ソイエキサイトとサードロードの交差点にあるファミリーマート前にはクイティアオ屋が常設してある。
何度か店が変わっているようだが、ここ最近はずっと同じクイティアオ屋。
ここのトムヤムとナムトックがそつなくうまかったのでご紹介。
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ソイエキサイトのクイティアオ屋
外観
ファミリーマート入口前にテーブルが並ぶ。
英語と中国併記のメニュー
ナムサイ(Clear Soup):通常の透明スープ
ナムトック(Thicken Soup):血のエキスを使った濃厚スープ
トムヤム(Spicy tom yum Soup):赤くて辛いトムヤムスープ
ガオラオ(Kaolao):麺なしクイティアオ
あとは、麺の種類と具材を指定する。
センミー:細麺
センレック:中太麺
センヤーイ:極太麺
バミー:中華麺
ママー:インスタント麺
だいたいこれくらい。
ウンセンという春雨もあるかも。
具材は、ざっくり豚と牛。
生肉とか肝とかもあるが、豚(ムー)か牛(ヌア)を指定すればいいだけ。
適当に肝系も入れてくれる。
あと、白ごはんも扱っている。ガオラオと白ごはんで食べるタイ人は意外と多い。
水と野菜はセルフサービス。勝手に取りましょう。
バミートムヤムムー
中華麺を使ったトムヤムスープのクイティアオ、それがバミートムヤム。
具材は豚肉を使うのが一般的。ほぼ自動的に具材は豚となる。
クイティアオのトムヤムスープは店によってけっこう違いがある。
基本的に辛い。そして赤い。
ここのトムヤムスープももちろん辛くて赤い。
が、見た目ほど辛くもなく、濃厚さも控えめ。
このスープはわりと好きかも。
ただひたすらに辛いだけのトムヤムスープもあるけれど、ちゃんと旨味もあって、麺との絡みぐあいも上々。
砕いたピーナッツがいいアクセントになる。
具材は豚肉とつみれ(ルークチン)くらいなもの。量が少なくて残念だが、やはり豚肉とトムヤムスープはよく合う。
さくっと完食。
50バーツ。
バミーナムトックヌア
次はナムトックスープ。
ナムトックとは、直訳すれば水が落ちるという意味。滝をあらわすこともある。中国語では、瀑布とそのままの訳語をあてている。
この場合のナムトックは、たぶん、血が滴り落ちるみたいな意味でしょうなあ。
牛や豚の血を混ぜたスープらしい。
黒々とした濃厚スープがナムトックだ。
麺はセンレックを使うことが多いだろうけど、今回はバミーで。
具材は牛肉にしてみた。この手のスープには牛肉がよく合う。
ここのナムトックは思ったほど黒々とはしていない。
それでもしっかりと濃厚とした味わいだ。
トムヤムと同じく、けっしてくどい味ではない。
ほどよく濃厚で、きっちり旨味も感じさせてくれる。臭みはほとんどない。
なんというか、ちょうどいい感じ。
うん、軽すぎず、重すぎず。
きっちりナムトックを表現している。
見た目と臭みからナムトックを敬遠している人でも、ここのスープなら大丈夫かも。
やはりナムトックには牛肉がよく合う。
ほとんどスジ肉のような安い部位なんだろうけど、肉の脂身と濃厚スープが口の中でじわ~っと溶け合って、なんとも言えない幸せエキスが出てくる。
あっという間に完食。ちょっと量は少なめ。
50バーツ。
(追記)再食
その後、何度か食べている。
バミートムヤムムー
スープがやや濃くなっている。辛さも少々アップ。
でもおいしい。
ナムトックヌア
麺はセンレックで。牛肉入り。
これは同行したタイ人が食べていたものだが、ここのスープはおいしいと褒めていた。
タイ人リピーターの客が多いのも納得。
スープと牛肉の相性が抜群。
地図とまとめ
(ファミリーマート)
ソイエキサイトとサードロードの交差点、ファミリーマート前に出ている。
ソイブッカオ、LKメトロ近辺から余裕の徒歩圏内。
営業時間不明。午後4時頃に準備をはじめていることが多い。閉店は深夜。
タイ人客が続々とやって来るのでわりと人気高め。リピート客が多いのだろう。こういう店は味もいい。
抜群においしいわけじゃないけれど、確かにリピートしてもいいと思えるレベルだ。
ナムトックスープのクイティアオなら、サードロードを渡った先のソイボンコットのクイティアオ屋もおすすめ。こちらはかなり濃厚な味だ。昼間の営業。
関連記事:ソイボンコットにあるオススメのクィティアオ屋。ナムトックのスープが絶品なり。
夜間にソイブッカオ界隈でナムトックのクイティアオを食べるなら、カシコン銀行横かソイナムケンのクイティアオもいい。
関連記事:ソイブッカオのカシコーン銀行横にあるクイティアオ屋
関連記事:ソイブッカオのおいしいクイティアオ屋台。ナムトックもトムヤムもうまい。
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