パタヤではウォーキングストリートに次ぐ歓楽街といえるソイLKメトロが警察当局によって一時的に封鎖される事態となった。
ことの発端は、最近オープンしたばかりのTUK TUK CLUBで起きた。
6月28日午前4時頃、TUK TUK CLUBの従業員同士で喧嘩が発生し、店舗マネージャーがことを収めようと仲裁に入った。が、激昂した従業員は持っていた刃物でマネージャーを刺してしまった。
刺されたマネージャーは病院に搬送されて治療を受けたが、その後亡くなったことが警察より発表された。
事件を受けて、チョンブリ県知事はソイLKメトロへの大規模な一斉捜索を命じた。観光客の安全を確保し、犯罪を抑制するためのソイLKメトロを捜索する。
6月28日の午後9時頃、チョンブリ県と警察が共同で、ソイLKメトロに50人ん以上の捜査官を派遣。
当局はソイLKメトロを封鎖する方法を取った。
誰も外へ出られなくして、各店舗をまわって、各店舗の従業員ならびに客のIDカードチェックを行い、薬物検査も実施した。
危険な薬物や武器などの違法なものは見つからなかったという。
以上がことの経緯だ。
6月28日の夜、たまたまLKメトロを訪れたが、時刻は22時30分頃ですでに警察の捜査は終了しており、通常モードに戻っていた。
事件の現場となったTUK TUK CLUBは閉鎖された状態だった。
オープンして10日程度なのに、いきなりクローズは変だなと思っていた。あとで調べると、そのような事件があった。
6月28日の夜のソイLKメトロ一時封鎖に巻き込まれた日本人観光客もいたに違いない。
まあこういった手入れはたまにあること。客側は特に心配はいらない。警察が店に乗り込んできても黙って座っていればいいだけだ。
特にLKメトロのような外国人専用バーであればなおさら問題ない。
これがタイ人ローカル向けのパブで、それも営業時間外の深夜だった場合は、少々厄介かもしれない。
パタヤ当局はすべての娯楽施設に対して、従業員が心を乱すことなく働けるようにして、従業員は意識をなくすほど酔わないよう促した。店に遊びに来た観光客には丁寧に対応して、安全を確保するようにと。
違法行為があれば、すぐに当局に通報するよう広報して、今回のソイLKメトロ一斉捜索は終了となった。
封鎖はあっさりと解除。もとのLKメトロに戻った。
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