41日目
昼飯はカノムチン
そうめんのような米麺をカノムチンという。カノムジンとも表記できるかな。
カノムはお菓子。チンは中国のこと。
中国菓子だけど、中国にカノムチンはない、らしい。
で、この麺をソムタムに入れたり、焼き魚と一緒に食べたりもする。
柔らかくてもちもちした食感で、けっこうおいしい。
でも、料理名としてのカノムチンは、こいつ。
カレーのようなスープに麺を入れて食べる。
具は、つみれ(ルークチン)や鶏肉など。
あとはお好みで野菜をたっぷりと。
カノムチンには、大きく二つのスープがある。
ナムヤーガティとナムヤーパー。
赤いのがガティ、黄色いのがパー。
(タイ人から耳で聞いただけなので、あまり自信なし。)
これはブッカオ市場にあるカノムチン屋。
たまたま宿の近所にカノムチン屋台が通りかかったので、昼食とする。
赤いほうのナムヤーガティを選択。
辛子は入れないでとお願いしたけど、けっこう辛い。
好きな野菜を入れて、ぐちゃぐちゃとかき混ぜる。
うーん、野菜の鮮度がいまいち。
モヤシを入れすぎた。
麺とスープだけのシンプルな形にすればよかった。
それじゃあカノムチンらしくないかもしれないけど。
このカノムチン、タイ人は小腹が空きた時によく食べている。
食事にもできるけど、まあ軽食のようなものかな。
やっぱりお菓子感覚なのだろう。
主に屋台で売られているけど、市場へ行けば必ずといっていいほど店が出ている。
これはブッカオ常設市場のカノムチン屋のカノムチン。
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ここのカノムチンはけっこう美味しかった覚えがある。
なお、2種類のスープはミックスもできる。
なお、カノムチンは一皿35バーツ前後。
バービア嬢が部屋に来る
カノムチンを食べていると、昨晩知り合った31歳バービア嬢から電話。
今から部屋へ遊びに来るとのこと。
すぐに合流を果たす。
31歳とのことだが、日中の明るい日差しの元で見ても、それほど肌荒れもしていないし、若々しい。
25歳くらいにしか見えない。
部屋に入ると、風呂場でちゃんと足を洗う。
汚れた足でベッドに上がる子が多いなか、これは高ポイントだ。
彼女の部屋は、月2500バーツの狭いアパートで二人暮らし。
もちろん、エアコン、ホットシャワー、冷蔵庫、テレビはない。
ベッドもマットレスのみ。
エアコンの効いた部屋でのんびりしにおいでと誘っていたのだ。
本当にやって来た。
で、本当にのんびり寝ていた。
エアコンをつけて、ぐーぐー寝入っている。
寝ている彼女に少し抱きついてみたけど、あんまり反応なし。
近々、田舎から友だちがパタヤへ出稼ぎにくるそうだ。
夜の仕事は未体験。
だから真っ先にその子を紹介したいという。
バーを通さないからバーファイン代はいらないとも。
写真を見せてくるけど、正直可愛くはない。
年齢も30歳オーバー。
いらないよ。
きみがいい。
と、甘い言葉を囁いてみたが、完全にスルーされた。
結局、2時間ほど寝ていって、「じゃあ帰るね」と、あっさり部屋を出て行った。
何しに来たんだ?
無理やり、襲えばよかったのかな。
まあ、焦ってもしょうがない。
ゆっくりやろう。
(夜の部へ続く)