タイは屋台文化が根付いている。
常夏の国だけあって、アイスクリーム屋台も年中出没。
ちりんちりんと涼し気な鈴の音色を鳴らしながらアイスクリームを売り歩くのだ。
普通のアイスクリーム以外にもタイならではの変わった食べ方もある。
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タイのアイスクリーム屋台
見た目はこんな感じ。
こんなのもある。
保冷ケースの中にアイスクリームが入っており、注文に応じて作ってくれる。
味はバニラメインにチョコとか数種類。指定もできるが、基本はおまかせで。
カップに入れたり、コーンアイスにしたりと。
アイスクリームの上に、さらに甘い練乳をかけるのがタイスタイル。甘すぎるのが苦手なら、練乳はやめておくべし。
カップやコーンを使ったアイスが15バーツか20バーツほど。
おもしろいのが、パンやもち米も用意されていること。
アイスクリームカノムパンといえば、パンに挟んだアイスクリームをオーダーできる。
ついでに、カオニャオ(もち米)を入れるかと聞かれるはずだ。
もち米をパンの底に敷いてから大量のアイスクリームを投入。
最後に練乳をふりかけて完成。
これはシンプルなアイスクリームカノムパン。
ちょっと判別しにくいが、きっちりカオニャオが入っている。
パンと米を一緒に食べるだけでも変な組み合わせなのに、さらにアイスクリームである。もう何がなんだかわからない。何ともいびつな組み合わせだ。
が、これが不思議といける。
練乳、アイスクリーム、もち米、パンの醸し出す不思議なハーモニー。
くせになる味だ。
これで20バーツ。
別の屋台では、さらにピーナッツまでトッピングしてくれた。アイスの味も豊富。
パンともち米と豆とアイスと練乳である。もう何がなんだか。
でも、これまたいける。
パタヤの昼間は、アイスクリーム屋台をちょっこちょこと見かける。
鈴の音が聞こえたら、それが合図だ。
アイスクリーム!と呼びかけて、屋台を止めてもらおう。
オーダーは、「アイスクリーム カノムパン サイカオニャオドゥアイ」とでも言いましょう。
もち米入りのアイスクリームサンドを作ってもらえる。
暑くて気怠いパタヤの昼下がりには、アイスクリームカノムパンがぴったりだ。
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