん、ひょっとしてい経営者が変わったのかもしれない。
チキンケバブをオーダー。
野菜は、キュウリがなくなっている。
クルトンは健在。
ソースは選択可能だが、おまかせの全部入れで。
大きさは以前と変わらない。
ボリュームはある。
鶏肉の量は減ったように思う。
キャベツがたっぷりだ。でもこのキャベツが青臭くて、食感も悪い。
ケバブの良さを帳消ししている。
うーん、大好きだったファミマ前ケバブ屋台だけど、20バーツ値上げしたあげくに、味もいまいち。
これではリピートはしないなあ。ちょっと残念。
ケバブ屋値上がり中
ちなみに、ツリータウン近くにあるトルコ系ケバブ屋(トルコ人の店主がちょっと日本語を話す)では、パンデミック中も今も繁盛している。が、1年以上前に80バーツに値上げ済みだ。
しかも巻が細くなっている。味はいいんで、小腹が空いたときにちょうどいいのだが。
この界隈のケバブ屋は軒並み80バーツに値上げとなったようだ。
ウォーキングストリートや、ウォーキングストリート近くのセカンドロード交差点付近にもケバブ屋が多い。
細かく調査はしていないが、チキンケバブ100バーツと書かれている店を見かけた。
従来このあたりは、チキンケバブが80バーツが相場だった。ソイダイアナ近辺よりも20バーツ高い設定。
それが今では100バーツという価格になった。
決してすべての店ではないが、パタヤ全体として20バーツの値上げという形となっている。
パンデミック中で客が少ない時は、50バーツのケバブ屋なども出ていたが、もうそんな安値での提供無理のようだ。
ブッカオ常設市場前の25バーツケバブ屋台はいつのまに30バーツに値上げ。ここはケバブの大きさが他店の半分以下のミニサイズだが、それでも値上げ。
物価上昇と観光客増加で、値上げラッシュである。
しかも円安だ。
かつては1バーツ=3円で、ケバブが60バーツ、つまり180円。
今は1バーツ=3.8円で、ケバブが80バーツ、つまり304円。
日本人から見れば、120円の値上げに感じる。
まあ、それでも300円でケバブが食べられるわけで、日本国内と比較すると安いわけだが。
探せばまだ60バーツないし70バーツで売っているケバブ屋台はあるはずだ。
特に移動式屋台は60バーツでやっていそう。
ソイダイアナのファミマ前という選択肢がなくなったので、どこか別のケバブ屋を開拓していこうと思う。
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