ラオス旅行記6
(5ルアンパバーンで異文化交流の1日。最後はニューヨーカーとラオス飯。)からの続き
ルアンパバーンをあとにして、次なる目的地バンビエンへ向かう。
Vang Vieng。読み方は、バンビエンでもヴァンヴィエンでもファンウイェンでも番鼻炎でも何でもいい。
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ルアンパバーンからバンビエンへの行き方
ルアンパバーンからバンビエンへの移動ルートを取るのは、これで3回目。もう慣れたもんです。
で、行き方は簡単。
旅行代理店やホテルのフロントでバスを手配するだけです。
大きくわけて、大型のVIPバスと、ワンボックスカーを使ったミニバンに分かれている。ミニバンは、要するにタイで言うところのロットゥですな。
ホテルにあった時刻料金表
VIPバス
9時半発。
12万キープ。
(タイバーツに換算すると480バーツ)
ミニバン
8時、9時、10時、14時、15時発。
料金12万キープ。
(タイバーツに換算すると600バーツ)
ミニバンは時間帯よって、車種が異なる。やっぱりトヨタのハイエースのほうが良さそう。
本数も多いし、道中は山道ばかり。所要時間もおそらくミニバンのほうが短いはず。
おすすめは、ミニバン。
なお、ホテルや代理店によって料金が異なる。
ここはたぶん高い方。いくつか見比べてから購入したほうがいい。
ホテルまでピックアップに来てくれるんで、どこで購入しても結果は同じです。
バスやバンが出発するターミナルまで自力で移動して、チケットを直接購入する手もあるが、ターミナルまでのトゥクトゥク代がかさむ(たぶん120から200バーツのあいだ)。合計料金では大差がないはず。それなら宿までピックアップに来てくれる代理店経由のほうが楽でいい。
あと、ビエンチャン行きのバスに乗って、バンビエンで途中下車する方法もありますね。その場合の料金は不明。
ルアンパバーンのミニバンターミナル
今回は朝9時発のミニバンを選択。
出発前日の夜に購入したが、まったく問題なし。乗客が増えたら増便するだろうから、よほどのことが無いかぎり、売り切れないと思われる。
ピックアップ時間は出発30分前。
各ホテルをまわって順番に客を拾っていくため、タイミングによってはしばらく待つ必要あり。
あまりにも遅い場合は、ホテルの人に確認の電話を入れてもらおう。
今回は8時半の予定で、結局ピックアップが来たのは8時55分だった。
わたしが最後の客。
迎えに来たのは普通のワゴン車。これはあくまでピックアップ。まずは、ミニバンターミナルへ移動する。
10分もかからずにミニバンターミナルへ。
長距離バスが発着するサザンバスターミナルとは別の場所だが、道路向かいなんですぐそば。
まずは、左手にあるカウンターで、チェックインを済ませる。代理店で渡されたチケットを見せるだけでいい。
ついで乗車。きちんとバンビエン行きかどうかを確認しよう。チケットはドライバーに渡す。
大きな荷物は車の屋根の上にくくりつける。
席は自由席。早いもの勝ち。
なるべく前の方の席のほうがいいかも。
お、ハイエースだ。これは乗り心地が良さそう。馬力も期待できる。
午前9時15分。予定より少し遅れて出発となった。
ルアンパバーン市街地を抜けると、すぐに山へ突入。
ひたすら山ばかり。
曲がりくねった道で、横転しているトレーラーなんかもある。
たまに、道路工事で一方通行になって足止め。
昔に比べると、道はかなり綺麗になりました。20世紀のラオスの山道はそりゃあ悪路だし、車の性能もひどかった。おんぼろバスが山の中腹で故障して立ち往生するなんて当たり前。そのたびに、乗客たちは外に出て、車座になり、一服したもんです。のどかな時代でしたなあ。
ハイエースは快調。揺れも少ないし、こりゃあいい。
おっと、霧が出てきた。視界悪し。
展望台トイレ
ほどなくしてトイレ休憩。
時刻は11時22分。
どこだかさっぱりわからない山の中のトイレだ。
展望デッキになっているが、あいにくの霧。
さっぱり見えない。
トイレは2000キープ。8バーツほど。
そうか。中国語では、キープのことを基普と書くわけね。
停車時間は15分ほど。
あらかじめルアンパバーンで購入しておいたサンドイッチをかじる。長距離移動では食料と水の確保を忘れずに。
晴れていたら絶景を見ながら食事ができたのに残念。
最後にちょっとだけ霧が晴れてきた。
食事休憩
また山道をひた走る。
12時30分。
山の麓あたりで長めの食事休憩となった。
売店や食堂あり。
ぶっかけ飯で2万キープ。
これで80バーツかあ。田舎のほうのドライブインだとはいえ、さすがに高いよなあ。
味はいたって普通。やはりラオスは薄味です。スープはけっこうおいしかった。
バンビエン到着
食事休憩を終えて、13時に再出発。
軽い山越えがあってから、市街地へ突入。
14時3分、バンビエン到着。
降ろされたのは、バンビエンの中心部。
ここから各自のホテルやゲストハウスに自力移動となるが、狭い街なんで徒歩移動は可能。
宿が決まっていない人は、ぶらぶら歩きながら探せます。
宿泊予定のMALANY VILLA 1までは、ほんの2分くらいの距離だった。
まあ便利。
山と川の町、バンビエンへようこそ。
地図とまとめ
今回の関連ポイント地図
ポイントはほぼ合っているはずだが、トイレ休憩展望台の場所はGPS不安定のため、たぶんこの辺りということで。
なお、山中では4G回線はほぼ繋がらなかったが、3Gは何とか繋がった。やや安定しないが、LINEやフェイスブック程度なら何とか使用可能。
ルアンパバーン市内やバンビエン市内は4G接続。
便利になったもんです。
ミニバンが出発してから到着するまでの所要時間は、4時間弱。
工事休憩とトイレ休憩と食事休憩をのぞくと、車に座っていたのは3時間くらい。
おもったよりも楽な道程だった。
いい時代になったもんです。
ホテルにチェックインしてシャワーを浴びても、まだまだ日は長い。ルアンパバーン10時発でも充分だったかも。
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