タイ・エアアジアXは、今年10月1日にスワンナプーム空港からドンムアン空港へ移転する。
これに合わせて、今年後半の増便を計画している。
バンコク=シドニー路線が運航再開。日本路線は増便する。成田=バンコク線は1日3便だ。
ドンムアン空港移転後の時刻表も確認しておく。
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タイ・エアアジアX バンコク=シドニー線運航へ
タイ・エアアジアXによるバンコク=シドニー線が戻って来る。
運航開始は、2024年12月1日。
週6便での運航。曜日によって便名とスケジュールが異なる。
XJ382 バンコク発17:15 シドニー着06:50(火・木・日)
XJ388 バンコク発07:00 シドニー着20:35(火・金・土)
XJ383 シドニー発08:15 バンコク着14:10(月・水・金)
XJ389 シドニー発21:50 バンコク着03:45(火・金・土)
バンコクの利用空港は、スワンナプーム空港ではなく、ドンムアン空港だ。
ドンムアン空港からバンコク中心部へは、高架鉄道(レッドライン)、空港バス、タクシーなどを利用して30分で移動できる。
また、スワンナプーム空港サテライトターミナルではなく、ドンムアン空港を使うため、空港内での所要時間も短くなると、エアアジアでは説明している。
バンコク=シドニー線では、フライスルーサービスが利用できる。
プーケット、クラビ、ハジャイ、チェンマイ、チェンマイからドンムアン空港での短時間乗り継ぎが可能。
預け荷物は最終目的地までスルーできる。
8月25日までだが、バンコク発シドニー行きのプロモーションを実施中。
片道5,990バーツからとなっている。
日本=バンコク線は増便に
タイ・エアアジアXより、今年後半に向けての計画が合わせて発表されている。
現在保有しているのはA330型機が8機だが、年末までは11機に増やす。その後は毎年3機から5機ずつ追加していくという。
年末の休暇時期における旅行需要急増を見越して、現行フライトを増便させる。
成田行きが週18便、大阪行きが週14便、札幌行きが週7便、名古屋行きが週7便、ソウル行きが週14便、上海行きが週7便に増える。
ここにシドニー行きの週6便も加わる。
タイ・エアアジアXの路線は全部で7路線となるわけだ。
日本路線でも、ドンムアン空港でのフライスルーが利用可能だ。プーケット、クラビ、ハジャイ、チェンマイ、チェンライまでタイ・エアアジアXを利用して便利に乗り継ぐことができる。
ドンムアン空港移転後のタイムスケジュール
タイ・エアアジアXは、10月1日にドンムアン空港へ移転する。
現在はスワンナプーム空港を離発着しているが、10月1日からはドンムアン空港へ移ることになる。パンデミック前に戻る形だ。
10月1日以降の主な日本路線のタイムスケジュールを見てみる。
時刻変更はあるのか、本当に増便となるのか、確認だ。
関空=バンコク
現行では1日最大2便での運航となっている。曜日によっては1日1便という形だ。
それが今年後半には1日2便、週14便での運航に変わる。
関空発⇒バンコク(ドンムアン)
09:55⇒14:20
20:45⇒01:15
バンコク(ドンムアン)発⇒関空
01:15⇒08:40
12:00⇒19:30
当局の認可待ちの状態だが、たぶんこのまま運航されるはず。
9月30日までのスワンナプーム空港発着スケジュールは以下のとおり。
関空発⇒バンコク(スワンナプーム)
09:55⇒14:05
19:15⇒23:15
バンコク(スワンナプーム)発⇒関空
01:00⇒08:50
10:00⇒18:00
スワンナプーム空港からドンムアン空港へ移転しても、タイムスケジュールに大きな変更はない。便によっては2時間ほど前後するくらい。
ただ、関空発の夜便のドンムアン空港到着が深夜1時15分になるのは、ちょっと面倒だ。ドンムアン空港からバンコク市内への移動はタクシーしかなくなる。もしくはローカルバスか。
成田=バンコク
現行では1日2便での運航となっている。
それが今年後半には1日最大3便、週18便での運航に変わる。
成田発⇒バンコク(ドンムアン)
09:15⇒14:05
12:10⇒17:00
20:40⇒01:30
バンコク(ドンムアン)発⇒成田
02:25⇒10:55
10:50⇒19:25
23:25⇒08:00
成田発の夜便ならびにバンコク発の朝便が追加となる形だ。
日本在住者は仕事終わりに成田を出発し、バンコクを朝に出発してその日のうちに日本へ帰国できるようになる。
9月30日までのスワンナプーム空港発着スケジュールは以下のとおり。
成田発⇒バンコク(スワンナプーム)
09:15⇒14:05
12:10⇒17:00
バンコク(スワンナプーム)発⇒成田
02:25⇒10:55
23:25⇒08:00
成田発バンコク行きは選択肢が増えて、かなり便利になりそう。
くどいようだが、10月1日はドンムアン空港発着となる。
ドンムアン空港からバンコク市内やパタヤへの移動方法は事前に調べておくようにしましょう。
なお、名古屋=バンコク、札幌=バンコクの新しいタイムスケジュールについては各自でお調べを。毎日運航へと増便される。
また、同じエアアジアでも、福岡=バンコク線ならびに沖縄=バンコク線は、タイ・エアアジアによる運航だ。タイ・エアアジアXではない。
現行でも、ドンムアン空港を利用しており、特に変更点は無し。これまで通りだ。
10月1日からは、エアアジアによる日本=バンコク線は、すべてがドンムアン空港に集中する。成田、関空、中部、札幌、福岡、那覇からドンムアン空港へ。
タイ・エアアジアXは増便。
日本各地からエアアジアでバンコクへ行きやすくなる。
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