Kinnaree Place
プラタムナックにある老舗ジェントルマンズクラブのキンナリープレイス。
とっくに営業再開しているが、再開してから初めて入店してみた。
入り口では、検温と手指消毒、さらにノートに氏名と電話番号を記入することになっている。
店内の様子は以前と変わらず。
薄暗い館スタイルだ。
中央に大きめのソファー、壁際にホステス陣が待機している大きなテーブル、そして奥に客用の大きなテーブル、さらにカウンター席もある。
店内で流れるのは古いロック。
独特のキンナリースタイルは健在である。
日本では体験できない雰囲気だけに、初めて訪問するとちょっと気後れするかも。
でも心配無用。
席に座っていれば、ホステスのほうから勝手に営業にやってくる。
まあ、こんな状況だけに、以前よりも少し営業の押しが強くなったような気もするが、そのあたりはうまくやりすごせばいい。
むろん、全力で営業に応えてもいいだろう。平気で胸ぽろりくらいはサービスしてくれる。
平日の昼間で、女性の数は20人ほどだった。
この日は出勤数が少ないとのこと。
週末は30人以上はいるそうだ。
レベルは正直厳しい感じがした。
以前はウォーキングストリートで働いてましたけど何か?的な年齢と外観をした女性が多い印象。
あくまで印象だが、あまりぱっとしないラインナップに映った。
客は思ったよりも入っている。
ファランばかりで、10人ほどいた。
平日の真昼間だというのに、ウォーキングストリートのゴーゴーよりも客入りはいいかもしれない。
長期滞在や在住のファランはむしろ平日昼間にこういったジェントルマンズクラブに集まってくるようだ。
数組の即席カップルが部屋へ移動していくのを目撃した。
やはり長期滞在組は、こういうお手軽かつ紳士的で後腐れのない遊びを好む。サービスにも期待できるし、一石二鳥。
ちなみにコーラは65バーツ。これまたお手軽。
週末は以前と同じくビュッフェを開催。入店すると自動的にビュッフェが付いていくるが、食べ物に手を付けなければドリンク代しか請求されない。
遊びのシステムも変更なし。
バーファインという名の部屋代は350バーツ、チップは1000バーツ。合計1350バーツで遊べる。
しきりに3ピーを勧められた。
それも日本語で「さんぴー」とアピールしてくる。
英語ではスリーサム。タイ語はよく知らないが、たぶんサムコンで通じる。
キンナリーではサンピーが売りとなっているのか。
ちなみに利用する部屋が1つでも、二人分のバーファインがかかる。
つまり、バーファインが700バーツ。チップもそれぞれ1000バーツずつ。
合計2700バーツだ。
まあ、言い値なんで、チップは二人まとめてで割引可能かもしれないが。
元気があればそれぞれ1発ずつできるとも言っている。
話半分で聞いたほうがいいだろうけど、元気がある人はチャレンジしてほしい。
地図
営業時間は聞きそびれた。
正午過ぎから日没前後くらいまでだろう。遅くても8時には閉まるかと。
昼間は営業していると思えばいい。
まとめ
キンナリーに変化なし。
ブレることなくジェントルマンズクラブの王道を歩んでいる。さすがファランに愛され続ける老舗だけのことはある。
客入りに苦労している店も多いが、これだけ不便な場所にあるキンナリーでも、普通に営業を続けられている。
ジェントルマンズクラブ全般に言えることだが、元々長期滞在者向けの遊び場だけに短期旅行者が皆無の状況でもなんとかなっている。
集まるところにはちゃんと客が集まるようだ。