8月31日、昨晩のウォーキングストリートの様子を軽くレポート。
夜8時半頃にウォーキングストリートに到着。
この時間帯に訪れるのはひさしぶりだが、けっこうなにぎわい。もちろん一番多いのは中国人の団体とアラブ・インド人グループ。
この人たちがいなければ、おそらく閑散としているはずだ。
スカイフォール隣の火事で炎上してしまったミュージックバーのROCK STREETがいつの間にか復活している。
壁は鉄骨のままだし、屋根にはブルーシートがかぶせてあるけれど、きちんと営業している。バンド演奏もにぎやか。
ここは若いファランを中心に早くから盛り上がっていますね。
Dクラブ(D Club)
まずは、Dクラブへ。階段を上って2階。
階下の呼び込み嬢がかわいいのは、こういったゴーゴーバーの特徴か。
腕を組まれてそのまま同席してきたが、ドリンク進呈は断る。
ゆっくりステージを見させてほしい。呼び込み嬢はあっさりと出ていった。まあしょうがない。
午後10時まではハッピーアワーでドラフトビール49バーツ。安い。
8時半過ぎの入店で伝票ナンバーは4。出足遅め。
先客はアラブ系一人とアジア客一人。
ダンサーたちも元気なし。
手前と奥の2ステージ。それぞれ7.8人ほど踊っている。
これが2回転するだろうから、全部で30人ちょっとはいそう。
レベルは、特にひどくもなく、上等でもなく、なんだか中途半端。
スレンダー美人お姉さん系ダンサーが目を引く程度かな。
ちょこっと売り込みに来たがすべてスルー。
やはり、呼び込み嬢が一番かわいいようだ。
Dクラブは、元々ディスコだったこともあり、音と照明がいい。それでいて音がでかすぎ、照明は派手すぎずと居心地がいい。
ぼーっと眺めているだけでも楽しめるかなと。次回は深夜遅めの時間帯にしてみよう。早すぎるとダメみたい。
タブー (Taboo)
せっかく早めに出てきたのだから、普段は入りづらいゴーゴーに入ってみよう。
つまり、ハッピーアワーを最大限に利用するのだ。
というわけで、ドラフトビールが80バーツのタブーへ。ハッピーアワー以外はたぶん高いんで、入る気になれない。
おそらく、これが2度目の入店。前回は1年くらい前かも。
奥のエリアの席に案内された。
おっと、きちんとステージができている。10人ほどが踊っている。
以前はソファー席の間に一人用のお立ち台が並んでいるスタイルだったはず。
これは見やすくなったな。
手前のエリアは以前と同じか。バーカウンターがあって、その向こうがにお立ち台。客席側にもお立ち台あり。
奥に座ると手前側はほぼ見えない構造は変わりなし。
ウェイトレスがわたしの顔を指差して、「ジャム ダイ(覚えている)」と言う。
こっちは見覚えがない。
話を聞いてみると、昔はスーパーベイビーとスーパーガールで働いていたそうだ。かれこれ5年くらいになるという。
うーん、まったく覚えていないが、スーパーベイビーとガールなら何度となく通ったし、そういうこともあるだろう。
人違いの可能性もあるけれど、よく覚えているよなあ、タイ人は。
さて、肝心のステージだが、Dクラブと同じくらいのレベルだろうか。
これといって特徴のないラインナップ。
やや平均年齢高めかな。
露出度は高くない。トップレスになったかと思いきや、ニップレスが貼ってあって、がっかりする。
これまたDクラブ同様、スレンダー美人お姉さん系ダンサーが目を引く程度。
あとは、迫力満点の体型をしたママさんが目の邪魔になる。
目の前に立たれるとステージがまったく見せません。
おもしろいママさんだが、ちょっと怖い。
ちなみにバーファインは1500バーツだそうです。
お高いのね。
リビングドールショーケース(Living Doll Showcase)
現在のウォーキングストリートでは一番奥に位置するゴーゴーバーが、リビングドールショーケース。
ここから先にはない。
略して、LDSC。
リビングドール1は閉店済みのため、現在のウォーキングストリートでリビングドールの名を冠したゴーゴーはここだけ。
前々回訪問時は、ダンサーも客も少なく閑散としていた。
前回は大量にコヨーテを雇用したようで大賑わい。
さて、今回は?
うむ。前々回と前回の間くらいかな。
ダンサー数は前回ほど多くないけれど、全部で25人から30人は出勤している。
一番奥のサブステージでは誰も踊っていない。
箱の大きさからすると、これくらいの人数が揃っていると格好がつくかな。
ハッピーアワーはやっていないようだが、ドラフトビールの提供があって、90バーツ。
瓶ビールを頼むと高いんで、ドラフトビールがあると助かる。実際はほとんど飲まないのだが、まあ入場料ということで。
生意気そうな顔をした若いウェイトレスが今日も不機嫌そうに接客している。
戸田恵梨香と佐藤江梨子を足して2で割ったような顔つきである。
人によっては大好物のルックスに違いない。
年齢は知らないけど20歳そこそこでしょう。
誰か狙ってみてください。
客入りは今ひとつ。
ファラン数人、アラブ人一人、あとは韓国か中国がわからないけれどアジア系のグループ。
このグループが大盤振る舞いで盛り上がっている。
バケツ入りのピンポンを常に脇に置き、寄ってきたウェイトレスやダンサーの胸の間にピンポンを入れる。もちろん、ステージにも投げる。
ドリンクも大量注文。
ママさんがおつまみを差し入れするほど。
もはや、カネの力では、中国系には勝てっこない時代だ。
わたしは黙って、ちびちびとドラフトビールを舐めるだけ。
それでも売り込みはやってくる。
「ナン ドゥアイ ダイマイ(一緒に座っていい?)」と初対面なのに、いきなりタイ語で聞かれる。もはや外国人認定もされていないのか。
最近、カフェや食堂に入っても、「クン ペン コンタイ チャイマイ(あなたはタイ人ですよね?)」といきなりタイ語で聞かれるようになる始末。
どんどんタイ人化が進んできてしまった。嬉しいやら悲しいやら。
まともに「日本人です」と答えてもおもしろくないので、「コンラオ(ラオス人)」と答えてから、「サバイディーボー」とラオス語(イサーン語)で挨拶するようにしている。
さて、LDSCの売り込みもすべて撃退。
キーニャオスタイルを貫き通す日本人なのである。
いや、本当に気になるダンサーがいれば当たり前に奢ってもいいのだけれど、そろそろ予算切れ。緊縮財政実行中につき、余計な出費は避けたいところ。
毅然として断り、しばしステージ鑑賞してから、黙って退出。
老兵はただ消え去るのみ。
DクラブとタブーとLDSCは、ほぼ横一線といったところかなあ。
ダンサー数もレベルも似たようなもの。
LDSCがほんのわずかにリードしているかといった具合。
あと、露出度でもLDSCがリード。モデルクラスのステージではトップレスになる。このモデルクラスにはスレンダー美人お姉さん系がいて、なかなかのもの。
というわけで、今回の3店舗の中では、リビングドールショーケースが比較的おすすめですかね。
それでも、パレスやセンセーションズには到底及ばないけれど。
あとは好みの問題で。