3月22日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は少し減少。
17日ぶりにチョンブリ県で新規感染者が見られた。
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タイ全国の感染状況
3月22日発表、タイの新規感染確認者は73人
（累計27,876人）
外国からの入国7人
国内感染（病院にて検査）：22人
積極調査：44人
死亡：1人（累計91人）
新たに亡くなったのはバンコクに住む60歳のタイ人男性。糖尿病、高血圧、肺がんを患っていた。
病院での検査22内訳
バンコク8
サムットサコン8
ナコンパトム1
パトゥムタニ1
ノンタブリ1
サムットプラカン1
チョンブリ1
ラチャブリ1
積極調査44例内訳
サムットサコン25
バンコク13
パトゥムタニ5
ペチャブリ1
サムットプラカンの建設作業員住居キャンプでクラスターが発生。17人の外国人労働者の感染が確認され、584人を厳重な監視下に置いた。
キャンプの場所は、スクンビットのソイ107と117。
バンコクのラマ2世エリアでクラスターでは、これまで28人の感染が確認されている。
チョンブリで17日ぶりに新規感染者が確認された。
地区はバンラムン（パタヤ含む）。
ASQ隔離中の検査では陽性反応が出ず検疫を終えた外国人がその後に感染が判明。その外国人と接触した人に新たな感染が確認された。詳細は不明。
国内感染66例のうち、サムットサコンで33例が確認され、割合は50％。
バンコクの感染者が21人で割合は31.82%。
感染の大半をサムットサコンとバンコクが占めている。
外国からの入国7人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。国籍は、タイ3、コソボ1、ベルギー1、ノルウェー1、ポーランド1。
出発地は、ドイツ1、ベルギー1、カタール1、ポーランド1、デンマーク1、アメリカ1、ハンガリー1。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
前日に引き続き感染者数は2桁台。
アジア各国の統計
日本は1,480人で前日よりわずかに増加。
フィリピンでは感染者ならびに死者が増加中。カンボジアでも感染者が増えつつある。
CCSA状況説明ブリーフィング概要
月曜日はCCSAによる定例ブリーフィングの開催日。
・来月はソンクラーンの祝日があるが、路上で互いに水をかけ合うのは許可されない。伝統的な方法で正月を祝うようにしよう。
・ヤソートンで初めて感染者が発見された。これまで感染者が確認されていない県は11。
・サムットサコンではこれまで35,000回以上のワクチンを投与された。2回目の接種は3月22日より始まる。
・4月1日より、外国人旅行者向けのエリア検疫が適用される。対象は、パタヤ、チェンマイ、クラビ、プーケット、スラタニー（サムイ島、タオ島、パンガン島）のホテル。
エリア検疫については前日にパタヤ市長がすでに発表している。
CCSAからも発表があったので、4月1日スタートは正式決定とみていい。
プーケットとサムイ島にワクチンを供給
先週土曜日に追加のシノバックワクチン80万回分がタイに到着した。
保健省のアヌティン大臣は、プーケットとサムイ島の重要エリアに配布されると発表。残りのワクチンはサムットサコンへ。
外国人観光客が戻ってくるまでに地元の人々が免疫を獲得するのに十分な量を手配できるとしている。
プーケットでは集団免疫を獲得するために90万回分のワクチンが必要とされている。
参照：https://www.nationthailand.com/news/30403986
4月1日からスタートする予定のエリア検疫には、プーケットとサムイ島も含まれている。
エリア検疫では旅行者は隔離検疫期間中にホテルのエリア外に出ることは不可とされる。
計画では10月以降は一部エリアにかぎり隔離無しでの入国を認めることになっている。
おそらくプーケットやサムイ島やパタヤなど一部観光地に限定されるものと見られる。そのためにプーケットやサムイ島では地元に人たちへのワクチン供給を急いでいる。
3月22日のタイ入国外国人は637人、累計99,124人
CCSAの状況説明スライドショーによるタイ外務省の統計
3月22日タイへの入国者はタイ国籍526人、外国籍637人。
外国人の乗るフライトのトップ３は、中国から199人、インドから148人、UAEから59人。
2020年4月4日から2021年3月21日までの累計で、タイ人145,890人、外国人99,124人。
この1年間でタイに入国した外国人は約10万人。
2019年にタイを訪れた外国人観光客は約4000万人。
単純計算で400分の1に減少している。
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