沈没日記25
禁酒日前夜のバービア
本日5月20日は仏教の祝日のため禁酒日。
昨晩19日は、まずバービアから夜遊びをスタートさせた。
19日の24時をもって、バーはクローズするはずだ。
最初に知り合いのバービアを軽くはしご。23時頃にLKメトロかウォーキングストリートの様子を見に行こうと考えていた。
ブッカオのバービアでだらだら飲んでいると、突然の大雨が降りだした。
ここ最近、夜中になると雨が降ることが多い。それもスコールだ。
これでは身動きがとれない。
降ったり止んだりを繰り返しているうちに、深夜0時となった。
が、このバービアも周囲のバービアも一向に閉店する気配はない。
ただ、少し照明を落として、音楽の音量も絞っている。
普通に酒を提供しているし、ビリヤードで遊ぶこともできる。
雨は上がったが、結局、深夜1時半過ぎまで遊んでしまった。
ちょうどバイクに乗った警察官が巡回に来て、ジエンド。
それでも、一部のバービアは営業を続けていた。
中には照明をつけて、音楽もガンガン鳴らしているところすらあった。大丈夫かよ。
深夜2時のウォーキングストリートでの出会い
深夜2時。
どうせ閉まっているだろうけど、ウォーキングストリートの様子を見に行くことにした。
やっぱり、ほぼ全滅。
ゴーゴーバーもバービアも軒並み閉まっている。
バカラは、閉店作業中で、店内にはまだ明かりがついていた。たぶん、0時をまわっても遅くまで営業していたっぽい。
ディスコも同様で、どこも閉まっている。
が、マリーンディスコだけは、中から爆音が聞こえてきた。
まだ営業しているっぽい。ほんとかよ。
通りは、閑散としているが、たちんぼは多い。
それ目当てなのか、アラブ系インド系の男がふらふらしている。
それにしても、たちんぼのレディボーイ率は異常に高いなあ。
ここで選ぶのはあまりにも危険だ。
と、ウォーキングストリートをふらふらしていると、物陰からわたしを呼ぶ声がする。
シャッターのおりた店の前で座り込んでいる女性たちがいて、そのうちの一人がわたしを呼んでいるのだ。
おばさんだった。
誰だ?
知り合いのバービア嬢かと思ったが、心当たりがない。
思い出した。
少し前にバービアの誕生日パーティで、たまたま横に座ったおばさんだ。
関連記事:バービアのパーティは出会いのチャンス。豚の丸焼きもおいしいんで、参加すべし。
なにやらフリーランスで働いているようで、この日もウォーキングストリートのディスコで客漁りをしていたが、見つからずに放り出された。まあ、そんなところだろう。
年の頃なら40前後で、当然わたしの守備範囲外。
でも、おばさんと一緒に座っている女性が気になった。
他に二人いるのだが、そのうちの一人が美人なのである。
これは気になるじゃないか。
おばさんを通じて、紹介してもらう。
紹介料は、近くに出ていたケバブ屋のケバブ1本60バーツ。おばさんにおねだりされたので、喜んで買ってあげた。まあ、半分わたしが食べたけど。
横に座って、気になる彼女に挨拶。
すっきりした顔の美人タイプで、体型も悪くない。
たぶん、ディスコメインのフラーランサーなのだろうと思っていたが、話を聞いてみると、パタヤ近郊で働いているという。
しかも某日本企業勤務。
おお、OLか。
まあ、たぶん工場のライン製造だろうけど、とりあえず日系OLとしておく。
23歳くらいに見えたが、実際は30歳。
仕事が休みの日にパタヤへ遊びに来ているとのこと。
都合よく解釈すれば素人だけど、やっぱり、フリーランサーでしょう。
ディスコで出会って、気が合えば、男と寝る。もちろんカネは取る、と。
まあ別にどっちでもいい。
おばさんが、連れて帰りなさいと煽ってくる。
金銭は発生するだろうけど、見た目は美人だし、連れて帰ってもいいかなあ。
が、彼女はやんわりと断ってきた。
会話はタイ語オンリー。
わたしのタイ語レベルでは、すべてを理解することはできない。
「パタヤには遊びに来た。出会ったばかりで、一緒に部屋に行くことはない。まずは仲良くなることからはじめましょう」
というような内容だと、推察された。
たぶん、そんな感じだと思う。
邪険に拒否されたわけではなく、笑顔で話してくれた。
すぐに電話番号とLINEの交換して友達となる。
ちょっとヤリたい気分だったので、本当に連れて帰ってもよかったのが、これはこれでヨシとしよう。
でも、彼女は30歳だし、もっと即物的な対応でもよかったと思う。
まあ、かりにフリーランサーではない素人と仮定すれば、これが一般的なタイ女性の反応だろうけどね。
ここでお別れ。
彼女はパタヤ近郊の自宅に帰るという。
結局、わたしのバイクの後部座席に座ったのは、ブッカオに住んでいるというおばさんだった。
こらあ、抱きついてくるなあ。
悪いけど、おばさんに興味はないんだよ。
でも、きちんと電話番号とLINE交換。
また別の若い女性を紹介してもらえる機会が出てきそうだ。
ケバブ奢ったんだから、これからもよろしく。
というわけで、禁酒日前夜のウォーキングストリートでは、まったく遊ぶことはできなかったけど、少々面白い出会いがあったというお話でした。
ちなみに、日系OLからは頻繁にタイ語でメッセージが来ますね。
グーグル翻訳を使えばメッセージのやり取りは難しくないけど、面倒くさい。
ビデオコールでの会話に切り替えた。これなら文字通り話が早いです。
うーん、パタヤのディスコ遊びはまったくしてこなかったけれど、出会いの宝庫かもしれないなあ。
ほとんどはおカネ目的のフリーランサーだろうけど、中にはパタヤやパタヤ近郊から遊びに来る一般女性もいるはずで、そういった女性を狙うのもおもしろいかも。
まあ面倒くさいんで、あんまりやらないけどね。