タイのホテルやアパートに滞在していると、小さな不便がたくさん出てくるもの。
シャワーや洗面台の水はけが悪くなりがちなのもその一つ。
シャワーを浴びていると、なかなか水が流れず、シャワーブースに足首近くまで水がたまってしまうこともある。
洗面台もしかり。顔を洗っているだけなのに、いつの間にか大量の水がたまってしまい、なかなか流れてくれない。
時間をかければそのうち全部流れてくれるが、なんともストレスがたまる。
安ホテルならそのなものかとあきらめもつくものの、中級以上のホテルでも意外と水はけが悪くて、うんざりすることしきり。
きちんとしたホテルに宿泊しているなら、シャワーの水はけが悪いとクレームを入れて、部屋を変えてもらうなり、修理してもらうのがいい。
すぐに対応してくれることもあるが、うまく意思が伝わらなかったり、すぐに修理人が来ないことも多い。夜間だと、まず修理人はいない。
賃貸のアパートやコンドの場合、修理をオーナーに頼んでもいいが、やはり時間がかかる。
ええい、この水はけの悪さを今すぐになんとかしたい。
そんなときは、Mr.Muscleにおまかせを。
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Mr.Muscleで排水管の汚れすっきり
日本でもパイプ詰まりや排水口の流れが悪いときは、パイプクリーナーで綺麗にするもの。
タイでも同じ。
日本で代表的なパイプクリーナーは、パイプユニッシュだろうか。
タイでは、Mr.Muscle(ミスターマッスル)だ。
スーパーやホームセンターで簡単に買える。
コンビニでも売っているかも。
これは、Tops Marketで見かけたもの。
右側のオレンジ色のパッケージがMr.Muscleで、左側のfarcentも似たようなクリーナー。
写真のミスターマッスルは粉末タイプ。
他にも大きなボトル容器に入った液体タイプもある。
短期滞在なら粉末タイプで充分。Topsでは57バーツ。
使い切りとなっている。
使い方
袋の裏側には説明書きがびっしり。タイ語のみ。
うーん、これは読むのが大変。
でも、ミスターマッスルの使い方はすごく簡単。
日本のパイプクリーナーと同じだ。
中身は、白い粉末。少々きつい匂いがする。
細かい成分は不明だが、素手で触ったり、吸い込んだりするのは避けたほうがよさそう。
綺麗にしたい排水口に薬をダイレクト投入。
本来なら一つの排水口に対して一袋すべて投入するようだが、洗面台とシャワーの排水口にそれぞれ半分ずつ利用してみた。
そこまでひどい状態ではなかったので、半分でも効くだろうと判断した。
排水口に粉末の薬を投入してコップ一杯分くらいの水も入れる。
粉末の場合は、少量の水で溶かしてやるのがいいようだ。
浴室内にきつい塩素系の臭気がたちこめる。
すばやく退散。
15分から20分ほど放置。
で、最後に水でしっかり流してやればオッケー。
熱湯のほうが洗浄効果が高いようだが、水でも大丈夫でしょう。
実際、洗面台とシャワーブースの水はけはすっかり回復。
びっくりするほど、早く水がはけるようになった。
どんな強力な成分が入っているのかちょっと怖い気もするが、まあ、水が流れるようになったんで、とりあえず気にしないことにする。
まとめ
ホテルに短期滞在している人でも、ミスターマッスルは覚えておいて損はない。
本来はむろんホテル側が対応すべきことだ。こんなことに客側が金と労力を費やすなんて馬鹿げていると考えるのも当然。
が、でもそこはタイのこと。
言うだけ無駄なことが多々ある。余計ストレスがたまってしまう。
それなら、50バーツ程度でミスターマッスルを購入して、さくっと自分で直してしまったほうが、手っ取り早いし、ストレスからも解放される。
中長期滞在のアパートやコンド在住者も同様。
排水管のつまりがあまりにもひどい場合は素直にオーナー経由で業者に修理を頼むべきだろうけど、この程度のことは自力でさくっと片付けてしまったほうが楽でいい。
タイでは、旅行にせよ、住むにせよ、とにかく細かいことでいちいちストレスをためていかないことが肝心です。
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