昨日5月18日のタイはウィサカブーチャ(仏誕節)による禁酒日だった。
日付の変わる午前0時から翌日の午前0時まで、アルコール類販売禁止となる。
コンビニには、このような張り紙。
この間は、アルコール類販売ができず、アルコールの提供をメインとするバーは営業できない。もしくは営業していても、ソフトドリンクの提供のみとなる。
と、今気づいたが、表記はタイ語、英語、中国語、ロシア語か。日系ともいえるセブンイレブンでも日本語表記なし。なんか寂しい。
5月17日禁酒日前夜
日付が変わる0時までは通常営業可能だった。
ほとんどのバービアがいつもどおり営業。
バービアに通う外国人は禁酒日のことをわきまえている人が多いせいか、みんな駆け足で飲んでいる。
わたしも普段よりも早めに出かけて、駆け足で飲んだ。
多くのバービアが24時前には音楽を消し、照明を落とし、閉店準備へ。
中には0時を回っても、しつこく営業を続ける店もある。
さすがに音楽は鳴らさないし、派手なネオンサインも落として、普通の明かりだけ灯しているが、アルコールは出してくれる。ビリヤードもできる。
が、いつ見回りがやってくるかはわからない。
みんな駆け足で飲む。何かに急かされたかのように胃にアルコールを流しこむ。
わたしも飲む。
飲みながら客のファランとビリヤードで遊ぶ。
と、最後の黒玉だけが残された。
あとひと突きで勝負が決する。
その時、バイクに乗った見回りがやってきた。
懐中電灯を投射され、一巻の終わり。
黒玉はバービアスタッフに回収されて、ゲームは強制終了。
すでに時刻は午前1時半。
さすがにまずい。
5分以内に閉店しろとのお達しが下る。
一気に残りのビールを飲み干して、そそくさと退店。
これにて禁酒日前夜は終了。
短い夜だった。
ちなみに、LKメトロのゴーゴーで働く知り合いに聞いたところ、0時には閉店していたとのこと。
おそらくウォーキングストリートも同じような状況だったはず。
一部のバーのみがしつこく営業していたかもしれないが。
5月18日禁酒日当日
昼間はいつものパタヤ。今日も快晴だ。暑い。
いつもなら午後3時か4時には開店準備を始めるバービアも今日は静かなまま。
スポーツバーを中心とした一部のバーがソフトドリンクの提供のみで営業しているくらい。
日が落ち、深夜となった。
日付が変わり、アルコール販売解禁。
LKメトロ
午前1時頃にLKメトロの様子を見に行く。
スポーツバー系は営業しているが、ゴーゴーはほぼ全滅。
ソイダイアナ側はこの通り、真っ暗だ。
クリスタルクラブのみが営業していた。
人通りは少なく、まるでゴーストタウンのごときLKメトロである。
ウォーキングストリート
続いてウォーキングストリートまで出向いてみる。
ネオンサインもきらびやかに、いつものウォーキングストリートとぱっと見ではそれほど差はない。
ミュージックパブからは生バンドの爆音サウンドが流れてくる。
人通りもまずまず多い。
とはいえ、かなりのゴーゴーがクローズしたまま。
有名どころでは、センセーションズ、アイアンクラブ、サファイア、ギンザ、スーパーガール、パンダなどなど。
ハッピーグループとシャーク系列は軒並み営業。
最近の禁酒日の流れと同じ。
半分ほどのゴーゴーはオープンしていたが、一部の店に人気が集中。
Pin-Upには、「FULL」と掲げられていて、入場すらできない状態。
LKメトロでは遊べないが、ウォーキングストリートでは遊べる。
でも普段と比べると、選択肢がかなり減る。
その後、バービアの様子も少しのぞいてみた。
やはり、半数以上のバービアが閉まったまま。
かなり寂しい状況だが、深夜の営業そのものは問題ないため、一部のバービアはすごく盛り上がっていた。
こうして禁酒日は終了。
長期滞在の身では、ほとんど影響を感じない。どうしても禁酒日の時間帯に飲みたければ、あらかじめ買い置きしておけばいいだけのこと。
夜遊びメインの短期滞在者には少々しんどい部分もあるけれど、なんとか遊ぶことはできるかなあと。
次回の禁酒日は、7月16日と17日の2日連続となる見込み。
2日連続の禁酒日は事情が異なる。
7月16日の夜はパタヤ中のあらゆるバーがクローズとなるはず。要注意。