アジア周遊旅行記32(カオラック夜遊び編)
さて、カオラックの夜遊びである。
事前情報はまったく無し。
昔、某アジアン雑誌でカオラックの記事を見かけたような気がするが、もう雑誌本体は捨ててしまった。
ネットでも情報が出てこない。
昼間のカオラック・ナントンビーチ周辺を散策した際に、普通のオープンバーはいくつも見つかった。
が、見るからに普通のオープンバーである。
壮年の夫婦とおぼしきファランたちが、健康的に飲んでいるだけ。
もしくは、若いバックパッカー系ファランたちだ。
パタヤに巣食っているような不良系ファランは見当たらない。
日本人はもちろん、ほかのアジア系旅行者は皆無。
カオラックのバービア
あやしいバーが一軒だけあった。
VIOLET BAR
昼間はシャッターが降ろされている。
この看板は、バービアっぽいけどなあ。
場所は、マクドナルドの少しプーケット寄りで、国道から路地を入っていった奥にある。
路地の入り口には、カオラックセンターという小さなショッピングモール。
地図
夜になってから、再訪。
すると、シャッターをあげて、きちんと営業していた。
(奥に見えるのがバイオレットバー)
バービア嬢らしき女性二人とママさんとキャッシャーの男。
客は常連らしき不良系ファランが二人でビリヤードをしていた。
間違いなくバービアだ。
バービアおなじみの4目並べゲームとサイコロゲーム(ジャックポット)も置いてある。
一人のバービア嬢はファランにべったり。もう一人は完全におばちゃん。
ペイバーの有無すら聞く気になれなかった。
ビール80バーツで、軽く世間話をしただけ。
バーの人に韓国人か中国人だと思われていた。日本人はめったに来ないようだ。
シャッターが降りているところが全部バービアだとすると、5,6軒くらいにはなりそうだが、開いているのはここだけ。
やはりハイシーズンに来ないとダメのようだ。
カオラックの夜遊びは無理っぽい
他の健全系オープンバーも見て回ったが、やはりどうみても普通のバーだ。
バーテンダーが切り盛りしているだけで、夜っぽいお姉さんは見かけない。
客層もファラン夫婦やリア充系若ファランばかり。
これは無理っぽい。
あとは、ローカル向けの遊び場しかない。
が、頼みの綱のバイタクやトゥクトゥクもいない。
昼間はあれほど客引きしていたのに。
一台だけトゥクトゥクはいたが、ドライバーは車内で熟睡中。
こりゃあダメだ。
これっぽちの努力で諦めてしまうのは夜遊び旅行者として失格だろうけど、逆に過去の経験上、これ以上の捜索は無意味に思えてしまった。
カオラックといっても、ビーチがいくつもある。
今回調査したのはナントンビーチだけ。
ひょっとして他のビーチや、タイ人の住むローカルエリアに行けば、夜遊びスポットがあるかもしれない。
いや、まあ、でもちょっと厳しそうだなあ。
せいぜい、マッサージ屋で声をかけて、仲良くなってどうこうというパターンのほうが手堅いような気がする。
年齢層は高めですがね。
というわけで、個人的な結論。
カオラックでの夜遊びは、あきらめましょう
ハイシーズンだと、バービアが増えていて、遊べなくはないかも。
それでも期待はまったくできません。
ここは、健全かつ静かにビーチを楽しむところですな。