いつもより早め、夜10時過ぎのウォーキングストリートを訪れた。
深夜の時間帯に比べると、かなりにぎやか。
何時くらいがウォーキングストリートのゴールデンタイムなのかは難しいところだが、この時間なら、まだまだペイバーされずに踊っているダンサーも多いはず。
アルカトラズ Alcatraz
じっくり席に座るのは久しぶりかも。
前回座った時は、元バービア嬢がゴーゴー嬢として働いていて、がっちり捕獲されてしまい、ゆっくりステージを見ることができなかった。
幸いにも今回は元バービア嬢と遭遇せず、のんびりと鑑賞。
こんなにも広い店内だったっけ。
壁際の客席からステージが遠い。
照明はそれほど暗くないが、顔が判別しづらい。
広いステージで10人くらいが踊っている。
待機嬢が15人か20人くらい。
特に目を引くダンサーはおらず。
スタイルはいいけど、年齢と顔が少々残念とか、
顔はいいけど、スタイルに難ありとか、
そんなダンサーばかりの印象。
客は10人以下。
広い店内がよけいに広く感じる。
日本人駐在っぽいグループが入ってきて、日本人向け要員とおぼしき女性たちが群がる。
さらに、インド・アラブ系の二人連れが入ってきた。どうやら入店前にドリンクをオーダーさせられた模様。
誰からも相手にされず、オレンジジュースを飲み干して、さっさと出ていった。
なんだか哀れに思えるが、少し離れた席に座っていたわたしのところまで、体臭が流れてきていた。
そりゃあ、誰も近づかないよなあ。
彼らが出ていったあとに、こちらもチェックビン。
ドラフトビールが89バーツだったような。
アイアンクラブ Iron Club
つづいてアイアンクラブへ。
つい先日に入店したばかりだが再訪。
この前、友人と一緒に飲んだ21歳のダンサーがすごく気になっていた。
ちょっと本気で話をしてみようかと。
が、場内を探すも、彼女の姿は見当たらず。
ママさんに彼女の名前を告げるも、もう辞めたと言われる。田舎へ帰ったとか。
ああ、やっぱり出会いは一期一会だな。
出会ったその場で、とっととペイバーするなり、連絡先を聞いておくべきだった。
軽く意気消沈していると、他の女を選べとママさんが煽ってくる。
よくよくステージ上や待機嬢をながめていると、深夜の時間帯よりもラインナップは豊富かつレベルも高め。
早い時間帯はやっぱり違うものだな。
日本人好みの顔立ちをしたダンサーもちらほらと。
本人もわかっているようで、二人組のダンサーが言い寄ってきた。
日本語で挨拶をしてくる。
二人ともたしかにかわいいが、体型がちょっと残念だな。
ドリンクをおねだりされたが、頑なに拒否。
すると、アジア系の客が一人で入ってきた。たぶん、韓国人かな。
「ほら。客が来たぞ。仕事に行ってこい」と二人を送り出す。
横目で見ていると、二人はあっさりとドリンクをゲットしていた。
うん、グッドジョブ。
わたしもいい仕事をしたと満足。
真ん中のシャワーブースでファランが大盛り上がり。
上半身裸になったファランがシャワーを浴びていた。ズボンを脱がされそうになって、あわてて阻止していたけど。
華麗かつアクロバチックな吊り輪ショーは見られずじまい。
あれ、結構好きなんだけどなあ。
と、相変わらず、ママさんが誰かをペイバーしろと煽ってくる。
料金表を見せられた。
ショート:バーファイン1000B、レディ3000B
ロング:バーファイン1500B、レディ5000B
なかなか堂々たるプライスですな。
ママさんの体型も堂々たるもの。
ほどほどに楽しんだところで退店。
アイアンは楽しいね、また来ようっと。
コーラが95バーツ。
ブリス BLISS
たぶん、今回の滞在2度目の訪問かな。
時刻は午後11時前。
店内に入ってステージを一瞥してすぐにわかった。
確実にレベルアップしている。間違いない。
が、ゆっくりとステージを鑑賞する暇はなかった。
一人の女がいきなり飛びついてきた。
誰だよ、知らないぞ。
もろに日本を意識した化粧と髪型だ。そこそこかわいい。
しかも、いきなり日本語で話しかけてきたではないか。
「ニホンカラキマシタ」
嘘つけ。イントネーションでわかるわ。
「日本のどこから?」と聞くと、彼女はちょっと考えこむ。
出てきた答えが、「ナゴヤ」
なぜ、東京や大阪じゃないんだ。微妙に外してくるな。名古屋に男がいたか。
「イッショニノム~」「テキーラテキーラ」としつこいこと。
ジャンケンゲームしようとグーを差し出してくる。
断っていると、グーパンチで殴りかかってくる始末。
恐ろしい女だ。
その一方、油断していると、顔を思いっきり接近させてキスしようとする。
キスの既成事実を作って、ドリンクをゲットしようという魂胆だな。
これまた恐ろしい。
まあ、普通にかわいいけどね。胸がシリコンなのはご勘弁を。
かなりのじゃじゃ馬娘。お相手してみたい人はどうぞ。日本人だとわかるとロックオンされるはず。わたしは結構です。
他にも続々と売り込みがやってきて、ゆっくりステージが見れない。
「ダンスが見たいから」とやんわりお断り。
ようやく、ゆっくりとステージ鑑賞。
雰囲気がライトハウスに似てきた。
ステージがほどほどに近いし、人数も多い。10人以上踊っていて、立ち位置変化あり。ここはいいかも。
レベルもそこそこ高い。おばさんも混じっているが、若くてイキの良さそうなダンサーもちらほらと。
こういう感じのゴーゴーバーは選びやすいと思う。
一人のダンサーとずっと目が合った。
すると、彼女はステージを突然降りて、わたしの席に飛び込んできた。
おいおいダンスはいいのかよ。
わりとタイプだったので、ここはおとなしくドリンク進呈。テキーラ。
若く見えたが年齢は26歳。子どもはおらず、肌の張りの衰えは少なめ。
熱烈な接待を受けた。
でも、反対側からナゴヤの女が睨んでいる。怖いよ~。
つづいて、26歳からドラフトビールじゃんけんを挑まれた。これはよくある遊び。
じゃんけんで負けたほうが、決められたジョッキの位置までビールを飲むというもの。
ちいさなジョッキでも4,5回は遊べる。
勝った負けたに関係なく、1回ごとにキス。たまにビール口移し。
テキーラジャンケンより安く遊べるゲームだ。
ドラフトビールなら90バーツだし。ハッピーアワーならもっと安いはず。
楽しいなあ。
でも、やっぱりナゴヤの女が睨んでいる。怖い。
ドラフトビールじゃんけんゲーム1回戦終了。ビールがなくなってしまった。
楽しいもんだから、ついついおかわり。ついでにテキーラもおねだりされた。
ああ、すっかり乗せられてしまった。
2杯もレディードリンクを奢るなんて、めったにないことだ。
まあいいか。楽しいし。
またもや、ドラフトビールじゃんけんゲームで盛り上がる。
うう、このままペイバーしてしまいたい。
連れ出し料金関係を尋ねると、BF1000、ショート2000、ロング4000とのこと。ウォーキングストリートの言い値としては安いほう。
でも高い。
「バーファイン1000、ショートのチップ1000、トータル2000でどう?」と軽く提案するも、一撃で瞬殺された。近くで聞いていたウェイトレスから「キーニャオ」と言われてしまった。
ちっ、盛り上がったから勢いで落とせると思ったのに。
まだまだ修行が足りない。1500なら行けそうな気はするが。
もうちょっと通ってから提案したほうが良かったか。でも、その分の飲み代がかさむことを思えば、とっとと2000Bを受けれいたほうが安上がりとなりそう。
難しいところである。
楽しく飲めたから良しとする。お会計480バーツ。
店を出る時、背中に突き刺さるナゴヤの女の視線が痛かった。
リビングドールショーケース Living Dolls Showcase
つづいては、リビングドールショーケースへ。
ウォーキングストリートのかなり奥のほうにある。
リビングドール1とは別店舗なのでお間違えなきよう。
ひさしぶりの入店となった。
入って左側の客席上段にはカーテンで座れないようになっている。
奥のステージも未使用。
客は少なめ。寂しい入り。
なんだか末期状態のゴーゴーバーのような雰囲気が漂っている。
こりゃあ、やばいぞ。長持ちしそうにない。
ステージ上のラインナップも少々厳しい。以前はレベルの高いコヨーテを揃えていたのだが。
一人だけ明らかに日本人好みの小柄でかわいいダンサーがいた。
が、あっさりと日本人らしき客がペイバーしていった。
まあ、そうなるわな。
バーファインは1000バーツだそうな。
チップは不明。
売込みは激しくない。
暇そうなウェイトレス相手にゆるくおしゃべりするだけなら、意外と快適。
コーラ120バーツはちょっと高い。
とりあえず客を呼び込まないことには話にならない。せめてハッピーアワーか何かで80バーツくらいのドラフトビールを提供すればいいのに。
これにて、ちょっと早い時間帯のウォーキングストリート訪問は終了。
やはり、ペイバーされずに残っているダンサーが多くて、そこそこ見応えがあった。
ペイバー目的だけでゴーゴーめぐりをするなら、9時か10時にはがっつり動き出したほうがよさそう。午後7時半と開店の早いバカラは8時台がいいかも。
だらだら飲むなら深夜も楽しいけどね。
とりあえず、BLISSのナゴヤの女は怖いということがよくわかった。
怖いもの見たさで、BLISSへまた訪問してみようっと。