連日多くの感染者が報告されているチョンブリ県。
増減はあるが、毎日100人前後の感染例が見つかっている。
本日からパタヤで検問所を設置。県外へは移動必要性証明書提示を。
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チョンブリ県感染状況
5月2日、チョンブリ県発表による新規感染者は89人。
(CCSA発表によるタイ全国統計値とは集計タイムラグにより数値が異なることがある)
昨日(106人)よりも新規感染者は減少した
死者累計6人(+0)
新規感染者内訳
ムアン地区8人
シラチャー地区14人
バンラムン地区(パタヤ)53人
他
累計
4月新波での累計は県全体で2,611人(回復済み984人、治療中1,621人)。
ムアン地区が690人、シラチャーが303人、バンラムン(パタヤ)が1,159人となっている。
新規感染者の感染経路内訳
チョンブリ県保健局が発表している施設の名称はあやふやなものが含まれるが、原文表記のまま挙げていく。
娯楽施設
・Differ Club Pattaya 1人
・ YES Pub 1人
他県への旅行やパーティ 6人
確認調査 53人
調査 28人
また、241人の接触者と1,609人の積極調査による検査の結果を待っている。
車両型検査場で902人を検査している。
チョンブリでは連日で2,000件以上の検査を実施している。
5月1日の検査件数は2,498件で、うち陽性確認が106件。単純計算による陽性率は、4.2%。
なお、パタヤのナイトライフ施設は4月10日にすべて閉鎖となっている。
感染経路に名前が上げられたインソムニアも当然のようにずっと閉鎖のまま。
もう感染経路に関しては、どこで感染したかわからないものが大半となってきたように見える。
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、連日にように感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
(パタヤを抜粋)
・Sugar Palm Restaurant(ジョムティエンセカンドロード)
・Lareena Resort by the sea(ラン島タワウェンビーチ)
・ナムプリック屋(サウスパタヤの市場)
・Boots(パタヤアベニュー)
・Foodland(パタヤカン)
パタヤチェックポイント開設と移動必要性証明書
チョンブリ県の新しい規制により、チョンブリ在住者が県外へ出るには、移動する必要性を示す証明書が要求される。
県内15箇所にスクリーニングチェックポイントを設置、そこで移動必要性証明書を提示することになっている。
県内外の移動を禁止するものではなく、必要性のない移動を自粛するようとの要請だ。
チョンブリ県広報が改めて告知を出している。
移動必要性証明書が要求されるのは、
1チョンブリ県のプラチャーチョン(ID)を持つ者
2チョンブリ県在住者
3チョンブリ県内で働く者
必要性がなければ移動しないように。
もし必要があるなら、地区の役所等あるいは会社や施設のオーナーから移動必要性証明書を取得するように。
ダークレッドゾーンゾーン(バンコク、チェンマイ、サムットプラカン、ノンタブリ、パトゥムタニ)からの旅行者はそれぞれの県の規制に従うこと。
他県からチョンブリに入るには証明書は必要ない。
が、最高度厳重管理エリアに旅行する必要性があるのかを考えてほしい。
と、以上のような内容。
移動必要性証明書は、バンラムン役所で発行している。明日からはパタヤ市役所でも発行可能になるとのことだ。
チョンブリ県内の検問所は15箇所。
パタヤでは2箇所設置される。
一つは、スクンビット通り沿い、バンラムン警察署の少しバンコク寄りのワットチョーンロム前、バンコク方面行き車線上。
地図
すでに本日からチェックポイントは稼働している。
検温や移動必要性証明書のチェックを実施。
仕事や通院など移動の必要があれば通過できる。
もう1箇所は36号線とのことだが、ピンポイントの場所は不明。
山のほうなので、ほとんどの人は関係なさそう。
チェックポイントは24時間稼働とのこと。
バンラムンエリアで2箇所のみなので、チェックポイントを回避するのは難しくないだろう。
昨年4月のパタヤ封鎖時に比べれば、かなりゆるい。
また、実際には移動必要性証明書もそこまで厳しく求められないかもしれない。
でも、バンコクとパタヤをバスや車で行き来しようと考えている人は、少し注意したほうがよさそうだ。
移動禁止命令ではないので、証明書がなくともチェックポイントで摘発や検挙されることはないが、いろいろと面倒なことになる可能性あり。
昨年末の第2波発生時にも同様の移動必要性証明書が要求されたが、実際にはチェックは厳しくなかったとも聞く。
今回はどうなるのか、こればっかりは現場に行ってみないと判断できないが。
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