ヘブン(Heaven)
プラタムナックの丘を越えて、海へと下っていった先にあるのが、ジェントルマンズクラブのHeavenだ。
ソイでいうなら、KASETSIN11。
曲がり角には案内板あり。
まあ、遠いです。
通りかかったことはあるが、実際に入るのはこれが初めて。
看板
Gentleman's Lounge HEAVENSと書いてある。
ヘブンなのかヘブンズなのかはっきりさせてほしい。
そもそもジェントルマンズクラブなのかジェントルマンズラウンジなのか。まあ別にどっちでもいいか。店が勝手に決めればいいことなんで。
玄関
階段を上るとドアがある。
店内は明るい雰囲気。キンナリーの照明の暗さとは天地ほどの違いがある。キンナリーが地獄ならこっちは天国か。
中庭にはプールもある。ま、誰も入っていないし、そもそもあんまり使われていないみたい。
店内手前側は、女性陣の待機スペースがあって、客席テーブルがいくつか。
奥にバーカウンターとトイレ。
お好きなところへ。
ビールが85バーツ。
たまたまかもしれないが、この日はフリーフードサービスあり。
熱々のシチューがやたらとうまかった。
サラダも揃っている。
ドリンク代だけで料理の追加料金不要。
これ食べるだけでも、来る価値があるんじゃなかろうか。
訪問したのは午後4時半頃。
客はファランが7.8人。そこそこ繁盛している。
気になる女性陣は10人ほどかな。
ファランが侍らしていて、手が空いているのは2,3人。
明らかなレディボーイが一人混じっていた。まあ、見るからにオカマなんで間違える心配はないけれど、ジェントルマンズクラブでレディボーイはやめてほしい。
話相手になってくれたのは、元ゴーゴー嬢。23歳だったかな。ギンザとかインフィニティでダンサーをしていたけれど、太ってしまい働けなくなったとか。
顔だちは日本人受けしそうなのにもったいない。
ギンザだったらショートで2500バーツ稼げたのにと本人も笑っていた。ただ、10日で50杯のレディースドリンクノルマがきついし、ダンスもしんどいんで、ここで働いているとか。
こういったゴーゴー嬢クラスがふいに出勤していたりするのも、ジェントルマンズクラブの魅力。
そんなヘブンのシステムはこちら。
部屋代350バーツ、ショート代1000バーツ。
この手のジェントルマンズクラブやショートタイムバーの鉄板価格ですね。
話をしている最中にも、上の階から一仕事を終えたファランと嬢が降りてきた。
こんな辺鄙な場所にあるのに繁盛しているなあ。
日本人もたまに来るそうだ。マイボイ(頻繁ではない)と言っていたけれど。
わたしはけっこう気に入りました。
キンナリーより明るくて好き。
まあ、キンナリーはあの薄暗い、リアル娼館な雰囲気が魅力ではあるんだけど。
看板によれば、ヘブンでは、火曜日と金曜日の午後3時からスペシャルパーティがあるとか。
たぶんフリーフードのバーベキューがふるまわれるはず。
都合がつけば火曜か金曜に遊びに行ってみよう。
ヘブンとキンナリーをはしごするのもおもしろい。
キンナリープレイス(Kinnaree Place)
というわけで、キンナリープレイスである。
いや、正確には先にキンナリープレイスへ行っていたのだが、記事の構成上、後先にしておく。
例のCLUB4摘発事件以降、一時閉店していたようだが、現在は全開で営業中。
いや、でも敷地入口の看板がなくなっているような気がしないでもない。錯覚かな。
まあ、中は今まで通りです。
やっぱり暗いです。以前よりもさらに暗くなったかも。
特に外の日差しがきつい分、目が慣れるまでにかなり時間を要する。
いや、目が慣れても、離れて待機している女性の顔はほぼ識別できない。
全部で20人以上出勤しているように見える。
レベルはわかりません。だって、見えないから。
たまに営業をかけてくる女性とすぐ近くで接客している女性に限って言うなら、けっこういいですよ。特にファランが横に付けている女性はなかなかのレベル。ゴーゴーバーでも充分やっていける容姿。悪くない。
全員をきっちり確認したいなら、自力で歩き回るしかないですね。
奥のエリアにも女性が待機していることがあるんで。
客はファランが10人ほど。あと、日本人らしき客が一人か二人。
キンナリーは有名店だけあって、やはり日本人の姿はいつでも見かける。
日本語が話せる女性まで出現した。
きっちり日本語で挨拶された。
「ワタシニホンジンデス」と言っていた。うそつけ。
「ナゴヤトーキョーホッカイドー」と地名を連呼していたが、どうしてナゴヤが最初に来るのか。タイ人の間ではナゴヤが有名なのか。
たぶん20代後半くらいの女性。ルックスはまずまずでしたね。
興味がある人は、キンナリープレイスへどうぞ。
雰囲気が雰囲気なんで、一人でまったり飲んでも大丈夫かな。
でも、基本的にはファランワールドだし、こういった場所に慣れていな人が一人で訪れると、ちょっと戸惑うかも。
まあ慣れれば平気です。
意外とみんなフレンドリーなんで。
なお、2017年4月10日から、キンナリーのポリシーが変更となった。
週末は有料のビュッフェが開催される。食べなければ無料です(ドリンク代のみ)。
ヘブンとキンナリープレイスの地図
キンナリーは、ソンテウと徒歩で訪問できなくもない。
詳しくは、以下のページから。
関連記事:キンナリープレイス(KINNAREE PLACE)訪問レポート。遊び方と行き方も。
が、ヘブンは徒歩では無理。ゼッタイ無理とは言わないが、やめたほうがいい。
着いたころには汗だくで足もガクガクになっているだろう。
レンタルバイク必須。もしくは、バイタク利用で。
プラタムナック(通称パタヤヒル)には、パタヤ観光名所のビッグブッダや展望台がある。
観光ついでに訪れるのもアリ。
関連記事:パタヤヒルのビッグブッダ(ワットプラヤイ)と展望台【パタヤ観光スポット】
なお、キンナリープレイスの隣のソイには、以前Viperというコヨーテクラブがあったが、その後閉店。さらに別の看板に変わったが、それも外され、現在はこのような姿に。
八百屋兼ブティック。この無節操さがタイの良さである。
キンナリーとヘブン。時間があれば、ぜひはしごしてみてほしい。