パタヤに星の数ほど存在するバービアとそこで働くバービア嬢たち。
そのほとんどが、年齢的にもルックス的にも、ペイバー相手にはちょっときつい。
が、中には、おっと思わせるレベルのバービア嬢がたまにいる。
若くてスタイルもルックスもよし。
そういった掃き溜めに鶴状態のバービア嬢を探すのも、バービアめぐりの楽しみの一つであり、醍醐味だ。
田舎から出てきて、わけもわからずバービアで働き出す若い女性たち。
が、しだいに自分の商品価値に気付き出す。
ゴーゴーバーで働いたほうが稼ぎがいいのではないかと。
そんな、バービアからゴーゴーバーへ転職したケースを紹介してみよう。
19歳バービア嬢
この子とはブッカオのバービアで知り合った。
かなりかわいい。
スタイルもいい。胸もある。
が、ペイバー不可だった。
話を聞いてみると、給料とレディドリンクのバックだけでやっていけると言う。
給料が月3000バーツ。レディドリンクのバックが1杯50バーツで、一日5杯なら250バーツ。
合計でも月に1万バーツちょっと。
あとは、チップが客次第でもらえる。
すべて合わせても、2万バーツがいいところ。
あと、理由として、露出した格好をして人前で踊るなんて恥ずかしくてできないという。
たしかにこのルックスである。
レディドリンクをねだれば、最初の一杯二杯くらいは簡単に奢ってくれるだろう。
実際にわたしも何度か奢ったし。
が、連れ出し不可とブンブン不可となると、2回目3回目はなくなってしまう。
これでは、常連客はつかない。
ちなみにこのペイバー不可バービア嬢とは一緒にソンクランを遊んだ。
酔わせて、なし崩し的にペイバー不可を打破しようとしたが見事に失敗した。
関連記事:パタヤで初めてのソンクラーンを体験。ペイバー不可嬢連れ出し作戦
この話には続きがある。
いつの間にか、彼女はバービアをやめていた。
で、たまたま入ったウォーキングのゴーゴーバーで、彼女と偶然再会した。
最初は気づかなかった。
ばっちり夜の化粧をほどこし、トップレスで踊っていたからだ。
まさか、彼女だとは思わなかった。
向こうから声をかけられて初めて気づいた。
あれだけペイバーを拒否して、露出した格好も拒んでいたのに、今ではいっぱしのゴーゴーダンサー。
もちろん、ペイバーもオッケーだという。
おいおい。
そりゃあないよ。
もちろん、ペイバーしたけどね。
いやあ、どうしても彼女とやりたかったもので。
でも、まあ、そうなるよね。
若くてルックスもいいなら、当然のようにゴーゴーバーへ流れていく。
遥かに稼げるからだ。
ペイバー不可のバービア勤務なら、よくて月2万バーツだ。
また、かりにペイバーがオッケーでも、バービアならせいぜいロングで1500から2000バーツのチップしかもらえない。
ウォーキングストリートのゴーゴーバーなら、ロングで3000バーツは固い。
どうせ体を売ってかせぐなら、より利益率の高いゴーゴーで働いたほうがいい。
そうして、バービアから貴重な人材がゴーゴーバーへと流出していくのだ。
ちょっと悲しい。
ソイ6から某ハッピーグループへ転職して、人気ダンサーになった子もいる。
わたしの友人が転職をすすめたそうだ。
田舎から出てきたばかりのタイ人よりも、リピーターの外国人旅行者のほうがパタヤに詳しかったりする。
もう一人、紹介してみよう。
田舎っ子Pちゃん
以前からの当ブログ読者なら、ご記憶かもしれない。
田舎っ子Pちゃん。
朴訥ですごくいい子だった。
おねだりもしないし、言うことは何でも聞いてくれる。
サービスも満点。
Pちゃんとの夜の稲刈りは最高だった。
(手前味噌となるが、上記記事の描写は我ながらよく書けていると思う。ほとんどダジャレだけど。)
出会ったのは去年の10月頃で、今年1月のパタヤ訪問時にはすでにバービアをやめていた。
連絡先を聞いていなかったので、再会することは叶わず。
が、フェイスブックを眺めていると、友人の友人にPちゃんを発見。
久々に連絡を取ってみた次第。
すぐに返事があった。
どうやら、しばらくイサーンの実家へ帰っていたようだ。
一ヶ月ほど前にパタヤへ戻ってきて、働き出したのこと。
どこで働いているのか聞いてみると、ウォーキングストリートにある某ゴーゴーバー。
フェイスブックにアップしている写真をチェックしてみる。
あれま、けっこうかわいくなっているじゃないの。
というか、メイクを覚えたんだな。
イメージが変わった。
以前はほとんどノーメイクの田舎っ子そのものだった。
が、立派に女へと変貌している。
もともと幼い顔立ちをしているところへ大人のメイクが加わっており、けっこう日本人に受けそうな顔立ちとなった。
これなら、ウォーキングストリートのゴーゴーバーでがっつり稼げそうだ。
バービアをやめたのは個人的にはすごく残念だけど、ゴーゴーのほうが間違いなく稼げる。
Pちゃんの為には、その方がいい。
今度パタヤへ行く時にまた会いたいね、とメッセージを送る。
返事は、I wait you
そして、give something for me na
おみやげちょうだい、か。
そういえば、前回最後に会った時は、特にお土産はおねだりしなかった。
何でもいい、安い腕時計くらいでいいと謙虚なPちゃんだった。
で、今回のおねだりは、何の前触れもなくコレ。
I want this
と、堂々と宣言する田舎っ子Pちゃん。
アイフォン6かよ。
スレとる。
盛大にスレとる。
爆発的にスレとる。
日本人ウケする化粧を覚えたと同時に、おねだりの仕方も覚えたようだ。
ああ、あの純朴だったPちゃんはいずこへ。
最新レーザープリンターくらいの高速スレ具合。
あっという間にスレ嬢ができあがった。
おそるべしゴーゴーバーの魔力。
たった一ヶ月で、田舎っ子をスレ嬢へと変身させるのか。
でも、めげずに英語とタイ語まじりのメッセージで笑わせていると、元の素朴な面も復活。
miss you
とか
jub jub
というメッセージが頻繁に届くようになった。
まあ、これもゴーゴーバーで覚えた顧客管理術かもしれない。
ふうむ。
ものは試しで、次回のパタヤ滞在では会いに行ってみるか。
ウォーキングストリートのゴーゴーバーなんで、予算的にペイバーはまず不可能だけど。
そして、もちろん、アイフォンは買ってあげないけど。
実際のスレ具合をチェックしてみたい。
田舎の心を忘れてなければいいな。
また、夜の稲刈りをしたいものだ。