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ラオス旅行記7
バンビエン(ヴァンヴィエン)で宿泊したのが、マラニーヴィラ1というホテル。
バックパッカー向けのゲストハウスというよりは、昔ながらの格安ホテルという雰囲気。
宿泊客はやや年配の欧米人とビジネス利用と思われるラオス人とタイ人が多い。
部屋にはエアコンとテレビと冷蔵庫が備わっている。もちろんホットシャワー付きだ。
若いバックパッカーたちの沈没地というイメージの強いバンビエンでは、意外とこの手の普通のホテルが少ない。特に中心部には少ないし、あっても割高。
決して大声で推奨するほどのホテルではないけれど、立地と価格を鑑みれば、まずまず無難な選択。
これが2回目の宿泊となったが、前回よりも設備は良くなっている。
あわせて、バンビエンの有名な日本人向けゲストハウスと新築ホテルも紹介します。
目次
マラニー ヴィラ 1 (Malany Villa 1)
看板
バンビエン市街地の中心通りに面しているが、少し奥まったところに建物があり、夜は静かだ。
レセプション
ルアンパバーンからバンビエンへ向かう車中でAgodaを通して予約しておいた。
チェックインはスムーズ。パスポートを提示するだけ。デポジットなし。
鍵を渡され自力で部屋へ。
ホテルは4階建て。エレベーターなし。
はて? バンビエンにエレベーターなんて便利なものがあるのだろうか。
部屋は2階だったので問題なし。木製の階段で2階へ。
廊下
昼間はちょっと薄暗い。夜はきっちり照明が付く。あと、ドアの隙間からエアコンの冷気が漏れ出ているのか、廊下はひんやりとしている。
スタンドダブルルーム内部
予約したのはスタンダードダブルベッドルーム。
あとは、ツインルームとトリプルルームがあるようだ。
かなりくたびれた室内だが、決して不潔とまではいかない。
わりと丁寧に掃除されている。
ダブルベッドが中央に置かれていて、枕元には窓がある。
窓枠はぼろぼろ。外の眺めはまったく期待できない。
ベッドはスプリングがへたっているけれど、シーツはまずまず清潔。
小さなテーブルの上に無料の水2本とトイレットペーパーと固形石鹸。
テレビはぼろいが、いちおう映る。
クローゼット内にはハンガーが2本。
冷蔵庫はほぼ新品だった。ここだけピカピカだ。
浴室
かなり広いが、裸電球一個だけなんで、夜はちょっと暗め。
シャワーと洗面台まわりはリノベーションされている模様。
タイルがぼちぼち清潔。
ちゃんと換気扇もついている。
シャワーは電気式ではなくて、ボイラータイプのようだ。
湯になるまで少々時間がかかるが、しばらくまてば熱々のシャワーがまさに湯水のごとく出てくる。
むしろ熱すぎて調整が難しいほど。
これまでラオスで浴びたシャワーの中で最強レベルだ。
が、トイレまわりはぼろい。
便器は普通だけど、床がなあ。あまり素足では便座にすわりたくない気分。
でも大丈夫。ちゃんと便所用のスリッパも置いてあるんで。
ちなみに、アメニティは石鹸だけ。
あとは自分で揃えましょう。
Wi-Fi無料
以前はテラスとロビーのみで利用可能だったが、いつの間にか室内でも接続できるようんいなっていた。
激速にはほと遠いし、たまに断線するが、ネットサーフィンくらいなら充分使える。
テラス
客室内は禁煙。
各フロアーにあるテラスで吸う。
2階テラスからの眺め
4階あたりまで登ればもっといい眺めが望めそう。
昼間は直射日光がもろにあたるのが残念。逆にいうと、夕日が沈むところを見られる。
ホテルにレストランやスイミングプールなどの施設はなし。
レセプションで、ルアンパバーンやビエンチャン行きのバスのチケットの手配は可能。
ただ、道路向かいんにある系列の旅行代理店のほうが安いんで、そちらへ行ったほうが良さそう。
また、洗濯サービスもやっている。
1kgで1万キープ。130円くらい。
宿泊した感想
結局、他に手頃なホテルがみつからずに2泊した。
2泊目にはきちんとルームクリーンもしてくれた。
はっきりいって、部屋はぼろいです。特に浴室のトイレまわりは歴史を感じさせます。
昔ながらのアジアの安ホテルです。
日本並みの清潔さを求めている人はゼッタイに泊まってはいけません。そもそもラオス旅行自体やめたほうがいいでしょう。
逆に、アジアの安宿に耐性がある人や慣れている人なら、特に問題なく過ごせるでしょう。むしろ、新品の冷蔵庫があって、ちゃんと効くエアコンもあって、熱々のシャワーが浴びれるんだから、御の字ってもんです。
幸いにも、2泊中一度も虫に遭遇しなかったが、いつ黒いGの字が出現してもおかしくない。
そういうレベルです。
もう若くないしゲストハウスは勘弁してほしい。エアコンとホットシャワーは絶対だけど、予算的に高いホテルは無理だし、辺鄙な場所もいやだ。ほとほどのホテルがいい。そんな節約系おとな旅をする人向けですな。
あとは価格と相談して決めてください。
地図と周辺施設
ルアンパバーン方面からのミニバンの降車ポイントから徒歩2分くらい。
ここを予約しておけば、初めてのバンビエン方面でも迷うことはないだろう。
ただし、近くにはMALANYの名を冠したホテルがいくつかあるので間違えないように。
ホテル前の大通り
近所にはレストランや旅行代理店がいくらでもある。最近ではコンビニも増えてきた。
食事に困ることはまったくない。
ブルーラグーンや洞窟探検したい人は、近くの代理店で申し込めばいい。
レンタルバイク屋やマッサージ屋も多い。
有名なSAKURAというバーは、徒歩数分程度。8時から9時はフリードリンクが飲める。夜12時くらいまで音楽を流しているが、さすがに部屋の中までは聞こえてこない。
川までは徒歩5分くらい。
バンビエンは狭い町だ。この立地なら、街中はすべて徒歩でオッケー。
宿泊料金と予約先
アゴダで1泊1500円ほどだった。
ウォークイン価格がこちら
ダブルないしツインルームが12万キープ。(レート上では480バーツ)
トリプルルームが18万キープ。(同720バーツ)
(直接バーツ払いする時の料金は不明。おそらくUSドルでの支払いも可能)
予約サイトを通したほうが、わずかに安い印象。
その他のバンビエンのホテル
バックパッカー向けのドミトリー併設ゲストハウスはうじゃうじゃある。
目をつぶって石を投げればゲストハウスにぶつかる。
チャンタラゲストハウス(Chanthala Guesthouse)
日本人宿で有名なのが、チャンタラゲストハウス。
宿泊候補の一つとして、実際に中を見させてもらった。
ちゃんと日本語の看板あり。でも、ホテル予約サイトでは、「シャンタラゲストハウス」という表記になっているけど。まあ、タイ語ラオス語では、シもチはほとんど一緒の発音なんでしょうがない。
6月のローシーズンでもけっこうな人気なようで、エアコン付きのダブルルームは一つしか空きがなかった。
案内されたのはフロントとは離れた別館。
かなり古臭い造りだが、室内にはデスクもあって、意外と広い。
バルコニーもあった。
が、残念ながら部屋内にWi-Fiが届かない。
届く部屋もあるようだが、現在空きなし。
ウォークインで18万キープとのこと。バーツでの直接払いは不明だが、換算すると720バーツほど。
ちょっと割高なうえ、Wi-Fiが使えないんで断念。
ファンルームならもっと安くなる。
⇒シャンタラ ゲストハウス (Chanthala Guesthouse)をアゴダでチェックする
ヴァン ヴィエン セントラルパーク ホテル (Vang vieng Centralpark hotel)
5年ぶりにバンビエンの街を歩いてみると、新しいホテルが増えている。
バンビエンには不釣り合いのきれいなホテルを見つけた。
Vang vieng Centralpark hotel
スイミングプールまで付いているようだ。
Agoda情報では2016年完成の新築ホテルだ。
どうしても綺麗な部屋でないと我慢できない人がここがよさそう。
⇒ヴァン ヴィエン セントラルパーク ホテル (Vang vieng Centralpark hotel)をアゴダでチェックする
さらには、大型のホテルを建築中。
このクラスだとさすがにエレベーター付きだろうなあ。
バンビエンのホテルまとめ
昔ながらのバックパッカー向けゲストハウスは健在のまま、綺麗な新築ホテルが増えつつあるバンビエン。
多少は予算に余裕のありそうな中高年旅行者もちらほらと見かけた。
ゲストハウスは現地で確認してから泊まるかどうかを決めたほうがいいだろう。
ある程度のグレードのホテルは、事前予約がベター。
マラニーヴィラは決して上等なホテルではない。ほどほどに予算を抑えたい人向けですが、普通に泊まれます。節約型の旅慣れた中高年にはちょうどいい感じですが、綺麗好きな人は避けましょう。
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